|
前回、スポーツを長く楽しむコツを教えてくださった芝スミ子さん。今回はバドミントンついて実践的なレクチャーをしていただきます。基礎フォームも写真でわかりやすく解説していますので、ぜひ参考にしてください!
私が実際にバドミントンを教えるときは、最初は走ることも重要ですが、ラケットに関してはグリップから始めることにしています。小学生などには特に強調して教えていますね。 バドミントンは走るスポーツというイメージがありますが、台湾などでは太っている年配の方で、足が動かない人であっても、毎朝5時、6時からバドミントンを楽しむ光景をよく目にします。動けなくても、ラケットの面はしっかりと向けられているので、上体だけであってもバドミントンができているのです。ここでも、基礎のグリップができていることが、何より重要なことがわかります。 ▲フォアでもバックでも、正しいグリップで"面"を作ることがバドミントンの基礎 やはり、基本のグリップと言えばイースタン・グリップ。打つ方へ、フォアだったら手のひらを、バックだったら手の甲を向ける持ち方になります。年配の方だとウエスタン・グリップ(面に手のひらをのせ、そのままグリップまで下ろし握る持ち方)で固まってしまっている人が今から変えるというのは難しいこともあるでしょう。実際、今教えている東京都の家庭婦人の方で、ウエスタン・グリップにもかかわらず30代で優勝したプレーヤーもいます。しかし、これからバドミントンを始める、あるいはうまくなりたいという方は、まずイースタン・グリップを身につけることが重要でしょう。 ラケットの握り具合は、親指と人差し指はしっかり握り、あとの指は添えるだけというイメージです。そして、一度打ったら次にバックでもフォアでもすぐに移行できるように、くるっと持ち替えられるようにしておくと良いです。ゴルフなどでもトッププレーヤーが打った後にクラブをクルクルとグリップを回す姿を目にすることがありますが、バドミントンでもこのくらい手にゆとりを持つことがポイントです。 ラケットをギュッと握る人がいますが、それではバックに対応できませんし、何よりシャトルが飛ばなくなってしまいます。力を入れるのは打つ瞬間だけ。それまでは、力を抜いて楽に持つようにします。初心者の人は、これがなかなかできないのです。 ▲正しいグリップは、親指と人差し指でしっかり握り、他の指は添えるだけ。ギュッと握りすぎないことがポイント 最初はラケットを持たず、リラックスして体の前で手を回す練習を行うのも良いと思います。家庭でも気軽に取り組むことができますし、バドミントンの基礎の手首の使い方を体で覚えるようにしましょう。 ▲まずはラケットを持たず、手首の使い方を覚えよう。リラックスして打てることが重要だ |
【バドミントン】芝スミ子
[ リスト ]


