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個人メドレーを種目とする私は、 4種目をすべて泳がなくてはなりませんでした。 その中で、一番苦手だったのが平泳ぎ。 平泳ぎとは、人間に一番無理な格好をさせる泳ぎです。 一見バタフライのほうが無茶な泳ぎ方のように見えますが、 実は平泳ぎこそ、理にかなっていない泳ぎ方の代表なのです。 背中を海老反りにし、なおかつ股関節をできる限り伸ばし、足を引きつける。 そんな平泳ぎでも、効率よく泳ぐことが重要になります。 まず大事なのがキック。 膝を開かないようにして、カカトをお尻まで引きつけます。 この時、膝が下に下がらないように注意しましょう。 次に足首をお尻の真横に出します。 ちょうど、お姉さん座りのような形です。 この時点ではまだ膝は開きません。 最後にスネの内側で水を捕らえながら蹴ります。 足を伸ばした時に、ぶれたり、開いたりしないように ピッタリくっつけましょう。 次は手です。 手のひらからヒジにかけての面を使い、水をかきます。 これは、すべての泳ぎに通じることなので覚えておくと良いでしょう。 また、手首が曲がったりしないように注意しましょう。 イメージは、船のオール。 腕の中に1本の棒が入っているのをイメージして 泳ぐと良いかもしれません。 まず手を伸ばし、肩幅よりやや広げた所までかきます。 次にヒジの高さをキープしたまま、胸のラインまでかいてきます。 そこからヒジを胸の前まで持ってきます。 この時、オール部分(手のひらからヒジ)は意識しなくても、 真っすぐになっていれば自然に手は胸の前でくっつきます。 最後に指の先から真っすぐ前に伸ばします。 ヒジが開かないように気をつけましょう。 腕で水をかいている間に足を引きつけ、腕を伸ばす時に足で水を蹴る。 これらのタイミングが上手く取れるようになれば、 より速く泳げるようになるでしょう。 クロール同様、鏡の前で練習してみると良いかもしれません。 皆さんは、日々陸上トレーニングをどのくらいしているでしょうか? 競泳選手を目指すならば、 小さいころからガンガントレーニングをすれば強くなれる。 これは、間違った知識です。 体操選手のように、身軽で小さめの体を理想とするスポーツならば、 違うかもしれませんが……。 競泳は大きな体で大きな泳ぎをしたほうがより効率的です。 子どもが一番成長する時期に厳しい陸上トレーニングをやりすぎると、 本来身長が伸びるために必要な栄養分が、 すべて筋肉へと変わってしまいます。 つまり、成長をさまたげてしまうのです。 かといって、まったくトレーニングをしないわけにはいきません。 人それぞれ個性があるように、体にも個性があります。 通っているスイミングクラブやスクールの先生(インストラクター)と よく話し合って、トレーニング内容をもう一度見直してみましょう。 |
【水泳】田島寧子のトレログ
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