ビジョン心理学と自己啓発セミナー

今も形を変えて存在する自己啓発セミナーについて考えるブログ

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問題点

ビジョンダイナミックスのセミナーで教えられる内容は、「すべての精神的な問題は幼少時の体験に原因がある」「自分に正直になり感情を開放すればすべての問題は解決する」といったもので、癒し系自己発見型の自己啓発セミナーの典型といえる。
 
受講生の多くは自己変革や自己成長を目指しており、反社会的な活動をしているわけではない。また、かつての自己啓発セミナーで社会問題を引き起こした「勧誘」によるトラブルが多発しているわけでもない。精神障害を引き起こされ、訴えがあるわけではない。金銭を巻き上げられるわけでもなく、家族や社会から隔離させられる出家制度があるわけではない。では、一体何が問題なのか。
 
今のところは、問題はない。
 
何も問題はないが、なんだろう、この違和感は。ビジョン心理学やビジョンダイナミックスに深く入り込んでしまった人には分からないかもしれないが、外から見れば、その組織のあり方や性格は、カルト(心理療法カルト)と呼ばれるものに酷似しているのである。
 
例えば、
(1) 主催者が自己啓発セミナー出身であることを隠し、あたかも心理学という正式な学問を学べる場所であるかように宣伝している点
 
(2)全集会への全員参加の強要
 
(3)セミナー主催者への絶対的服従
 
(4)叙情的な音楽が流れる密室で行われるセミナー
 
(5)会員(特にTT生)であることのエリート意識の植え付け
 
(6)かつて問題となったベーシック(ビジョントレーニング)とアドバンストレーニング(ダイヤモンドトレーニング)の問題はそのまま内在しており、受講後、極度の興奮状態に陥った受講生をそのまま次のセミナーに申し込みをさせる点
 
(7)また、受講生が失業していて経済的に逼迫しているにもかかわらず、「セミナーを受ければ、ミラクルが起きて仕事が見つかる」といって、セミナーの受講に引き入れる等といった点などである(こうしてセミナーの申し込みをしている失業中の信者は、今日もいるだろう。この人たちはマインドコントロールの影響なのか、冷静な判断力を完全に失っている)。
 
また、ヒーリングセミナーを受け続けている受講者の多くは、ヒーリング漬けになっているせいか、現実感覚が乏しくなり、現実生活から遊離している傾向が見られる。
 
ある団体のカルト性について知りたければ、西田公昭著作の「マインドコントロールとは何か」を読むことをお奨めする。この本に書いたあることのほとんどのことを、ビジョンダイナミックスはやっている。
 
またその一方で、ビジョンダイナミックスは、カウンセリングサービスを提供する団体であるにもかかわらず、カウンセラーとしての正式な訓練を受けたカウンセラーは一人も在籍していないのである。自称カウンセラーに近い人たちが、ビジョンダイナイミックスの主催者二人から教えてもらった心理療法まがいの行為を行っているも嫌な点だ。
 
最近では、心理学的な教義よりも、悟りや覚醒に重きを置いたセミナー開催が目立ち、オカルト、スピリチュアル系にシフトしているのが嫌な点である。そのせいか、かつての自己啓発セミナーでは、トレーナーをグルとして崇めることはなかったが、ビジョンダイナミックスで学ぶビジョン心理学では、ビジョンダイナミックスの主催者二人をグル化し始めているのが、気になってならない。

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