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自分で局面を打開していくドリブルは、 見ていてもカッコいいものです。 僕の場合も、マラドーナの影響が強かったですから、 ドリブルにあこがれました。 とはいっても、試合となると、 ドリブルする場面ってそれほど多くない。 やはりパスのほうが多いんです。 で、きょうはパスとパスを出すときに不可欠な 状況判断についてお話しようと思います。 前回も書きましたが、まずは近い距離で正確に 相手の足もとに蹴れるようなることが大切です。 そして少しずつ距離を広げていき、 遠くにいる相手にも正確なパスを蹴れるように練習します。 距離が長くなれば、蹴り方も変わります。 飽きずに地道に、練習を続けてください。 練習のときとは違って、実際の試合では、 まわりに相手チームの選手が何人もいる中で パスを出さなければなりません。 そういうときにまず必要なのが、 思ったところに正確に蹴れる技術なわけです。 そしてもう1つ必要となるのが、状況判断です。 ボールを持ったとき、次に何をするかを決めるのは、 0.0何秒の判断です。 「こうしようか、それともああしようか」なんて、 迷っているヒマはありません。 ここで一番大事なのは、周りを見ていること。 それも、蹴るときに見たのではもう遅い。 ボールが来る前にしっかり周りを見ておいて、 ボールが自分のところに来たら即座に判断して蹴るんです。 判断よりもむしろ予測のほうが重要と言ってもいいですよね。 少し視野を広げてみてください。 あそこにボールを持っている人がいて、 味方の選手や相手の選手がどう動いているか、 あるいは動こうとしているかが見えてくれば、 じゃあ自分はこっちにボールを出そうという答えが、 自然に出てくるようになりますから。 こういうことは、実際に試合に出ないと なかなか身につかないものです。 たとえば4対4とか、相手をつけて練習することはできますし、 そうした練習は非常に大切です。 でも、やっぱり実戦にはかないません。 相手プレッシャーの厳しさも、 自分の緊張感もまるで違うからです。 だからこそ、試合に出たときには ただボールを追いかけるのではなく、 目的意識をもってプレーしてほしいと思います。 自分の技術の向上につながるだけでなく、 もっともっとサッカーが楽しくなるはずです。 |
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2006年12月01日
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