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2009/09/29 1665号 (転送紹介歓迎)
[JCJふらっしゅ]
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│G│記│者│の│「│報│道│ク│リ│ッ│プ│」│
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▽「核廃絶」への道と、日本の国会のあるべき姿
一方、新政府の首相についた鳩山氏は、世界の舞台で、20年までに1990年比
25%の温室効果ガスの削減、非核三原則堅持発言、東アジア共同体構想などを矢継
ぎ早に打ち出して、存在感を一定固めることに成功している。
国連総会演説では、政治理念として掲げる「友愛思想」を紹介、核に関する国連安保理首脳会合では「被爆国としての責任を果たすため核を持たないのだという我々の強い意志」を強調。
総選挙で自公退場を実現した国民の声を汲み取り、国内より先に世界にむけた宣言
が日程上先になったかたちだが、自公退場による民主・社民・国民新の連立政権の誕
生で、いわゆる「ねじれ」が正常なかたちで解消したともいえる。
世界に冠たる平和憲法を土台とした政権の誕生で、日本国憲法をめぐる「ねじれ」の解消も同時におき
たともいえるわけだが、自民党がこれまで続けてきた米国追従の歴史の分だけ、国内
外からの風圧も強い。
政府だけでなく、新国会もふくめた二枚腰、三枚腰のねばりづよい外交をもって、オバマ米政権とともに日米安保体制を根本から見直しながら、「核廃絶」の道をともに前進したいところである。
つまり自民党、公明党も含めた「野党」勢力の再編・再生が、これからの世界づく
りにとって重要になる。
だが、民主・社民・国民新の連立政権が、紆余曲折、振り幅はあっても日本国憲法を基盤とした政治をするのだとすれば、それが新たな日本の政治の標準となり、09年に抜本的に変わった新たな日本の「保守」の姿として定着していく可能性だって高い。
その場合、党総裁選挙で長老支配体制を選択してしまった自民党には、もはや日本
の「保守」のありようを、新たにポジショニングしなおす隙間さえ残っていないとい
うことにもなる。
少なくとも「改憲」だの「戦争政治」だの「国民の統制・管理」をめざす政治自体、そもそも日本国憲法の精神、枠組みから外れた異様なものなのだから、そうした古臭く、眉唾で、害だけで役にも立たない要素を廃棄処分することから自民党は始めねばならないはずだ。
総選挙大敗後、自民党のなかから「振り子はふたたび戻る」ような発言をした人も
いたようだが、時代は日々変遷し続けている。
2次元の平面でみれば、「振り子」が、元に戻るようにみえる時代が訪れることがあったにしても、その「振り子」の振れを3次元でみた場合には、まったく違った位置に振れ戻っているものだ。
政治姿勢、政策を根本から問い直し、政党としての存在意義・存在価値を抜本的に構築しなおそう
ともしない自民党に、日々、原点の位置も、示す象限の意味も変化し、かつX軸・Y
軸だけでなくZ軸の奥行きも変わりつづける現実社会に機敏に対応して、「振り子」
をしっかりとらえる力が宿るのかどうか、大いに疑問といえよう。
社説:鳩山外交 「変化」の発信は成果だ(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20090928ddm004070009000c.html
安保理首脳会合 核のない世界が現実の課題に(しんぶん赤旗)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-09-26/2009092602_01_1.html
「核密約」調査 安保条約の闇をあぶりだせ
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-09-28/2009092802_01_1.html
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