スポーツ応援プロジェクト トレログ

毎週火曜日更新! アスリート6人が教えるスポーツ・トレーニング方法

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最後まで勝敗の行方がわからないのが、バスケットボールというスポーツの醍醐味(だいごみ)。そのために、プレーヤーに求められるものとは? 最終回となる波多野さんの「トレログ」では、スポーツにおける精神力の大切さがわかります。

イメージ 1 バスケットボールは、第3クォーターまでリードしていても、最後の最後で逆転されてしまうという可能性が常にあるスポーツです。試合の最終盤まで走れるかどうかが大変重要になってきます。最後に、バスケットボールで勝利するためにとても大切なこの部分についてお話ししたいと思います。

 走り込むことは、多くの人が苦手としていることではないでしょうか。僕自身もどちらかというと苦手です。そこで、試合最後の残り3分などといった場面でも走れるようにするためには、どうすればいいのでしょう。

 練習中、常に全力で取り組む、というのはよく言われることです。しかし、時には「手を抜こうかな」と考えてしまうこともあるでしょう。そういうときこそ、「自分に勝つ」ことがとても大切だと思います。

 試合の残り3分というのは、体力的なこともさることながら、精神的に「どれだけ勝ちたいか」ということも大きく関わってくる時間帯です。いくら疲れていても、精神的に「勝ちたい」と思っていれば、身体は自然に動くものなのです。逆に、いくら体力が残っていても、「勝てないや」と思ってしまうと身体は動きません。

 練習中、先ほど言ったように「手を抜こうか」などと考えてしまう場面だからこそ、自分に勝ってほしい。そうすれば、試合になっても絶対にあきらめない姿勢でプレーできます。

 走り込みは、走り込んだ量だけで左右されるものではありません。どれだけ勝ちたいかという意識、負けたくないという思いが大切だと思います。

 大阪エヴェッサでも、2006−2007シーズンのプレーオフ、準決勝の大分ヒートデビルズ戦で、試合残り時間1分を切ってから相手に追い上げられた場面がありました。そういう場面でこそ、練習で培った精神力の強さが発揮されるのです。精神的に強いチームが、試合でも強いのです。

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