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前回までは、安全にトレーニングをするフィールドとして、 山岳路を取り上げてきました。 上り坂は、身体を鍛えるには好条件がそろっているので、 今でも積極的に取り入れています。 知らず知らずのうちに鍛えられていたというのが本音のところで、 山登りにハマってしまう方も多いようです。 ヒルクライム専門というサイクリストもいらっしゃるほどですから、 相当に奥が深い。 そんな専門家をよそに、僕は下り専門(自称)です。 初心者のころから、山道を猛スピードで下る爽快感を求めて走っていたのが、 今でも続いています。 自分が目指す「下り坂の本当の着地点」まで、 17年走っていてもまだ行き着きません。 下り坂は、自ら加速したスピードに加え、 重力の助けでグングン速度が高まります。 「加速しやすく停まりづらい」これを頭に入れて下らなければなりません。 坂の傾斜により、前傾姿勢が強まり、 腕に力が入るばかりか、ハンドル操作が難しくなります。 スピードが高まると、減速やコーナリング時に 慣性モーメントが強まって、 自転車を思いどおりに運転するのが難しくなります。 ブレーキ操作では、市街地を走る時とは異なる配分が必要です。 比較的緩やかな速度の市街地では、 前ブレーキ3割、後ろブレーキ7割が基本です。 速度が上がるにつれ、前ブレーキの制動力配分を高めていき、 後ろブレーキは緩める方向になります。 前ブレーキ8割、後ろブレーキ2割あたりが もっとも制動力を発揮できる配分になります。 ただしそれは、路面状況にもよりますし、 適切な体重移動などを前提としたブレーキ操作。 いわばエキスパート向けの操作方法になります。 初心者がマネをして前ブレーキを強くかけ過ぎると、 前転する危険もありますので注意をしてください。 |
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こんにちは! きょうは、相手バッテリーとの「駆け引き」や 「さぐり合い」について紹介したいと思います。 まず最初にお断りしておきたいのは、 小学生のうちはあまり相手のピッチャーが どんなボールを投げてくるかといったことは 考えなくていいということです。 ストライクが来たら、 思い切ってがんがん振ってってください。 高校、大学、社会人と、年齢が上がるにつれて、 ピッチャーも変化球を投げるようになって球種が増えてきます。 そうなると、相手ピッチャーというか、相手バッテリーが 次に何を投げてくるのかを考えないといけなくなります。 日本の場合、配球を決めるのはキャッチャーであることが多く、 しかも、キャッチャーというのはいったんレギュラーをつかんだら、 よほど大きなケガでもしないかぎり、 いちばん長くその座にとどまれるポジションなんですよね。 だから僕は現役時代、 ほかのチームのキャッチャーについて研究していました。 キャッチャーにも、 人によってリードするときの癖みたいなものがあります。 僕は代打で出ることも多かったわけですが、 2アウトでランナーなしなんて場面だったりすると、 僕の場合はまぐれの一発があるから(笑)、 キャッチャーはその一発を出させないようにっていう配球になるんです。 そこで僕は、そのキャッチャーがどんな球をピッチャーに要求して 最初のストライクをとりにくるのか、考えたものでした。 キャッチャーとピッチャーの組み合わせによって いろいろなパターンがあります。 例えば、スライダーが得意なピッチャーの場合、 まずはインサイドに投げることを要求するキャッチャーは 少なくありません。1球インサイドに投げておくと、 その後のスライダーが活きてくるからです。 僕がインサイドが苦手ってこともあります。 そんなとき、心の中ではスライダーを狙ってはいるんだけど あえて初球のインサイドでバットを振ってみせて、 「あれ? てっきりスライダーを狙っているとばかり思ってたのに」 とかってキャッチャーを迷わせたりするんです。 ボール球が来たときにもわざと振りそうな形にしておいて、 その次のボール球ではピクリとも動かないでいたり……。 大事なのは相手に悩ませること。 こっちが悩んだら、打てなくなっちゃいますから。 |
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みなさん、こんにちは。 早いもので、私のブログもこれで最後になります。 最終回のきょうは、レースに出るための必要な準備と、 直前のトレーニングについて紹介します。 レースに出るにあたっては、まず目標を持つことが大事です。 目標を持たずに走っていてもやる気は出ませんし、 長続きしません。「○月○日の○○○大会に出る」と決めた瞬間から、 これまでの生活を変えてみましょう。 早めにベッドに入る、食事は必ず3度とるなど、 規則正しい生活を送ることで気持ちにもメリハリが出てきます。 初レースがフルマラソン(42.195km)という方を 耳にすることがあります。絶対ダメということはありませんが、 5kmや10kmといった短い距離でのロードレースを1回は経験して、 大会の雰囲気をつかんでおくことをおすすめします。 大会前に限った話ではありませんが、 練習を続ける過程で少しでも体に違和感を感じたら、 「10km走」を「ウォーキング」にするなど、 練習内容を変える勇気も必要です。 そして大会直前の2週間は調整期間と考え、 ハードな練習を避け、軽めのものをとり入れましょう。 疲れが残っていない状態でレース当日を迎えてください。 体調は十分に整えてきたものの、 スタート直後にペースを乱して後半に失速してしまったり、 完走できなかった、というお話をよく聞きます。 まわりの人みんなが速く思えてきて、 周囲のランナーのペースに引きずられ、 予定していたよりもハイペースで走り始めてしまったという人もいます。 初レースのスタートの瞬間ともなれば、緊張するのは当然です。 自分の力を100%発揮できるよう、 とくにスタート直後は慎重に自分のペースを守りましょう。 【必需品】 ウェア&パンツ、シューズ、ソックス、タオル、大会要項、 帽子&手袋(冬)、着替え、腕時計、ゼッケンorゼッケン引換券 (ゼッケンをウェアに付ける安全ピンは、支給してくれる大会が多いようです) 【便利なもの】 サングラス、日焼け止め、ワセリン、ウエストポーチなど 最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。 私はこれまでと変わらず、 ランニングを普及させる活動を続けていきますので、 どこかでお会いすることもあるかもしれません。 そのときは声をかけてくださいね。 1月14日、「谷川真理ハーフマラソン」が行われました。 この大会は、地雷廃絶チャリティーマラソンとして 毎年1月に開催しているもので、 今年も約1万人のみなさんがエントリーしました。 参加費の一部や大会当日のオークションで集まったお金は すべて『難民を助ける会』を通して寄付させていただいています。 この大会の参加者は全国に広がっています。 来年はぜひみなさんもエントリーしてください。 平和でなければランニングはできません。 1億2000万人がランニングを楽しむような日本になることを、 私は願い続けています。 最後に私、谷川真理からみなさんにこの言葉を贈ります。 忍耐は苦しい けれどもその実は甘い |
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全国的に温暖な今年の冬。 僕の住む長野県も例年になく温かい日々が続いています。 昨年は40年ぶりの大雪に見舞われたそうですが、 長野県人歴3年目&佐賀県出身の僕には 降り積もる雪を見て「さすが雪国!」とある意味で感動しました。 今年は、雪も少なく温かな冬で快適です。 とは言っても、太陽が降り注ぐ南斜面の話で、 北斜面の山岳地域は雪と氷に覆われています。 前回ご紹介しました山岳トレーニングはスピードが遅い状態での 高負荷ワークなので、全身から汗が噴きだします。 実際、全身から湯気が立ち上る時もあります。 通行人や車のドライバーの方々が「えっっ!」と 驚かれる顔を拝見するのも、慣れました。 うれしいのは、下校途中の子どもたちが 「がんばれ〜」と手を振ってくれることですね。 このような季節・状況で効果的なトレーニングを行うには、 汗の処理にかかっているといえるでしょう。 登りは運動中なので寒さを感じづらいですが、 下り坂は運動量が極めて低く、 汗でぬれたウエアーがぐんぐん体温を奪っていきます。 下り坂では外気温以上に、走行風で体感温度がガクッと下がり、 ウエアー内部の汗が凍ってしまうこともありました。 そんな時はもちろん補給用のボトル内の水も凍ります。 水分が摂れないことは命とりになりかねないので、 ボトルが凍ってしまわぬうちに、布で覆ったりして防寒をしてあげます。 もともと外気温が−8℃で、スパイクタイヤで氷の上を走っていたりする状況。 こんな極限の体験から学んだことは、0℃でも道路が凍らない場合もあり、 逆に日陰は気温が1℃以上でも凍結している恐れが高いということです。 |
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みなさん、こんにちは。 今日は前回に続き、 「平常心」についてのお話から始めようと思います。 「平常心」って、口で言うのは簡単ですが、 スイッチを切り替えるように 「平常心」になれるわけではないですよね。 やはりそれには、 ちゃんと練習をやってきたんだという自信が必要です。 自分はここまでやってきたんだから、 安心して試合を迎えられんだって気持ちがないと なかなか平常心ではいられません。 ところで、僕はものすごく練習をやってきたほうでは なかったと思います。努力家でもなかったし、 どっちかって言うと練習は嫌いなほうでしたね(笑) 昔は、3時間でも4時間でも長く練習するほうがいいと 言われていましたけど、僕はたとえ1時間であっても、 しっかりとした目的意識をもって練習に集中できるのならば、 そのほうがいいと思っていますし、 実際そういう練習をしてきたわけです。 その中で自分に力がついてくるのを実感できていたので、 舞い上がったりすることなく試合に臨めていました。 自信を持つことができたんでしょうね。 それは「誰よりもたくさん練習したんだ」 というような量の問題ではなかったと思います。 さっきも書いたように、 僕はものすごく練習をするほうではなかったわけですから。 たぶん、どれだけ集中してできたかということに 自信があったんですね。 蹴ることひとつを例にとっても、 50本蹴って何本狙ったところに当たったかではなくて、 10本をとにかく集中して全部当てるつもりで蹴るほうがいい。 人間は何時間も集中しつづけることはできません。 しっかり練習する1時間は、 だらだら練習する3時間よりも価値があります。 仕事の場合でも、 パソコンの前に6時間も7時間も張り付いて残業するよりも、 集中してバッとやったほうがいいんじゃないかと思います。 次回はなんと最終回になります。早いものですね。 引き続きお付き合いください。 |




