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それいけ満員電車
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みなさん、シャルル・ペローが書いた「宝石姫 ほうせきひめ」というおとぎ話を知っていますか。
ペローは
眠れる森の美女、シンデレラ、長靴をはいた猫などの作者ですが
私にとってこの「ほうせき姫」はとても印象的なお話でした。


よくある設定ですが

昔々あるところに美しい娘がおりました。
娘はいじわるな母といじわるな姉の三人で森の中で暮らしていたのです。
(ほかの絵本では「母と姉」は「継母とその娘」という設定でした。ほら、シンデレラもそうでしょ??)

いつも召使のように働かされていた娘は
ある日泉まで水を汲みに行って老婆に姿を変えた魔女に出会いました。
魔女とは知らずに心優しい娘は頼まれるままに水をあげました。

そこで魔女はお礼に祝福の魔法をかけました。
「お前はこれから話をするたびにそのかわいらしい口から花や宝石が出てくることだろう。」


うちに帰ってきた娘の話を聞いた、いじわる姉さんは
「わたしも!」
と勇んで出かけるのですが泉で出会ったのは老婆ではなく身なりのきれいな女性でした。

喉が渇いたその女性が一杯の水をくれるよう姉に頼みましたが
「私が水をあげるのはみすぼらしい姿をしたおばあさんよ!」と
冷たくするわけです。

その途端、その女性は魔女に姿をもどし、呪いの魔法を姉にかけるんです。
「お前はこれから話をするたびにその口からカエルや毒虫が出てくることだろう。」

ヒ〜ッ

びっくりして家に逃げ帰った姉は口からいろいろ吐き出しながら   
母親と娘の前で経緯を話すわけです。
 
イメージ 1
激怒する母親と姉の二人に家を
追い出された娘は森をさまよう
うちあるステキな男性に出会い
いきさつを話します。

男性は大変驚き、また感動しました。
実は男性は王子様だったのです。      デタ〜ッ

そして二人は結婚していつまでも
いつまでも幸せに暮らしましたとさ。
お・わ・り
 

ここでちょっと想像してみる ヽ(゜∀。)ノ

もしも私が祝福の魔法をかけられた 「娘」 だとしたら・・・・
一生
常に口から出てくる宝石を受け取る入れ物を持ち歩かなくてはならないのか?
宝石目的の誰か悪いヤツに拉致されて死ぬまでひたすら話し続けることになったりしないのか?
そもそも話す度に口から宝石が出でくるのって話しにくくないのか?


もしも私が 「姉」 だとしたら・・・・
口からカエルや毒虫が出てくる前に口の中で噛んじゃったらどうしよう?    そこかい?
ヘビやムカデが口からニョロニョロ・・・・なんて想像しただけでホラー映画並みにコワイ。


ま、
このお話の教訓は
人にかける思いやりにあふれた優しい言葉や態度は
実は高価で美しい宝石以上に価値がある・・・
ということらしいんだけど
そのすばらしい教訓に気づく以前にビジュアル的にかなりキツイ^^;


でもそれでも
オトナとしてあえて考えてみる。
私の口から出ることばは人を傷つけたり、怒らせたりと毒虫の連打じゃないだろうか?

子供たちにもっと優しい言葉をかけられないだろうか?
人を和ませる花のようなことばや、せめて笑わせられるようなことばなど
宝石とはいかないけれども小さなガラス玉くらいのきれいなものなら
心がけ次第で出てくるかもしれない。



子供のころに読んだのにいまだに忘れられないおとぎ話のひとつです。

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