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串部万里子著
「夢は枯野を 芭蕉とその門人たち」
本の泉社
日本民主主義文学会東葛支部所属の著者が、機関誌「東葛民主文学」に連載したものを
このたび出版しました。
美しさ、楽しさ、可笑しさのかげに深い哀情のただよう佳句を生み出した芭蕉。
その句境の進展を、句を味わい、旅の日々や家族への思いにかさね、人生の歩みを
丹念にたどった力作長編評論。
あたらしい芭蕉像があざやかに浮かびあがる。
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文学
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私は日本民主主義文学会第25期創作専科に参加し、原稿「母」を提出しました。
「母」は民主主義文学会東葛支部機関誌「東葛民主文学」No.39に掲載した「時の過ぎゆくままに」を大幅に加筆した原稿です(字数1万6千字)。
「母」は9月18日に合評されます。
私のホームページの「創作」「小説」を参照して下さい。
「ホームページ」
「母」
日本民主主義文学会
第25期創作専科
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2010年8月30日(月)「しんぶん赤旗」
きょうの潮流 故窪田精さんは小説を志した初心について、「生きながら人間の地獄をみた。この島でみたものをなんとかして書き残したい」とよく書いていました▼反戦運動で逮捕された窪田さんは終戦までの3年余を、囚人部隊の一員として南洋のトラック島に送られ外役作業に従事。終戦の年500人いた囚人部隊で生還できたのは数十人でした。ほとんどが飢えと虐待による死▼窪田さんは宮本百合子の「歌声よ、おこれ」でしられる民主主義文学運動に参加。この地獄の体験を終生書き続けました。窪田さんが長くけん引してきた日本民主主義文学会は今年創立45周年、28日には記念の会が開かれました▼能島龍三事務局長は、創作方法の自由、多様な題材を描くことを運動として心掛けているとあいさつ。文芸ジャーナリズムの中で見失われがちな社会や政治の問題に、一人ひとりの作家が向き合うことを大事に考えているとのべました▼戦後の文学運動を担った新日本文学会は、次第に偏向し特定の政治方針や方法論を押し付けるようになり、1964年に大衆団体としての節度を求める会員を排除。排除された会員らが中心となって、65年に民主主義文学同盟(会)が結成されました▼記念の会では、運動として苦しい局面に来ているという発言もありましたが、同会の5年間の秀作を集めた『現代短編小説選』は、人生と社会に向き合う作品が感動を呼びます。日本文学にこの運動なかりせば、と思わずにいられません。一層の実りを期待したい。
日本民主主義文学会のホームページ
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2010年8月29日(日)「しんぶん赤旗」
日本民主主義文学会45周年記念のつどい開く市田氏ら参加 日本民主主義文学会の創立45周年を記念して28日、東京・新宿区の日本青年館でレセプションが開かれ、全国各地から会員、文化関係者約100人が集いました。
日本共産党からは市田忠義書記局長、足立正恒学術・文化委員会責任者らが参加しました。
開会にあたって吉開那津子会長が、「45年間困難もありましたが、一度も欠けることなく『民主文学』を発行し続けたことが誇り。読者の友情と支援のおかげです」と感謝をのべました。
事務局長の能島龍三氏が、会結成以来の歴史を振り返りながら「時代に向き合い、社会の進歩の方向を見据えて、人間の真実の描出に努力していきたい」とあいさつ。詩人の土井大助氏、劇作家の津上忠氏が45年の思い出を語りました。
祝辞をのべた市田書記局長は、「激動の時代に人の心に届く真実の言葉を、文学でも政治の舞台でも、お互いに紡いでいきましょう」とあいさつ。婦人民主クラブの桜井幸子さんはじめ文化関係者が祝辞。これからの45年をがんばろうという提言(尾西康充三重大学教授)がなされ、会場がわきました。
副会長の稲沢潤子氏が、今後の文学運動の発展へ奮闘する決意をのべて閉会しました。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik10/2010-08-29/2010082914_01_1.html |
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8月28日、日本青年館で開催された日本民主主義文学会創立45周年レセプションに参加しました。
日本民主主義文学会(当初は「同盟」)は1965年8月26日、同盟員93名、準同盟員7百数十名で創立して以降、45年の間に起こった様々な困難を乗り越えて「民主文学」を出版し続けてきたことを祝うレセプションだった。
来賓の挨拶をメモしていて、私の最も強く印象に残ったのは尾西康充氏(三重大学教授)の「蟹工船現象」についての論述でした。同氏は、小林多喜二を拷問死させて以降、その反響に驚いた官憲の拷問は更に巧妙化して、弾圧のため捕らえた者を拷問死させない程度に拷問を加え、出獄後に確実に死亡させるようにした。現代では戦前のような拷問は出来なくなっているとはいえ、権力側の国民の心を萎えさせるどんな小さな「拷問」に対しても軽視せず反撃していく必要を説かれました。
参考:
尾西康充氏(三重大学教授)
私のホームページの「プロフィール」に、私が大学入学時、斉藤金作氏(早稲田大学法学部長、当時日本刑事法学会会長)の講義に衝撃を受けたことを記しました。同氏は、検察官出身だが、戦後の拷問の巧妙化、悪質化を法学入門の講義の中で具体的に説明した。
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