「おばあちゃんの鐘馗(しょうき)さま」

安倍改憲ノー。戦争法と共謀罪廃止、野党は共闘。

裁判

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

稲田朋美防衛相、「在特会と蜜月」と報じられた記事の訴訟で敗訴確定

朝日新聞デジタル

投稿日: 2017年06月01日

<学校と命>子どもを守る覚悟問う

河北新報

1月28日

 東日本大震災の津波で児童・教職員計84人が犠牲になった宮城県石巻市大川小を巡る訴訟で、仙台地裁は26日、子どもの命を預かり、守る覚悟を学校に求める判決を言い渡した。2年7カ月に及ぶ訴訟や関係者の証言から教訓を探る。(報道部・斉藤隼人、畠山嵩)

◎大川小津波訴訟の教訓(1)備え

<耳を疑う証言も>
 「校長、教頭が何も決められず、学校をまとめられない。教育委員会は判決を真摯(しんし)に受け止め、実力本位の人事をすべきだ」
 勝訴判決後、長男と長女を失った原告の鈴木義明さん(54)が記者会見で訴えた。

 あの日、児童は約45分間、校庭で待機させられた。「なぜ、子どもが死んだのか」。震災から5年7カ月、毎日、問い続けてきた遺族は教育者としての資質にまで踏み込み、検証を続けてきた。

 地裁で4月8日にあった証人尋問のやりとりに、遺族は耳を疑った。
 証言したのは大川小の元校長で、地震発生時は不在だった柏葉照幸氏。
 「万が一、大川小まで津波が来たら山に逃げるしかないかな、と話した」
 柏葉氏は、震災の2日前と1カ月前の2度、津波を想定し、教頭や教務主任と協議した事実を認めつつ、「万が一は言葉の中での話」と釈明した。

 遺族側の弁護士が「『万が一』を考えるのが校長の役割ではないか」とただすと、原告席の遺族は柏葉氏に厳しい視線を向けた。
 2009年4月に大川小に着任した柏葉氏は、市教委の指示で10年度の危機管理マニュアルに津波対応を盛り込んだ。ただ、避難場所は標高1メートル程度の低地のまま。「十分考えた上での安全計画ではなかった」と認めている。

<対策の不備 免責>

 訴訟で、遺族側は「教員はマニュアルを適切に改訂し、津波対策をする義務があった」と主張。市側は「津波到達は想定できず、教職員に求められる水準は満たしていた」と反論した。

 09年4月に施行された学校保健安全法は、災害などに備えたマニュアルの策定や研修など「事前の備え」を学校に強く求めた。判決は法の趣旨に触れつつ、「行政も想定外だった」などとして事前対策の不備を免責した。

 京都精華大の住友剛教授(教育学)は「学校現場は『詰め詰めの弁当箱』状態で、防災が入る隙間はない。教育委員会は、命を守る対策に十分時間を割くべきだ」と提言する。

 「地震から津波到達までの51分間や3.11前に、子どもたちを救う手掛かりはなかったか。徹底的に考えてほしい」
 兵庫県の小中学校の新任教員40人が8月25日、大川小を訪れ、語り部の言葉に耳を傾けた。

 命の現場と向き合い、教員としての覚悟を問う−。同県教委は本年度、新任研修に東北の被災地視察を取り入れ、大川小は必ず立ち寄っている。

 「命あってこその教育。被災地・兵庫は学力向上はもちろん、全国一の防災教育に努める」と担当者は言う。

 大川小で語り部を続ける原告遺族の只野英昭さん(45)が警鐘を鳴らす。

 「大川小に来るのは宮城県外の教育関係者ばかり。宮城県や石巻市の教育委員会は全く触れようともしない。これでは悲劇を繰り返す」

2016年10月28日(金)

きょうの潮流

しんぶん赤機

 ゆったりと流れる北上川のほとりにある小高い丘。その上の小さな花壇には季節の花が咲き、チョウやハチが舞います。丘の向こうには、宮城・石巻市立大川小学校がありました

▼東日本大震災のとき、小学校の子どもたちはその丘に向かい、津波にのみ込まれました。いま丘の花壇には夏になると、たくさんのヒマワリが大きな花を咲かせます。「また会えたね」「ずっとずっと、いっしょだよ」。わが子を失った母親が植えたものです

▼彼女たちの心の内は震災翌年に出版された絵本『ひまわりのおか』に描かれています。児童74人と10人の教職員が犠牲となった大川小をめぐる訴訟の判決がありました。仙台地裁は津波の襲来を予見できたとして、学校側の過失を認めました

▼なぜ、学校からすぐに避難できる裏山に逃げなかったのか。そのときの判断は―。遺族の思いは真相の究明でした。しかし学校や市の教育委員会の説明は二転三転。聞き取り調査のメモが捨てられるなど疑問と不信が募りました

▼第三者委の結論にも納得できず、自分たちが当事者になって事実を掘り起こそうと提訴に。「未来の命につながる」と判決を評価する一方で、「真相は明らかになっていない」という遺族も

▼悲劇のままで終わらせたくない、二度とくり返してはならない。遺族や学校、自治体も思いは同じはず。実際、石巻市では学校の防災に教訓を生かすとりくみが始まっています。たくさんの笑顔が咲く「ひまわりのおか」。救えた命を忘れないで、と。


<大川小訴訟>命は戻らぬが公正な判断

津波で犠牲となった児童の写真を並べた横断幕を手に地裁に入る遺族ら=26日午後1時30分、仙台市青葉区の仙台地裁前
 宮城県石巻市大川小の津波被害を巡る訴訟で、学校の責任を認めた26日の仙台地裁判決を受け、同じ悲しみを抱える他の津波訴訟の元原告からは、学校の防災体制強化を求める声が相次いだ。
 園児5人が亡くなった石巻市の私立日和幼稚園訴訟(仙台高裁で和解)の原告だった佐藤美香さん(41)は「被告の市と県は判決を真摯(しんし)に受け止めてほしい」と行政側に求めた。

 東日本大震災発生後、長女愛梨ちゃん=当時(6)=らを乗せたバスは、高台にある園から沿岸部へ向かった。佐藤さんは「子どもは先生の言うことを聞くしかない。大人の判断で、助かる命と助からない命とに二分されてしまうようなことがあってはならない」と訴える。
 行員ら12人が犠牲となった女川町の七十七銀行女川支店を巡る訴訟(最高裁で敗訴確定)の原告だった田村孝行さん(56)は、元行員の長男健太さん=当時(25)=が犠牲になった。
 日和幼稚園や大川小の遺族と「3.11ネットワーク」を結成し、来年2月11日にフォーラムを開く。「失われた命は二度と戻らない。悲劇を繰り返さないために負の財産を教訓とし、安全な社会にしたい」と遺族同士の結束を強めていく覚悟だ。

 園児3人が亡くなった山元町東保育所を巡る訴訟(最高裁で敗訴確定)の原告で、一人息子の鈴木将宏ちゃん=当時(6)=を亡くしたあけみさん(51)は「市の主張が認められると、行政が反省する機会が永遠に失われてしまうと思っていた」と話す。
 大川小訴訟の遺族と交流を続ける鈴木さんは「自分の息子も、大川小の子も、最後まで先生を信頼していたはず。命が戻ってくるわけではないが、公正な判断だと感じる」と語った。

<大川小訴訟>津波予見できた 学校側に責任

http://www.kahoku.co.jp/img/news/201610/20161027_190001jc.jpg判決後、仙台地裁前で勝訴の横断幕を掲げる遺族=26日午後3時10分ごろ、仙台市青葉区 http://www.kahoku.co.jp/img/news/201610/20161027_190002jc.jpg
 東日本大震災の津波で死亡・行方不明になった石巻市大川小の児童23人の19遺族が市と宮城県に約23億円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、仙台地裁は26日、「教員らは大津波の襲来を予見でき、裏山に児童を避難させるべきだった」と学校の責任を認め、計約14億2660万円の支払いを命じた。学校の管理下で震災の津波の犠牲になった児童生徒を巡る司法判断は初めて。大災害時でも臨機応変な対応を学校に求める内容で、全国の教育現場に大きな影響を与える可能性がある。
 高宮健二裁判長は「教員は、自らの判断で避難できない児童の安全を確保すべき義務を負う」と指摘。海から約4キロ離れた大川小は、市の津波浸水予想区域からも外れていたが、「津波が来る7分前の午後3時30分ごろ、市広報車が高台への避難を呼び掛けており、教員らはこの段階で大津波の襲来を予見し、認識した」と認定した。
 津波の襲来直前に校庭近くの北上川堤防付近(三角地帯、標高約7メートル)に避難を始めた点については「小走りで1分程度で行ける裏山は学習で児童も登っており、避難場所として何ら支障がない。堤防付近への避難は不適当だった」と結論付けた。
 遺族側代理人の吉岡和弘弁護士は「子どもたちの声が届いた。原告らが望んでいた結論、判決を頂いた」と評価した。
 亀山紘石巻市長は「結果を重く受け止めている。判決内容を精査し、対応を決めたい」と説明。村井嘉浩知事は「家族の心痛は大きく、思いを受け止めなければならない。市と協議し、対応を判断したい」と述べた。
 判決によると、2011年3月11日午後2時46分に地震が発生し、大川小教職員は約45分間、児童に校庭で待機するよう指示。市広報車が高台への避難を呼び掛けた約7分後の午後3時37分ごろ、北上川堤防付近へ向かう途中で高さ8メートルを超す津波にのまれ、児童74人と教職員10人の計84人が死亡・行方不明になった。
 遺族は14年3月に提訴し、今年6月に結審した。同地裁で言い渡された津波訴訟判決は6件目。行政の賠償責任が認められたのは、東松島市野蒜小を巡る訴訟(仙台高裁で審理中)に続き2件目となる。

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201610/20161027_13011.html

転載元転載元: 今 言論・表現の自由があぶない!


.
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
yfq**494
yfq**494
非公開 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

過去の記事一覧

検索 検索

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事