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毎週火曜日更新! アスリート6人が教えるスポーツ・トレーニング方法

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今回は元バドミントン選手、芝スミ子(旧姓:北田スミ子)さんが登場。学生時代の厳しい練習に耐えられず、思わずあきらめかけた時にもらった母の言葉とは? 長く、楽しくスポーツを楽しむためのヒントにあふれた記事です。

イメージ 1 初めまして、芝スミ子です。私はかつてプレーヤーとして、今は指導者、そして母親としてバドミントンに関わってきました。子供から大人まで、数多くの方がバドミントンをプレーしていますが、そんな方々に、少しでもアドバイスができればと思っています。

 皆さんはバドミントンを楽しんでおられることと思いますが、ご存知の通り、同時に非常にきついスポーツでもあります。体だけでなく、心も鍛えられ、強くなければいけません。私の現役時代はラリーポイント制ではありませんでしたから、なおさらです。その上シングルスもダブルスも出場していました。気持ちを入れ替える意味では、私の時代ではそれで良かったと思いますが、オリンピック競技となり、より勝負に厳しい世界となった今では到底無理な話だと思います。

 私は中学から本格的にバドミントンを始めましたが、入学直前の春の合宿に呼ばれて行ってみると、高校生・中学生が4面のコートで一緒に練習をしていて、高校生の先輩が先生に厳しく叱られているわけです。それはビックリしましたね。中学生の頃は、心が揺らぐこともありました。

 特に中学1年生の頃は、基礎ばかりをやらされるわけです。走ったりトレーニングばかりです。同級生と辞めようかと言い合いながらも1年間続けて、2年生に上がったときには、10人いた部員が3人になってしまっていました。そして、迎えた合宿。ちょうど初めての合宿の1年後ですが、同級生3人で抜け出して、家に帰ってしまったんです。

 私の実家はお菓子問屋を営んでいて、普段は母はいないんですが、私が帰ると、昼前にもかかわらず母が家にいるんです。「合宿はどうしたの」と聞かれ、「しんどいから辞めて帰ってきた」と答えると、「1回やると決めたら中途半端にやめなさんな!」と怒られました。

 「しんどいから帰りたくない」。すると母は「私が送っていくから、他の友達も家まで来てもらいなさい」と言い、私たちは学校へ送り返されてしまいました。

 母も商売の家に嫁いだ以上、逃げられない環境にいるわけです。子供もいる、家業も繁栄させなければならない。そんな状況では逃げてはいけなかったのだと思います。一度逃げたら、何事も中途半端になってしまう。「やって良かった」と思えるところまでとことんやることの大切さを、そのとき教わりました。このとき怒られたことによって、結局26歳までバドミントンを続けることになるわけです。

 そうは言っても、レディースなどではケガを抱えて痛がりながらでもプレーしようとする方がいらっしゃいますが、それはやめた方がいいですね。痛いのなら2〜3週間休んで病院に行くなり、毎晩お風呂に入ってからマッサージをしたり、ツボを押したりした方が良いですね。我慢していると、他の部分にまで痛みが来てしまいますから。長く、バドミントンとつき合っていってほしいと思います。

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