「おばあちゃんの鐘馗(しょうき)さま」

安倍改憲ノー。戦争法と共謀罪廃止、野党は共闘。

原発

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森友学園側と距離置く首相 徐々に変わる国会答弁

2017年2月28日

東京新聞

 安倍晋三首相は二十七日の衆院予算委員会で、学校法人「森友(もりとも)学園」(大阪市淀川区、籠池(かごいけ)泰典理事長)の教育内容に関し「適切ではない」と述べた。この問題が国会で取り上げられ始めた十七日には「学園の先生の熱意は素晴らしいと聞いている」と答弁していたが、同学園による国有地取得問題などの事実関係が明らかになるにつれて、学園側と距離を置く姿勢に傾いている。 (横山大輔、村上一樹)

 首相が「適切ではない」と言及したのは、学園が運営する幼稚園の運動会で、園児たちが「安倍首相頑張れ」「安保法制、国会通過良かったです」と宣誓したこと。首相は「園児に言ってもらいたいとはまったく考えていない」と述べた。学校の政治的活動を禁じた教育基本法に抵触するかどうかは「(幼稚園を所管する)大阪府が判断すべきことだ」と評価を避けた。

 首相は、籠池氏との関係についても、十七日には「私の考え方に非常に共鳴した人」と好意的に説明していたが、態度を一変。二十四日の衆院予算委では、開設する小学校の校名に首相の名前を冠したいと打診があったことについて「そう簡単に引き下がらない方。非常にしつこい」と苦言を呈した。名前を寄付金集めに使われたことには「教育者の姿勢としてはいかがなものか」と突き放し、個人的関係も否定した。

 野党側は「質問する度に答弁が変わる」と批判。参院でもこの問題を追及する構えだ。

国と東電を断罪の衝撃

https://blogs.c.yimg.jp/res/blog-7e-81/jiichan007/folder/1563558/45/65559145/img_0?20170318184506
 司法の世界でも,国と東電の横暴ぶりを見るに見かね始めたのでしょうか。

 以前,無主物なる言葉(※1)で,放射性降下物の東電の賠償を認めなかった判例がありましたが。

 今回は,金額は,低額ですが,其の責任を認めたことは画期的だと思います。国と東電は,控訴などせずに素直に認めるべきではないかと思います。

 訪問ありがとうございます。

※1
民法239条(無主物の帰属)
http://www.law-ed07.com/cyber-law/minpou/0239.html

転載元転載元: I'm not Abe. and 駄洒落日記

原発避難訴訟、国に賠償命じる判決 「予見可能だった」

 東京電力福島第一原発事故で群馬県に避難した人や家族ら137人が国と東電に1人当たり1100万円の損害賠償を求めた集団訴訟の判決が17日、前橋地裁であった。原道子裁判長は、東電と国のいずれについても責任を認め、62人に対し計3855万円を支払うよう命じた。判決は津波の到来について、東電は「実際に予見していた」と判断。非常用ディーゼル発電機の高台設置などをしていれば「事故は発生しなかった」と指摘した。国についても「予見可能だった」とし、規制権限を行使して東電にこれらの措置を講じさせていれば「事故を防ぐことは可能であった」とした。原告の主張をほぼ認める判決となった。

 朝日新聞デジタル 2017年3月17日



NHKNEWS 3月17日 18時24分


原発避難訴訟 国に初めて賠償命じる判決 前橋地裁

この裁判は、原発事故の避難区域や、福島県のそのほかの地域から群馬県に避難した人ら137人が、生活の基盤を失うなど精神的な苦痛を受けたとして、国と東京電力に総額、およそ15億円の慰謝料などを求めたものです。

17日の判決で、前橋地方裁判所の原道子裁判長は、平成14年7月に政府の地震調査研究推進本部が発表した巨大地震の想定に基づき、国と東京電力は、その数か月後には巨大な津波が来ることを予測できたと指摘しました。

また、平成20年5月には東京電力が予想される津波の高さを試算した結果、原発の地盤を越える高さになったことを挙げ、「東京電力は実際に巨大な津波の到来を予測していた」としました。

そのうえで、東京電力の責任について、「事故の原因の1つとなった配電盤の浸水による機能の喪失を防ぐため、非常用の発電機を建屋の上の階に設けるなどの対策を行うことは容易だったのに行わなかった。原発の津波対策は、常に安全側に立った対策を取らなければならないのに、経済的な合理性を優先させたと言われてもやむをえない対応で、今回の事故の発生に関して特に非難するに値する」と指摘しました。

また、国の責任についても、「東京電力に津波の対策を講じるよう命令する権限があり、事故を防ぐことは可能だった。事故の前から、東京電力の自発的な対応を期待することは難しいことも分かっていたと言え、国の対応は著しく合理性を欠く」として、国と東京電力にはいずれも責任があったと初めて認めました。

そのうえで原告が受けた損害について、「放射線量の高まりや、避難の経緯などから、事故と関係があったかどうか個別に検討することが適切だ」として、自主的に避難した人たちを含む62人について、国と東京電力に3800万円余りの賠償を命じました。

原発事故をめぐり、全国の18の都道府県で1万2000人余りが起こしている集団訴訟では、今回が初めての判決で、今後の裁判に影響を与える可能性もあります。

転載元転載元: 今 言論・表現の自由があぶない!

原発事故から6年3・11にスイス人記者のプレゼン 福島第一原発事故は、終わりのない事故


里信邦子


2017-03-16 11:21
http://www.swissinfo.ch/image/43034092/3x2/640/426/fc2195c14efd0412145bf07c22007b98/BX/-dsc1076.jpg
「一番驚いたのは、日本が本気で除染を行なっていることだった」とファビアン・ビアジオさんは言う。17年3月で福島県内の除染は一通り完了するという
(Fabian Biasio)

福島第一原発事故から6年目の3月11日、スイスでは福島で昨年撮影した写真やビデオに解説をつける形のプレゼンをフォトジャーナリストのファビアン・ビアジオさんが行なった。特にビデオからは東電の広報担当者や原発事故の避難者の声が流れ、臨場感溢れるものになった。6年後の今も原発事故は収束するどころか複雑な問題がますます増えていく。そのためプレゼンのタイトルは「終わりのない事故」と付けられた。講演直後、ビアジオさんにインタビューした。

 ビアジオさんが福島第一原発事故を知たのは、チェルノブイリ原発事故の25周年を取材するためウクライナのホテルの一室にいたときだった。
 福島には11年と16年に行き、昨年2月のときは、東京電力本社や福島県庁の除染対策課を訪れ復興の状況を取材している。同時に飯舘村で、飼っていた牛を処分し居住制限区域にある家にときどき帰ってくる長谷川健一さんに話を聞いている。
http://www.swissinfo.ch/image/43034088/3x2/305/203/9021e0c41ea8915c307c57793105f81a/Xv/unknown-12.jpg
ファビアン・ビアジオさん。フリーのフォトジャーナリストとしてスイスの主要紙NZZなどで活躍する
(Fabian Biasio)
 プレゼンのビデオの中で、福島県の除染対策課長は、今年3月に県内の除染が一通り完了するとし、また東電も着々と工程表通りに事故の後始末を行なっていると語っている。しかし、削り取られた除去土壌は袋に入ったまま放置され、中間貯蔵施設はまだ特定されていない。
 福島県内に留まった母親たちは今もこの先も子供たちの被曝量を最小限に抑えようと食べ物に気をつけ、沖縄などへ一時保養に連れ出す。避難者は、家も仕事も、家族との団欒も地域との繋がりも全て失い「マッチ箱のような」仮設住宅での生活を余儀なくされ、今は除染後の故郷への帰還の選択に頭を悩ます。
スイスインフォ: 福島を取材して一番印象に残ったことは何でしたか?
ファビアン・ビアジオ: 除染を本気でやっており、除染ができると信じ除染によって事故に終止符を打てると思っていることだった。
僕は写真家なので、除染終了後の楢葉町に「楢葉町コンパクト​タウン」を建てるための開幕式で、トラクターに日本国旗が掲げられた時のシーンが目に焼き付いている。この場面は、 硫黄島の日米の死闘戦で米軍兵士が星条旗を山上に立てたローゼンタールの有名な写真「硫黄島の星条旗」を思い起こさせた。これはアメリカが日本に対して戦う決意の象徴となったが、福島の日の丸の方は、日本が放射能と戦う決意の象徴のように思えた。
日本は除染を徹底してやるだろうし、またやらなければならないだろう。
http://www.swissinfo.ch/image/43034090/3x2/640/426/aa58f315db2c37b7a2dfaec910e82520/GN/-dsc1144.jpg
除染終了後の樽葉町に「樽葉コンパクトタウン」を建設するため催された開幕式の一場面
(Fabian Biasio)
しかし、こんな国はどこにもない。ロシアは、チェルノブイリの事故後、除染は不可能と判断している。住民を3日以内に避難させ、年間1ミリシーベルトのところに移住させ帰還政策はやっていない。
スイスインフォ: 除染に関しては、福島県庁の除染対策課課長の三浦俊二さんにインタビューされています。
ビアジオ: 三浦さんは、「県内の除染をしなくてはならないが、どうやってやったらいいのかわからず、まさに手探りの状態で始めた」と言っている。世界で初めての試みなので無理はない。その後自治体と国とで除染を進め、17年3月には全て終了。「ふるさとを守るという精神で」もとの環境を取り戻し、避難した人には帰還を勧めるという。
ただ、この除染で問題なのは、一度除染しても数十年後には森から再び放射能が戻ってくるということだ。それともう一つ、除染後も故郷に帰還したくない人に対し補償が打ち切られると聞いたが、これは僕の考えでは、また人権的観点からは、「犯罪」だと思う。補償は続けられるべきだろう。
また、子どもたちが帰還させられるのも問題だと思う。帰還でなくても放射線量の比較的高い場所に住む子どもたちの健康被害には胸が痛む。そもそも国が政策として子どもたちを疎開させないのは誠実さに欠けるし、子供の人権侵害だと感じる。子どもは自分の置かれている状況を理解できないし、疎開すべきかといった判断もできない。それなのに放射能の被害を一番受けるからだ。
スイスインフォ: 東電の東京本社でも取材されました。
ビアジオ: 事故に責任を持つ東電で広報担当者の岡村祐一さんに、復興の状況を聞いたことは、とてもフェアだったと思う。
彼は、溶けた燃料をしっかりと取り出し安全に貯蔵することに向かって日々努力を重ね、50年間で元通りの環境にすると語った。僕は心からそうなることを願っている。成功して欲しいと思っている。しかし、それは簡単ではないだろう。
他方、岡村さんはスイスの原発の安全性について聞いた質問に対し、個人的見解と前置きし、「今回の事故で安全性の一つの基準だけにとらわれていては、そこで思考が停止してしまう。だから常に新しいリスク・基準を考え、それに対応する方法を生み出し人材を磨いていけば、原子力は続けられると信じている」と言っているが、これは正しくない。原発は50年前の技術だ。安全性には限界がある。
スイスインフォ: 福島に行く前から原発には反対で、スイスの原発にも反対だということですが。
ビアジオ: チェルノブイリのそばのゴーストタウン、プリピャチを取材した僕は、福島の帰還困難区域に入ったとき「ああ、ここはプリピャチと同じだ」と思った。ある研究によると約20年ごとに福島級の事故が起こるという。2児の父である僕にとって、原発が人類にとって危険な発電だということは明らかだ。リスクは事故だけではない。テロの標的にもなり得るし、核廃棄物の問題もある。
5基の原発があるスイスでは、核廃棄物の仮置場は決まっているが最終処理施設は決まらないままだ。どこの自治体も受け入れたくないからだ。また スイスでは(最近事故の多い)訓練中の戦闘機が間違って原発に突っ込むとあまりの高速のため、ドリルのように原発の格納容器にまで入るという研究もある。
(飯舘村で酪農を営んでいた長谷川健一さん。家は年間線量が20ミリシーベルト以上の居住制限区域にあり、昼間にときどき帰れるだけだ。映像・ Fabian Biasio
スイスインフォ: 酪農家の長谷川健一さんの言葉は心に響くとプレゼンでおっしゃいました。
ビアシオ: 彼の言葉は一つ一つ心から滲み出たもので胸を打つ。深く物事を考えていて、まるで哲学者のようだ。
例えば、酪農を諦めた理由をこう語っている。「農家にもプライドがあるわけですよ。 『俺が育てた牛から絞った牛乳だ。うまいぞ、飲んでみろ』ということを、胸を張って言ってきたわけです。ところがこれだけ汚染されたところで作って、胸を張って同じことは言えないですよ。これが非常に虚しい。諦める一つの材料になったのだと思います」
原発事故が起こるまで、長谷川さんには、40キロも離れた丘の後ろにある福島第一原発のことなど頭になかった。農家の人だから天候には気をつけ、リスクマネージメントには慣れている。だが、原発のリスクなど想像さえしなかった。
父親が飯館村に入植して酪農を始め、自分でも農場を拡大し息子も継いでくれる。そういうことになっていた。そして全てを失った。62歳の長谷川さんは、「この歳だし親に申し訳ないので、除染後に避難指示が解除されれば1人で家に戻ってくる。だが息子たちには戻って欲しくない」と言っている。
こうした話しなど、今回の取材では、この原発事故はあまりに甚大で被害者を含む誰もが、未だに何が起きたのかはっきりと理解できないし、これからも何が起きていくのか分からない、そんな事故だと痛感した。この意味で、一緒に取材をした記者が彼女の本の中で使った「終わりのない事故」という表現は、まさに的を射たものだと心から思った。
ファビアン・ビアジオ(Fabian Biasio)さん略歴
1975年、チューリヒで生まれる。
1999年、MAZスイスジャーナリズムスクールの報道写真学科修了。
2001年より、フリーの写真家として活躍し、ハンブルグの写真エージェントFocus、スイスではKeystoneの会員。スイス国内及び世界の各国のルポ、ポートレイトなどを得意とする。数年前から、ビデオや写真などマルチメディアを駆使した記事をスイスの主要紙NZZのデジタル版などに掲載している。なお、今回のプレゼンとは別に、福島での取材記事をウェブサイト他のサイトへに発表している。

転載元転載元: 今 言論・表現の自由があぶない!

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