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<社説>防衛予算6年連続増 「専守防衛」逸脱を懸念

2017年12月28日 06:01

 北朝鮮の核・ミサイル開発、中国の海洋進出を理由にした歯止めがきかない防衛費増強を憂慮する。

 2018年度の防衛費は対前年度比1・3%増の5兆1911億円。6年連続増で過去最高となった。他の経費が軒並みマイナスとなる中で突出している。
 国会論議が尽くされないまま、憲法9条に基づく専守防衛を逸脱するような決定は認められない。
 憂慮するのは、航空自衛隊戦闘機に搭載する3種類の長距離巡航ミサイル導入関連費用を計上したことだ。
 導入を決めた3種類のミサイルの射程は約500〜900キロ。沖縄にも配備されているF15戦闘機に搭載される。那覇からでも中国の上海に達する。さらに北朝鮮の制空権内に接近することなくミサイル発射台などを狙える。日本海上空から北朝鮮の弾道ミサイル発射台をたたく敵基地攻撃が可能な射程を持つ。専守防衛に反する。
 菅義偉官房長官は「専守防衛」の方針に変わりないと強調した。敵基地攻撃能力については「日米の役割分担の中で米国に依存しており、見直すことは考えていない」と述べたが、疑わしい。
 なぜなら敵基地攻撃能力保有の議論は自民党内にくすぶり続けているからだ。中谷元・元防衛相は9月の会合で「憲法は『座して死を待つ』ものではなく、敵基地攻撃は可能だ」と政府に検討を促した。自民党外交部会長代理の山田宏参院議員は、11月に党本部で開かれた「北朝鮮による拉致問題対策本部」会合で、敵基地攻撃能力保有への検討推進を求めた。
 さらに、防衛省が将来的に海上自衛隊のヘリコプター搭載型護衛艦で運用することも視野に、短距離で離陸できるF35B戦闘機の導入を本格的に検討していることを懸念する。中国の海洋進出へ対応するため、当面は南西諸島での運用を想定しているという。
 護衛艦であってもF35B戦闘機を搭載すれば軍事的には「空母」と位置付けられる。政府は一貫して「自衛のための必要最小限度を超えるため、攻撃型空母の保有は許されない」と説明してきたはずだ。空母を保有すれば、専守防衛を逸脱してしまう。
 周辺国が警戒し、軍事力を増強すれば軍拡競争となり、安全保障のジレンマを招く。
 スウェーデンのストックホルム国際平和研究所によると、16年の世界の軍事費(一部推計値)は約184兆円で前年比0・4%増だった。全体の81%を15カ国が占める。1位は米国、2位は中国。日本はロシア、サウジアラビア、インド、フランス、英国に続く8位だ。
 一方で、政府は生活保護費を見直し、受給世帯の3分の2に当たる67%を減額する。受給者の生活を支えられるか疑問だ。社会保障費を抑制する中で、防衛費だけ例外扱いにする必要はないはずだ。

琉球新報

https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-638548.html

2017年12月28日(木)

主張
大相撲の暴力問題
改革の歩みを進めるために

 大相撲の元横綱日馬富士による傷害事件は日本相撲協会が力士らの処分を終え、28日の臨時理事会、評議員会で節目を迎えます。

 元横綱が酒席の場で貴ノ岩関を殴打し、けがを負わせたことがこの事件の中心的な問題です。元横綱には、引退勧告相当の処分が下され、その場で暴力を止めることができなかった横綱白鵬、鶴竜にも減給処分が下りました。

 いま貴乃花親方の処分についてその目が向けられていますが、問題の核心は相撲界が一丸となって暴力根絶の改革に向かう態勢をつくれるかどうかにあります。

求められる意識の大転換
 改革の方向性は、同協会の危機管理委員会が20日に公表した調査報告書に示されています。

 報告書では、今回の事件にかかわった力士たちは「指導・教育のための暴力はやむを得ないとの思いがあった」「口で言っても分からない者には殴ってでも言うことを聞かせるほかない、という気持ちがあった」と指摘しています。

 角界は2007年の力士暴行死事件を契機に再発防止に努めてきたはずでした。木刀や竹刀を稽古場からなくし、研修会を開き、暴力根絶を説いてきたものの、十分ではありませんでした。それらを容認する意識の払拭(ふっしょく)が、なぜできなかったのか。根源に迫ることが必要です。

 相撲部屋は、力士を育てる役割を担っています。その中には一定のノウハウの蓄積もあるでしょう。しかし、暴力で力士を追い立ててきたやり方とは決別しなくてはなりません。それは木刀や竹刀をなくすだけでは足りません。指導する側の意識の大転換が求められるからです。これまで染みついた誤った考えを廃することと合わせ、科学的で合理的な指導法を学び、身につける必要があります。

 それは個々の努力だけでなく協会自身の役割が決定的です。報告書が「協会は…親方に対しても研修を実施し、その意識改革を図るべきである」「親方に指導・教育を進めるべき」と強調している通りです。これは暴力的な指導をなくすにとどまらず、一人ひとりの力士を育てる相撲界の力量をつける取り組みにもなるはずです。

 さらに相撲界には「番付が一枚違えば家来同然、一段違えば虫けら同然」という厳格な階級意識があります。今回も横綱という最高位の力士の暴行をだれも止められませんでした。

 報告書では、同席していた照ノ富士関が元横綱日馬富士にたいし、「自分たちは思っていることを言えない。壁がある」と答えたとするくだりも出てきます。親方と力士はもちろんのこと、力士同士においても地位の差があっても、互いに人として尊重しあえる関係、しっかりと話し合いができる状況をどうつくっていくのかが、大きな課題となるはずです。

あるべき姿に向かって
 今後、危機管理委員会は暴力行為の撲滅を含む行動規範の策定などを求めています。相撲協会は外部の有識者も入れた再発防止策を議論していくとしています。

 今度こそ暴力をなくす改革は、待ったなしです。一人ひとりの親方、力士たちが自分たちの足元を見つめ、腹を割って議論し、あるべき姿に向かって主体的に取り組むことが、その最大の保証になることは言うまでもありません。

しんぶん赤旗

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-12-28/2017122801_05_1.html

この写真、渡部さんという方が12月初旬に靖国神社で撮影したものだ。ブログに上げていたのが12/6なので12/5撮影かと引用したブログで書かれていたが、毎年この時期に土日を使い、防衛大から70キロ徹夜で歩いて参拝する有志行動があるそうで、その写真の可能性が高い。すると12/3撮影が正しいのではないか。
有志と言っても何十年も行われ、事実上大学の公認行事みたいなものだ。「自衛隊は安全保障上必要、でも戦争はイヤダ」という言う人に問いたい。結局帝国軍隊同様の精神支柱に靖国を持ってくる自衛隊という組織。その危険性と憲法が相当危うくなっている今の状況をどう考えるのか?インパクトある写真なの
 
でコピーしてツイッターにも上げたら拡散を続けているようだ。あなたはどう見る?この光景を。
 
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転載元転載元: ブログ版ボラログ

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