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◆ 「8年ぶりの正規雇用増で日本経済回復」?
→ 事実はアベノミクスで正規雇用36万人減で 実質賃金も家計消費も過去最低となり大企業の景気判断も悪化 | editor 来年度予算成立にあたって3月29日に行われた安倍首相の記者会見。安倍首相は次のように発言しています。 "昨年は正規雇用が8年ぶりに増加に転じ、26万人増えました。「非正規労働者ばかりが増えている」という批判もありましたが、昨年は非正規雇用の増加よりも正規雇用の増加が上回った。これは21年ぶりの出来事であります。我が国の雇用・所得環境は順調に改善を続けており、日本経済の回復傾向に変わりはないと考えております。(3月29日の安倍首相の記者会見より)"アベノミクスで正規雇用が随分増えて景気が回復していると安倍首相は言っているわけですが、本当でしょうか? まず正規雇用です。 総務省の「労働力調査」のエクセル表をキャプチャしたものが以下です。 http://i2.wp.com/editor.fem.jp/blog/wp-content/uploads/2016/04/6b5a39fa960afed33e5d231a7da5176f.jpg 安倍首相が言う「昨年は正規雇用が8年ぶりに増加に転じ、26万人増えました」や「昨年は非正規雇用の増加よりも正規雇用の増加が上回った。これは21年ぶりの出来事」というのが詭弁であることは、上のエクセル表から正規雇用数をグラフにしてみるとよくわかります。(※上の表からも赤枠にあるように、安倍政権下で非正規数と非正規率は過去最低を記録していることが分かります) http://i2.wp.com/editor.fem.jp/blog/wp-content/uploads/2016/04/72a62f87e3411d76c8ae293e9c5f0658.jpg 上のグラフで分かるように、アベノミクスの3年間で正規雇用労働者数は激減してこの14年間で最低になっているのです。 2013年、2014年と正規雇用をかつてない勢いで減らしておきながら、2015年だけ増えたことを持って、安倍首相は「昨年は正規雇用が8年ぶりに増加に転じ」「21年ぶりの出来事」などと誇っているわけです。 しかし、上のグラフを見てわかるように、増えたという2015年の正規雇用数ですら安倍政権以前のどの数字よりはるかに少ないのです。これが詭弁でなくていったい何なんでしょうか。マスコミの記者はこんな詭弁だらけの記者会見を質問で問いただすことなくよくも平然と聴いていられるものだと思います。 次に安倍首相の「我が国の雇用・所得環境は順調に改善を続けており、日本経済の回復傾向に変わりはない」という発言です。下のグラフにあるように、「所得環境」はアベノミクスによって3年連続で実質賃金の最低を更新し続けています。 http://i2.wp.com/editor.fem.jp/blog/wp-content/uploads/2016/04/35d93ee0105e10051bf83a3b8bdd705c.jpg そして一番最初のグラフにあるように、家計消費はアベノミクスで激しく落ち込んでいます。 http://i0.wp.com/editor.fem.jp/blog/wp-content/uploads/2016/04/5db04ba96a1bd9555545c6db6fe93cf6.jpg このような状況ですから当然の結果ですが、きょうのNHKニュースです。 " 大企業製造業の景気判断 2期ぶり悪化 日銀短観まさにアベノミクス不況に陥っているわけですが、安倍首相が強弁する「順調に改善を続けている」ものがあるとすると、以下のグラフにあるように、大企業の役員と富裕層と自民党のふところだけなのです。 『editor | 月刊誌「KOKKO」編集者・井上伸のブログ』(2016/4/1) http://editor.fem.jp/blog/?p=1915
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