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体格が違う外国人との試合でも、臆(おく)することなく立ち向かっていく波多野さん。今回のお話にある「自らぶつかっていく」という具体的なトレーニング方法は、精神面にも通じるものがあります。
あと、特に女子であれば、当たったら痛いという考えを持っている子たちも多いと思いますが、考え方を変えれば、当たることでファウルをもらえるかもしれません。そういうふうに考えてぶつかっていけばいいと思います。ぶつかったとしても、痛さはたかが知れています。実際にやってみれば、思っていたほど痛くはないはずです。 そういう気持ちでぶつかっていけるためにも、重心を真ん中に保つということが、バスケットをやるうえでは大切になってきます。重心がズレてしまっていると、当たったときにも横向きになってしまったりします。しかし、重心が真ん中にあれば当たってもバランスは崩れないのです。 僕の場合も、中学・高校の頃は非常に体型が細かったですので、苦労した経験があります。サイズのある相手とマッチアップしたときなどは、ガンガン攻めてこられると、逃げていたのでは守れない。やはり、自分からぶつかっていかないとダメなのです。相手がドリブルをついて押してこようとしたときに、自分は重心を低くして、相手の腰のあたりに手を当てて押さえるようにしていました。このようにディフェンスをすれば、体格差があっても耐えることができました。大きな相手が来たからといって、高さで対抗することを考えて腰を高くするのではなく、腰を低くして腕でしっかり守ることが大事だと思います。 僕は中学・高校の頃から、自分よりもサイズがある、体重のある相手と練習や試合で対戦してきました。その中では、重心を低くしないとどうしても押されてしまうのです。そういう経験を積んできているので、外国人と多く対戦する今のbjリーグでのプレーに生かせているのではないでしょうか。 外国人とマッチアップするときには、とてつもなく重さを感じます。ただ、これも幸運なことに、僕は大学時代に長澤選手という非常にサイズのあるチームメイトと練習で対戦していたことが、とても良い経験となっています。ですから、今外国人と対戦するときも、確かにパワーはとんでもないですが、多少の慣れがあるわけです。だからこそ、外国人相手でも引くことなく、まず当たっていけるのだと思います。
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【バスケットボール】波多野和也
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