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去年の出来事です。
親父が、急にメシを食べれなくなり
ゲッソリと痩せてしまったのです。 \T。T;/ ゲッソリ!
病院で検査をしてもらったところ
胃ガンであることが発覚しました。
程度について、再度精密検査を行う必要があり
入院することになりました。
その後精密検査も終了し、結果について
お医者様よりお話がありました。
お話を聞いたのは、
本人(親父)と母と私(長男)と妻の4人でした。
先生はレントゲン写真を開示しながら
次の手術が必要である事を説明されました。
1、脾臓(ヒゾウ)の全摘出
2、膵臓(スイゾウ)の2/3摘出
3、肝臓の1/4摘出
4、胃の全摘出
えっ!・・そんなに? と、私が思った瞬間
親父が「そんなに取らんと、ダメですか?・・」と言って、大きくうなだれました。
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・・ドキッ!としました。 '`ァ(;゚ Д ゚;)'`ァ'`ァ
あれほど気丈な親父が、初めてです。・・・親父の弱気な姿を見たのは・・・
体力には自身を持っていたのでしょうが、これだけの手術です!・・・
「ダ・イ・ジ・ョ・ウ・ブ」だろうか?
そんな心の声が、聞こえてくるようでした。
どうされますか?という先生の問いかけにも
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しばらく沈黙してしまいました。
家族の誰もが、そんなに大きな手術になるとは思っていなかったのです。当然、本人もです。・・
しばらくの沈黙の後、ふっと頭を上げ
「分かりました。いいです!悪いところは全部手術して下さい!」
( ̄0 ̄メ)/ キッパリ
と父はお医者様に回答しました。
手術は早いほうが良いので、約3週間後に行う事に決定しました。
・・・おそらくその日 親父は、人目を忍んで泣いたでしょう。・・・そんな親父なんです。
お袋も泣いたと思います。
でも家族が顔を合わせているときは、誰も涙なんて見せません!
いえっ!親父が、無理して笑わそうとしているのです。
いよいよ、手術当日がやって来ました。
私達は9時に病院に入りました。
病室に入ると、次から次へとお見舞いの人が絶えません。
これだけ大きな手術です。みんな親父を元気づけてくれました。
結婚して上京していた姉夫婦はもちろん、親戚もみんな来てくれました。
とても、とてもうれしく 感謝しております。 <(_ _)> ペコッ!
いよいよ、手術開始です。!!!!!
家族に見送られ、親父は目に涙を溜めていました。・・・
AM10:00 手術開始です!
手術が始まってからも見舞い客が絶えず、ついには
待合室を、ほぼ前面占拠してしまいました。・・・
「他の患者さんの見舞い客様、ご迷惑をおかけしました」^^;
手術の所要時間は、予定で7時間程度!との事でした。
あれだけの手術ですから、そうでしょう。
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PM5:00 あれから7時間が過ぎました。
そろそろ終わる頃だけど、大丈夫だろうか。
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PM7:00!予定を2時間オーバー・・・「フ・ア・ン」の文字が頭をよぎる。
PM9:00 さすがに、まずい!と思いました。何かあったんだ!・・と!
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家族の不安が増す中、
PM10:30 看護婦さんから「手術が終了しましたので、先生からお話があります」と
連絡が入りました。
待合室は手術室から離れている為、私達は手術室へと向かいました。
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・ どうだったんだろう?
・ 失敗なんて事だったら、どうしようか
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先生!どうだったんでしょう?
先生は次のように答えてくれました。
「ガンは見える限りのものは、排除しました。
しかし、今回のガンはこれまでに見た事の無い
どの種類にも属さないガンでした。」
そう言って、切除したガンを見せてくれました。
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それは、胃をふさいでいた 握りこぶしほどもあるガンの塊でした。
そのガンは、胃と膵臓を完全にくっつけていました。
なるほど、これでは食事が出来なくなるわけだ!
その他にも、肝臓に転移していたガンを数個と
食道に転移していたガンを見せてくれました。
こいつが人間を苦しめるガンか!そう思い、マジマジと見てしまいました。
大手術が無事終了し、三日間ほどICU(集中治療室)に入りました。
頑張れ!親父!
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ICUから出て一般病棟に移ってからも、油断はできない状態で
家族、交代交代で付き添いをしましたが、
親父は24時間ほとんど爆睡状態でした。
手術後一週間経ちました。
どうやら、山は越したようです^^
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あれから、一年が経ちました。
今では、あんな大手術をした後とは思えないくらい
普通の生活を送っています。
胃が無い人とは、思えません!
一緒に、外食にいったりしています。
世間では、こういう人を
「超人」と言うんですよね!
最後まで、お読みいただきまして有難うございました。
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