「おばあちゃんの鐘馗(しょうき)さま」

安倍改憲ノー。戦争法と共謀罪廃止、野党は共闘。

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安倍総理、本は一冊も読まないんですか? 

https://85280384.at.webry.info/201808/article_174.html

2018/08/22 15:58 半歩前へ

▼安倍総理、本は一冊も読まないんですか? 

 「総理、夏休みはゴルフと飲食だけですか? 本は一冊も読まないんですか? 人よりバカなんですから少しは勉強したらどうですか?」―。こんな質問をする記者はいないのだろうか?

 フェイスブックにそんな投稿があった。

 安倍晋三ほど本を読まない男は珍しい。何年か前に読んだと言って公表したのが右翼の百田尚樹と名乗る者が書いた戦争を美化した「永遠の0」だ。

 安倍晋三はことほど左様に知識や教養とは無縁な男だ。

 だから国会で野党から質問されても、質問の意味が分からず知っている言葉を並べて、それでオシマイ。

 志位和夫や山本太郎は、あっけにとられてしばらく開いた口がふさがらなかったくらいだ。

 安倍晋三とは対照的だったのが大平正芳元総理である。この人はこよなく書籍を愛する方だった。

 土曜日の午後など時間が空いた時は、虎の門書店に立ち寄り、自ら本棚を嬉しそうに物色した。

 30分ほどかけて数冊の書籍を買い求めた。その中には哲学書なども含まれていた。

 元総理は読み終えると、郷里の香川県に送り、日ごろ書籍に触れる機会が少ない青少年たちに読んでもらっていた。地元の人はこれを「大平文庫」と言った。

 こう書くと今の人は、「本はスマホで読める」「ほんはアマゾンで取り寄せられる」と言うかもしれない。が、あの当時はネットも、スマホもなかった時代だ。

 元総理は記者が問いかけると、「あー、うー」としばらく考え込んだ。総理のひと言がどれほど大事か熟知しているからである。常に熟考したのち言葉にした。誠に思慮深い総理だった。

 間違っても総理席からヤジを飛ばすような人ではなかった。

2018年8月23日(木)

主張

プルトニウム保有
核燃料サイクルから手を引け

 国の原子力委員会が、「プルトニウム保有量を減少させる」という、新たな「プルトニウム利用の基本的な考え方」を7月末決定しました。15年ぶりの改定です。

 核兵器の原料にもなるプルトニウムを大量にため込んでいる日本に対し、核不拡散の観点から国際的懸念が強まるもとで、「保有量減少」を言わざるを得なくなったものです。

 7月初めに閣議決定された「エネルギー基本計画」にも、アメリカの要求をうけて「プルトニウム保有量の削減に取り組む」と書き込まれました。

核弾頭6千発分に相当
 日本では、原発の使用済み核燃料に含まれるプルトニウムを取り出し再利用する核燃料サイクルの実現をめざしてきました。

 そのため、プルトニウムを核燃料とする高速増殖炉もんじゅの開発と再処理工場の建設をすすめつつ、使用済み核燃料の再処理を英仏に委託してプルトニウムをためてきました。

 ところが、もんじゅは、23年前のナトリウム漏れ火災事故を機に開発が頓挫し、2年前に廃炉が決定しました。

 代わりに、普通の原発でプルトニウムを核燃料とするプルサーマルを16〜18基で実施するとされましたが、事故・事件が相次ぐ核燃料サイクルに対して批判が高まり、実績は4基にとどまっています。

 日本は、「利用目的のないプルトニウム」は持たないとしつつ、実際には利用見通しが立たないまま、再処理をすすめプルトニウムをため続けてきました。

 現在、日本が国内外に保有するプルトニウムは、非核兵器国では桁違いに多く47トンを超えています。核弾頭6千発に相当する量です。

 プルトニウムの大量保有という異常な状態は、核燃料サイクルの破たんの結果です。ところが安倍晋三政権は、核燃料サイクルに固執し、プルサーマルを進めようとしています。プルトニウム削減を口実にしていますが、プルサーマル1基で消費できるプルトニウムは年間0・5トン程度であり、焼け石に水です。

 しかも、2021年竣工予定の再処理工場(青森県)が操業すれば、年間約7トンのプルトニウムがつくられます。原子力委員会の「基本的な考え方」は、「プルサーマルの着実な実施に必要な量だけ」再処理を実施するとしていますが、削減を掲げながらプルトニウムを生産するというのは、誰が見ても矛盾した方針です。再処理工場を動かさず、核燃料サイクルをあきらめるべきです。


しんぶん赤旗


しんぶん赤旗

【コラム】

筆洗

2018年8月23日

 悪い行いはいつも邪悪な心のみによって引き起こされるとは限らない。オーストリア生まれで、二つの世界大戦に翻弄(ほんろう)された作家ツバイクは、なぜ第一次大戦が起きたかについて、参戦した国には<動機さえも見出しえない>としつつ、こんな見方を示す

▼<力を持っているという感情は、つねに人間にも国家にも、その力を使用するか、もしくは濫用(らんよう)したいという気をおこさせるものである>(『昨日の世界』)。蓄えた軍事力や工業力の誘惑に駆られて大国はぶつかった。力は時に悪魔のささやきになる。そんな見方だろう

▼大戦に例えるのは大げさだろうが、悪への誘いが身近にある時代の訪れを懸念してしまう。愛知県の男子大学生が高性能爆薬を製造したなどとして、爆発物取締罰則違反などの疑いで逮捕された。十九歳の若さにも実際に爆発させていたことにも驚く

▼欧州でテロの道具になっているこの爆薬、ネットで製造方法を見られて、比較的簡単に作れるという。できるという思いが濫用の誘惑となったのではないか

▼米国ではトランプ政権が、3Dプリンターで銃をつくる情報に関し、ネット上の公開を認め、裁判所が公開一時差し止めを命じる事態になった

▼だれでもたやすく世界中の情報につながる時代だ。濫用の誘いに負ける人間は現れ続けるのではないか。その手の誘惑に人が弱いのは歴史にも例がある。

東京新聞

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