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【水泳】田島寧子のトレログ

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素質と能力、そして思い描くこと


皆さんが普段口にしている白身魚と赤身魚。
白身魚は瞬発力系、赤身魚は持久力系という特徴があります。
実は、人間の筋肉にも白身と赤身があるのです。
元々持って生まれた、
または成長する過程で培われた筋肉によって、
運動能力は瞬発力系か持久力系に分かれます。
トレーニングをしていく中で、
自分に合った練習方法を知る必要があります。

各種目の50mや100mが得意な人は、
スプリントと呼ばれる短距離選手用の練習をします。
リレーの選手などもスプリントの練習に入って良いでしょう。

バタフライ、背泳ぎ、平泳ぎ、
自由形の200m、自由形の400mが得意な選手は、
ミドルディスタンスと呼ばれる中距離選手用の練習をします。

400m、800m、1500mの自由形と、400m個人メドレーが得意な人は、
ディスタンスと呼ばれる長距離選手用の練習をします。


◆ 自分に合った種目と練習の選び方

それでは、どのように自分に合った種目、
練習を選んだら良いのでしょうか?

私は最初、背泳ぎが得意だったので、
「自分は将来、背泳ぎの選手になるのだ」と思っていました。
が、私のスイミングスクールは、
選手育成のクラス分けを
個人メドレーのタイムで決めていたのです。
そして、クラス分けの試験があるたびに、
私は個人メドレーが得意だということがわかってきました。
また、いろいろな練習をするうちに、
長距離が得意ということもわかってきたのと同時に、
短距離と平泳ぎが苦手であることも発見しました。

そう、経験こそ全てです。
大会だけでなく、日々の練習の中で
「私はこれが得意だ」と思ったものを、
先生に相談してみる。
また、新しい種目に挑戦してみる。
何にでも、挑戦してみて、
初めて自分に合った種目とめぐり合う事ができると思います。



◆ イメージトレーニング

自分の中のイメージは、何をするにも大切です。
皆さんも、どこかで「イメージトレーニング」
と言う言葉を聞いたことがあるでしょう。

そっと目を閉じ、意識を集中して、最高のイメージを……。
聞いただけでも堅苦しくて、思わず眠気を誘いますね。
でも、イメージトレーニングは、
もっと簡単なことではないでしょうか?

私に言わせてみれば、
「イメージトレーニング=妄想世界」。

最高の泳ぎをして、ベストタイムを出し、1位を取るイメージ。
なんなら、表彰台の真ん中で
満面の笑みを浮かべているシーンを妄想してもいいでしょう。

要するにイメージトレーニングとは、
余分な緊張を無くし、最高の気分でレースするためにあるのです。

堅苦しく考えずに、楽しく、明るい妄想をしてみてはいかがでしょうか?


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競泳とは


「競って泳ぐ」これが、競泳です。
学校やスポーツクラブの大会からオリンピックまで、
大会規模の大きい小さいなどいろいろありますが、
レースに出場し、優勝する、これが競泳選手の目標です。
2位でゴールすれば、銀メダルはもらえます。
しかし、競うからには、トップを目指します。

では、どのようにしたら勝てるのでしょうか?

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◆ 意識

まずは意識の問題です。

わたしは競泳選手でトップになるために、
一般人の生活はあきらめました。
何かを極めることとは、
普通を捨てることだとわたしは思います。
自分の過去を振り返ってみても、
学校生活、放課後の遊び、寄り道……
ふだんの『楽しいこと』が、すべて
『苦しいトレーニング』へと変わっていました。
狙うモノが大きければ大きいほど、
代償もそれ相応のモノになるのです。

みなさんも学校、仕事、
その他ふだんの生活ペースに合わせていると、
練習する時間はどんどん無くなっていくと思います。
オリンピックを目指している人でない限り、
すべてを水泳に捧げるということは
なかなか難しいと思いますが、
自分の意識の持ちようで
練習時間は今よりももっと生み出せるかもしれません。
そうして苦労した結果、良い成績が出れば、
きっと喜びは倍以上のモノとなって返ってきます。
自分の生活パターンをもう一度見直してみましょう。


◆ 体作り

次に、体作りです。
これを読んでいるみなさんの中には、
厳しいトレーニングをはじめ、
日々たゆまぬ努力をしている人も多いと思います。
が、しっかり休養は取れていますか?

当たり前のことですが、
トレーニングをすれば筋肉痛になります。
筋肉痛とは、筋肉が傷ついた状態です。
その傷ついた筋肉は、休養を取ることで回復し、
より丈夫で強くなるのです。
がむしゃらにトレーニングをすれば
強くなれると思ったら大間違いです。
トレーニングをした分は、きっちり休んで、
筋肉を回復させてあげましょう。


◆ 食事

最後は、食事です。
みなさんは、競泳選手の正しい栄養補給の仕方を
ご存知でしょうか?

たとえば、車にサラダ油を入れても走ってはくれません。
サラダ油がダメだからと言って、
ゴマ油を混ぜてみても、やはり車は走りません。
車と同じで、人間の体も、
間違った物や余分な物を入れたのでは、
しっかり機能してはくれません。


◆ 精神、肉体、食事を揃える

精神、肉体、食事。
これらがすべて揃わなければ、競泳選手は作れません。

では、どのようにしたら、
これらをバランス良く、
かつ効率よく揃えることができるのでしょうか?
これから私がお話しすることは、
私自身の体験を元にした、
各種目の技術と体作りの方法です。

競泳選手としてオリンピックを目指す方、
タイムをもっと縮めたい方、
キレイなフォームを身につけたい方など、
目的は様々だと思いますが、
少しでもトレーニングのお役にたてていただければ幸いです。

夏休みには、実際に私が指導する短期の水泳教室も開催しています。
お近くのかたは、ぜひいらしてください。

では、また次回トレログでお会いしましょう!


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田島寧子(たじまやすこ)

≫ 生年月日 : 1981年5月8日
≫ 出身地 : 神奈川県鎌倉市
≫ 主な経歴 : 練馬第2中学校〜東京立正高校〜日本体育大学
1997年日本選手権200m個人メドレー優勝、400m個人メドレー優勝
1998年日本選手権200m個人メドレー優勝、400m個人メドレー優勝
1998年世界選手権女子400m個人メドレー3位(日本記録更新)
1999年日本選手権400m個人メドレー優勝
2000年日本選手権女子400m個人メドレー優勝(日本記録更新)
2000年シドニー五輪女子400m個人メドレー2位(日本記録更新)

3歳から水泳を始め、幼稚園の時に東京都練馬区に引っ越してから南光スイミングスクールに入る。1997年〜2000年にかけて日本選手権女子400m個人メドレーで4連覇を達成。

2000年に行われたシドニー五輪に出場し、同種目において日本記録で銀メダルを獲得する。競泳での日本選手のメダル獲得は、バルセロナ五輪の女子200m平泳ぎで優勝した岩崎恭子以来2大会ぶり。

2001年に現役選手を引退し、女優へ転進。現在は、女優のほか、スポーツを通じたボランティア活動など多方面で活動中。今年の夏も7〜8月にかけて、小学生・成人を対象にした「夏休み短期水泳教室」を開催。詳しくはこちらから

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