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小説「満天の星空」最終章 2イメージ 1
 
 帰り道、私は何があったのか、不安感にさいなまれながら、急いで広い農道を歩きました。とにかく、瑛子さんがどうかしたのかとても心配でした。あるいは、俊介さんに何かが起こったのかも知れません、私は、あれこれ思いながらも、やっと広い農家の門のところまでたどり着いたのでした。
 私は慌てて俊介さんの部屋へと入りました。そこには、俊介さんの姿も瑛子さんの姿もありません。そうして、私は2階の瑛子さんの部屋にも行ってみました。その部屋にも二人の姿を見つけることは出来ませんでした。私は、一度に襲う不安感で半狂乱になりそうな状態でした。
 「どうしたんだ!一体何があったと言うんだ!瑛子さん・・!俊介さん!!」
と叫びながら、階段を駆け下りたのでした。
 階下に行き初めて気がつきました。俊介さんの部屋に入り、辺りを見渡すと何もないのです。
俊介さん愛用の帽子、バイオリン・・そして、スーツケース等一切が見あたりません。それは、明らかに、旅だった後でした。私は、再び瑛子さんの部屋である二階に入りました。ベットの脇の机の上には、一輪のストケシアの花が置かれ、その下に一通の手紙がありました。表には、「Mさんへ」と記されており、裏には何も書かれていませんでした。
 私は急いで封を開けました。中の手紙は、瑛子さんのものでした。そこには、瑛子さんの気持ちが書かれており、楽しく、そして辛い胸に残る思い出であったこと、そして、兄以外の男性を初めて好きになったことが記されていました。私は溢れる涙を拭くこともしないで、手紙をポケットに入れ、部屋を後にし、農家の奥さんの元を訪ねました。
 そして、どうして急に旅立ったのか、何処へ向かったのか、二人について色々尋ねました。しかしながら、突然だった事以外、何処へ、何故旅立ったのかも解りませんでした。
 私は翌日さっそくレンタカー屋さんに立ち寄り、更に、空港に電話し、また、二人が立ち寄りそうなお店にも行って心当たりを尋ねました。私は傷心のまま、この地を離れ、ロスで用事を済ませ、ハワイ経由で帰国しました。途中、白いドレスの黒髪の女性の後ろ姿を見つけると駆け寄り顔を見ることもありました。
 東京に戻り、俊介さんの実家のある場所を電話帳で探し、連絡をしてみましたが所在はわからないままでした。
 そして、何故急に旅立ったのかと言う疑問も自分なりに、推測出来るように成るのに二、三年の時を要しました。
私は、今でもよく夜空を見上げますが、よく澄んだ星空を、そう満天に拡がる星の煌めきを眼にすると、あの瑛子さんの涼しげな瞳を時折思い出すのです。
     ・・・・・了・・・・
 
 
 
 今回で最終回です。最後までおつきあい下さり感謝です。
 
小説「満天の星空」最終章 1
 
 私が瑛子さんとの待ち合わせ時間の場所に向かったのは、30分も前でした。それは、身も心もじっとして、時を過ごすことが出来なかったに他なりません。7時半のカウンテイーフェアー広場は、陽が沈み山の端が茜色に染まり、ほんのりとして輝いて見えました。イメージ 1 空は既に紺色に織り込まれ、星達が一杯に拡がりを見せ始めておりました。その大空に向かって天空に突き昇ろうとするかのような噴水が、街灯の光を受け美しく燦めいて感じられました。空気は澄み渡り、半袖シャツでは少し寒い程でした。何もかもが輝き賞賛の声を、そう、公園の木々も寝床へ帰る小鳥たちのさえずりさえもあげている様に思えたのでした。
 私は、公園のベンチに腰掛け煙草を吸いました。澄み切った空気とともに煙草の煙が胸の中を心地よく通り抜けていきました。見上げると、もう満天の星達が何かを語りかけてるように
煌めきながら、その星ひとつひとつが、私に遠い宇宙を貫いてこい、自分の意志や想いを表現せよと言っているようでした。星達をみていると、時を待つつらさもここち良く感じていたのでした。
 ふと気づくと、辺りはすっかり暗くなり、8時を10分程を過ぎていました。
 (8時12分か・・・どうしたんだろ・・・・?)
広場の入り口を見ました。すると、何やらカップルが楽しそうにポップコーンを食べながら歩いています。瑛子さんの姿はありませんでした。
 私は、また胸のポケットから煙草を取り出し、一本火をつけました。先ほどの心地よい味わいとは違い、何処か味気ない感じがして十粍も吸うことなく火を消しました。先ほどのカップルも何処かへ去り、私は、また時計を見ました。8時30分を過ぎようとしていました。
(どうしたのかな、何かあったのか・・約束時間を破る様な人で無いはず・・着替えに時間がかかってる・・・否、化粧で時間が・・・否、そうではなく何処か体調を崩したのか・・・しかし30分は遅れることはままあることではないか・・・。)
私は、あれこれ想像しながら、ベンチに横になり満天の星を又見つめることにしました。
(星さん、また話しておくれ)
 
 星空は,先ほどにも増して空一面に煌めきをまして、美しく在りました。天井の星の形をおってみると瑛子さんの姿に見えました。大昔、人は、天空を見つめ様々な想いをつのらせ数多くの星座のお話をえがいた気持ちが解るような気持ちになりました。私は、時を忘れ、夢見るように天空をみつめたいたのでした。気がついたのは、辺りに物音ひとつなくなった1時間後でありました。私は、仕方なく宿舎である農家に向かって帰ることになったのでした。・・・続く・・・
 
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説「満天の星空」第6章 3
 
 私は、それまでの重く切なく退屈だった一日が、急に変わったのを感じていました。胸が高鳴り期待でわくわくすると言うのでしょうか。体中の血液が勢いよく流れだした感じでした私は部屋に戻り、椅子に腰掛け時計を見ました。未だ、6時、私は落ち着くことなく、立て続けに煙草を吸いました。何本吸ったかは覚えては居ませんでした。喉の奥が乾き、何度となく時計を見る私でした。時計の針の進み具合が何とも遅く、時の経つのがこんなにも遅く感じたことは今までにないくらい初めての経験でした。何をしても、2時間という残りの時をうまく使えそうな気がしませんでした。
 頭の中では、会って最初に何という言葉からはじめていいか、いろいいろ考えては再考するといった状態で、否、それより、彼女が来たら駆け寄って抱擁すべきだ・・・等と混乱しかつ喜んでいたのです。
 今までに抱いていた瑛子さんに対する想いのすべてを彼女に語り、正直に愛していると言うことを告げよう、そう、唯それイメージ 1だけでいいのだ、様々な想いをまとめるのに、さして、時間を要しませんでした。そう、心が決まると何にもまして残りの時間が、あまりに長く感じるのでした。・・・続く・・・
 
 
 
 
 
瑛子に捧ぐ挿入歌
語り尽くせぬ想い 
There are no words, I can use
Because the meaning still leaves for you to choose
And I couldn’t stand to let them be abused , by you.
 イメージ 2
Won’t you give me your word that you won’t laugh
Cause you’ve been a saving grace to me
And I hate to face a day without you around
My life would be without sound
 
Love, love, love love’s must’ve made on Sunday
Cause you taste to me as good as God made honey taste babe
And the sky all glistens with gold
When you’re talking to me
And the whirling wind to song
Why it sets my soul free
Love, love, love love’s must’ve made on Sunday
 
There are no words, I can use
Because the meaning still leaves for you to choose
And I couldn’t stand to let them be abused , by you.
 
Oh darling, you see my face
But it’s my heart that’s where it’s taking place
And I couldn’t stand to let it go waste
Can you ….
 
Oh love, sweet blue love
No man can ever get enough
But maybe one day we’ll all die in love
Will you …Oh love, sweet love, my…love
Oh babe, understand
Take my love that’s all I have at hand
Please say you will …Don’t say you can’t
Oh will you Will you Will you
 
The moment you walked inside my door
I knew that I need not look no more
I’ve seen many other girl before, but darling
Haven must’ve programmed you
 
The moment you fell inside my dreams
I realized all I had not seen
I’ve seen many other girl before, but darling
Haven must’ve programmed you
 
  語り尽くせぬ想い
Sweet blue love introduction
 
言葉が見つけられない
たとえなんとかして
この気持ちをあらわしたとしても
君に正確につたわるかどうかわからない
そしてもし伝わらなかったと思うと
いたたまらない気がして・・・・
 イメージ 3
 
Made on Sunday
 
笑わないと約束してくれないか?
優しい心の君のことだから
きっと笑わないと思うけれど・・・
毎日君の顔を見ないと気がすまないんだ
君がいなかったら
生きている意味もないぼくだ
 
愛は,愛は
日曜日に君をつくったに違いない
君は神聖な蜂蜜の味がする
君がしゃべりだすと
空は輝いて黄金色
渦巻く風さえ優しい子守歌
そしてぼくの魂は限りなく自由
愛は,愛は
君を日曜日に創ったに違いない
 
Sweet blue love
 
言葉が見つけられない
たとえなんとかして
この気持ちをあらわしたとしても
君に正確につたわるかどうかわからない
そしてもし伝わらなかったと思うと
いたたまらない気がして・・・・
 
ダーリン ぼくの顔を見ておくれ
できればぼくの心の中を
見てもらえたらいいのだけれど・・・・
君に抱くこの想いを
むざむざと無駄にはしてしまいたくはないんだ
この気持ちが君に伝わりさえすれば
きっと君だって・・・・
 
スイートブルーラブ
人は誰しも満足しつくすことはない
でも少なくても愛に生きて
愛に死ぬことができたら
それでいいと思わないか?
そうしてくれないか?
ぼくがもっているものと言えば愛だけなんだ
信じておくれ
お願いだ・・・
 
Heaven must’ve programmed you
 
君がぼくのドアを押して入ってきた瞬間
ぼくの心は“君しかいない”と知ったんだ
今までずいぶんたくさんの女性に出会った
だけどダーリン・・・・
神はぼくの人生に
はじめから君を選んだに違いない
 
君がぼくの心にふれた瞬間
ぼくの心は目を覚まし
見えなかったものも見えるようになった
今までずいぶんたくさんの女性に出会ったけど
だけどダーリン・・・・
神はぼくの人生に
はじめから君を選んだに違いない
 イメージ 4
小説「満天の星空」第6章 2
 
 私はいつもと違う二人の様子に、兄妹喧嘩でもしたのか、いや病気にでもなったのかとあれこれ不安になったのでした。私は自分の部屋に戻る気がしなかったので、テラスにいました。
 できれば、瑛子さんの傍らにいて、疲れ切った顔でもいいので、そっと眺めていたいと言うか、いや瑛子さんを、ずーと見ていたかったイメージ 1のです。そんな思いの中でテラスでボーッとしていたのでした。
 私は、外に出て少し暗くなった空を眺めながらギターを弾いていました。はじめは、ポロンと気のない演奏でしたが、やがて瑛子さんの為の曲作りに夢中になりはじめ、歌詞をノートにまとめては、あれこれ歌詞にあう和音(コード)を探し、調子がよくなってきたところでした。
 「Mさんですか?。」
 という子供の声が不意に、後ろから聞こえたのでした。振り返ってみると隣の農家の息子が、瑛子さんからの伝言を言いつかったとのことでした。その内容は、今日8時カウンテイフェアーの噴水の前で待っていて欲しいとのことで、私は、一も二もなく、
 「うん、わかった。瑛子さんに、承知したと伝えておくれ!」と頼んだのでした。その子は、少し、私を見つめ、微笑んでから、走って家の方へ帰りました。・・・続く・・・ 
小小 「満天の星空」第6章 1
 
 次の日、私は、瑛子さんに恋してるかどうかと自問することはありませんでした。が、しかし、私は彼女のこと考え続けました。彼女の運命が痛く私の興味をそそったのです。そして、
二人が思いがけず巡り会えたことを本当に嬉しく思ったのでした。
 いったい、瑛子さんは私のことを愛してくれているのだろうか??等と考えながら、自分の部屋で過ごしました。私の部屋を訪れてくれないかと期待しながら・・。そして、その次の日は、瑛子さんは何やら、加減が悪そうで食事の時以外、殆ど会って話すことはありませんでした。瑛子さんはヘアーバンドをして階下に降りてはきましたが、その顔は青ざめて、眉を細める仕草が多く、何か面やつれしたように感じられました。それでも、私を認めると
 「直ぐに直りますわ・・何でもありませんの・・・私良くなりますよね・・?」と言ってまた、直ぐに二階へと上がって行きました。私は何だか不安を覚えました。胸の中が空っぽのような、それでいて締め付けられるような、感傷的な気持ちに成るのでした。
 俊介さんも何やら調べものがあるらしく、あまり顔さえ出さず部屋に閉じこもっておりました。瑛子さんだけでなく、俊介さんも、いつもとは違って感じられたのです。・・続く・・・イメージ 1

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