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NEC、AIで混雑発生を予測 事故防止に
NECは人が行き交う通路などの映像を人工知能(AI)を使って分析し、混雑した状況になるかどうかを精度よく予測する技術を開発した。予測結果をもとに特定の場所に人が集中しないよう誘導すれば、事故やトラブルを防げると期待する。数万人が集まる大規模なスポーツ行事やコンサート、花火大会などでの利用を想定し、1〜2年後の実用化を目指す。
新技術はまず、ディープラーニング(深層学習)と呼ぶ最新のAI技術で監視カメラの映像から人の数や流れを把握する。
次に前を歩く人を追従する、衝突を避ける、すれ違うといった行動も考慮しながら計算する。進行方向の特定の場所で混雑が発生するかどうかを10分前に予測できる。
一般に1平米の範囲に2人以上がいる状態になると前に進みにくくなり、同4人以上になるとトラブルが発生する恐れが強まる。
新技術はこうした混雑の兆候を素早く把握し集団転倒事故などの回避に役立てる。
東京都内で実験し、効果を確かめた。
2016/10/23 23:40日本経済新聞 電子版
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