前出のほめ言葉と同じく、コメントを求められて、スーっと言葉が出ないのが、
我々日本人の共通する国民性といえる。
生活習慣や日本の文化が、この国民性を産んだといえるように思う。
グローバル化が進んだ今、対外的に主張できないもどかしさは、
このような原点ゆえかもしれない。
白洲次郎のような個性派ばかりの日本人になっては、日本らしさが
なくなるのかもしれないが ^^; 外交に携わる人々には
持っていてほしい資質である。
最近では身近にアジアの人たちも含め海外の人たちとの交流の機会が多くなっている。
自分の意思を的確に相手に伝えて、事を優位に運ぶ、そのための手段を「コメント力」と
してまとめられている。
「切れのよい」発信をするためにも大いに学びたい内容である。
内容
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この一言でビシッと決める!仕事でも、プライベートでも、毎日のように
「コメント」をすることが求められている。
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今の知識と教養のままで、どう切れ味をよくするか?
優れたコメントを集めた「コメント力トレーニング集」を使って、そのコツをつかみ、
「コメント力」を意識化することで磨いていく。
目次
| プロローグ 「コメント力」は現代社会を生き抜く必須の能力 | |
第1章 「コメント力」とは何か?
1 コメントとは何か
2 優れたコメントとは
3 「コメント力」の鍛え方
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第2章 「コメント力」トレーニング集
攻撃されたときにかわす
人をなぐさめるとき
答えに窮したときにかわす 他
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第3章 優れた「コメント力」
1 人をほめるコメント
2 味に関するコメント
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第4章 独創的な「コメント力」
1 『エースをねらえ!』に見るはげましのコメント
2 「なのだ力」で展開する“バカボンパパ”の「コメント力」
3 決めゼリフ漫画としての「スヌーピー」
4 『枕草子』に学ぶ物づくしの「コメント力」
5 「ムーミン谷の住人」にあふれる大人の知恵
著者
| 齋藤孝[サイトウタカシ] | |
1960年、静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て、
現在明治大学文学部教授。専攻は教育学、身体論、コミュニケーション技法。
『身体感覚を取り戻す』(NHKブックス)で、2001年、新潮学芸賞を受賞。
暗唱、朗唱を提唱する『声に出して読みたい日本語』(草思社・毎日出版文化賞特別賞受賞)が
ベストセラーとなり、話題を呼ぶ。NHK教育テレビ「にほんごであそぼ」の企画・監修
出版社:筑摩書房
出版年:2004年10月10日 第1刷発行
ISBN:4480816380
ページ:206P
定価:1260円
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