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今より数十年前。
家族4人、父の白い車(当時 1代目カローラバンデラックス)での買い物帰り。
午後の日差しも強く、良い天気だった事は覚えています。
小さな弟との助手席争奪戦で勝ち取ったシートで満足していた私。
まだ幼稚園児の頃です。
国道16号、横浜線橋本駅近くの踏切を渡ろうとした時の話。
一時停止した父の車。
きょろきょろしていた私。
車が走り出す瞬間、前を見ると踏切内正面に人が。
あれ?父は停まる様子がない。
気付いていないのか?
慌てて騒ぎ出す私。
女の人がいる危ない!!!!
とっさに車を停めた父。
後席で驚いている母。
再度確認して走り出した父。
『お前(私の事)はうるさい、黙ってろ』みたいな事言われた記憶。
その間も騒ぎっぱなしの私。
『ほら、すぐそこに女の人がぁ』
踏切内にたたずむ一人の女性。
頭はうなだれ長い髪で顔は見えません。
薄黄色のブラウスに膝丈の真紅なスカート。
しかし車は止まる事なく踏切を通過してしまった。
私は瞬間下を向いたようです。
父が人をひいてしまったから。
一瞬ではありますが、
悪い事をしてしまった。
罪悪感。
なんとも言えない凄く嫌な気持ち。
しかし、両親はこの子何を騒いでいるんだ、いつまでも。
ってな具合です。
勿論、事故など無いし、誰もいなかったのですが、私には見えていました。
そこに一人の女性がいた事を。
あの容姿は長い年月が経過した今でも忘れることはありません。
当時の私はお化けの存在を認知していませんでした。
※これから、このような実体験をアップしようと思います。気まぐれですが。
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