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みなさん、こんにちは。 西武ライオンズ投手コーチの荒木大輔です。 僕は、小学校の時に地元のリトルリーグに入ってから ずっと野球をやってきました。 野球選手を辞めたあとも、 スポーツキャスターとして野球の取材や解説をしたり、 アメリカに渡って投手コーチの勉強をしたりと、 野球から離れることはありませんでした。 いまは再び投手コーチとして ユニフォームに袖を通し、野球の現場に戻っていて、 ご存知のとおり、ペナントレース真っ只中です。 「トレログ」では、いままで培った僕の経験をもとに お話していこうと思っています。 短い間ですが、どうぞよろしくお願いします。 “楽しむ”――それは野球に必要なことです。 野球を長い間やるためは、 やっていて「野球=楽しい」に なることが大事だと思うんです。 子どもたちの練習は、特にそうでしょう。 「野球=きつい」になってしまって、 長続きしなければ何もなりません。 僕らの世代は、小さい時からすごく走らされながらも、 なんとか耐えてきましたが、 走り込みばかりやらせてしまうと、 どうしても「きつい」というイメージがついてしまいます。 それよりも、どんどんプレーさせて、 「楽しい」と感じられる練習をしたほうが、 とくに子どもたちにとってはいいと思います。 草野球をやっている人たちは、 野球をプレーすることをとことん楽しんでください。 家に帰ってまでトレーニングだとかなんだとか追い込むと、 草野球じゃなくなりますからね。 ゴルフの話をしているおじさんたちのように、 あそこの場面はどうだったとか、 コースがどうたったという話ができれば最高ですよ。 みんなでお金を出し合ってグランドを借りて、 ユニフォームを着てやるんですから、 楽しくやれるのが一番です。 「バッターとの駆け引き」には、 ピッチャーならではの楽しさがあります。 しかし、実際にこの駆け引きを楽しめる レベルに達するのは難しいことです。 プロの選手たちにも、 常にその駆け引きを楽しんでもらいたいのですが、 なかなか到達できません。 一生懸命に投げるばかりで、楽しむことができないと、 うまくいくこともいかなくなったりします。 プロであっても、肉体的なことだけでなく、 精神面も鍛えることも必要です。 バッターの動きを見てどんな球を待っているか考えたり、 バッターのしぐさを見てカリカリしているなと思ったときに 「わざと緩いボールを投げてやろう」 と考えながらやるのは、楽しいものです。 強打者を緩い球で打ち取ったときの快感というのは、 ピッチャー以外には味わえない感覚ですからね。 「あ〜、次の打者は○○だ、どうしよう」 ということを考えた時点で、 もう半分以上負けているようなものです。 バッターとの対決が楽しめれば、 わりといい結果につながるものですよ。 「楽しむ」にもいろいろありますが、 まずはそれぞれの野球を楽しむことを 心がけてみてください。 |
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2006年07月26日
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