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色んなことがうまくいかなくて、ここのところ悩み中・・・
今までもそうだったけど、それでも何とか乗り越えてきた・・・
でも、今回はかなり凹んでる状態がずっと続いている・・・
そんな時、久しぶりに友人と呑んだ。
何年ぶりかな?
彼女とは古い付き合いでお互いに色々知り尽くしている(笑)
でも、結婚してからはあまり会えなくなってしまったので・・・
なので久しぶりに二人で呑む嬉しさにホッとしながら話を聞いてもらった。
彼女が笑い飛ばしてくれるだけで心が救われる思いがした。
彼女ならそういう反応をしてくれるだろうという期待通りだった。
伊坂幸太郎の短編集『ジャイロスコープ』に「彗星さんたち」という話がある。
新幹線の清掃員達のある一日の間に体験した不思議なできごとの話。
その話の中に
【どんなことも思ったほど悪くない。翌朝になれば改善されている。】
という言葉があって、友人と飲んだ次の日にこの言葉を思い出したのです!
あ〜なるほど〜そうかも!!と・・・
ネガティブになるとどうしても悪いことを深く深く掘り下げてしまうものですが、次の日になると意外とそんなに悪くないじゃない?て感覚になることってありますよ?
この言葉には何の根拠もないのかもしれないけれど、そのぐらいの気持ちでいないと生きていくのが辛すぎてしまいますからね!
友人と伊坂氏に感謝!!
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伊坂幸太郎
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伊坂幸太郎『アイネクライネナハトムジーク』
2007年にリリースされた斉藤和義のシングル「君は僕のなにを好きになったんだろう ベリーベリーストロング〜アイネクライネ〜」で、伊坂幸太郎の短編小説とコラボしたことは以前ブログでも書きましたが
その小説「アイネクライネ」「ライトヘビー」から話を広げて新たに4話を加えた全6話の短編小説です。
仕事で街頭アンケートをする男と、それに答える女との出会い、
美容師が常連客と親しくなり弟を紹介されるが、電話で話すだけの妙な出会い、
高校時代にいじめられていた女が、ある日いじめっ子と再会、
妻に愛想を尽かされた男が、運転免許の更新で毎回同じ女と出会う・・・
など
「出会い」をテーマにし、人と人との繋がりと奇跡の物語満載!!
短編集ですが全て繋がっています。
帯に“ここにヒーローはいない。さあ、君の番だ。”
と書かれている通り、どこにでもいる、誰でも起こり得る話しだからこそ
読み終わった後じんわり心に滲み込んでいくような・・・そんな小説です。
因みに、この小説に出てくる“斉藤さん”は、路上でテーブルを置き、そこにノートパソコンと小さなスピーカーが繋がれていて、客が100円を払って今の気持ちや状況を話すと、パソコンからその人に合った曲の一部を再生してくれるという・・・
この“斉藤さん”のモデルは正に“斉藤和義”ですね。
だって選ぶ曲は全て斉藤和義の曲ばかりですから(笑)
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伊坂幸太郎 『首折り男のための協奏曲』
首を折る手口の連続殺人犯“首折り男”をベースに七つの話が繋がっているという、伊坂幸太郎ならではの面白さ満載!!
隣人が“首折り男”ではないかと疑う初老夫婦、
殺された息子の復讐のため殺人を犯してしまった男と刑事の間に起こる“時空の捻じ曲がり”、
いじめにあっている中学生、
テレビ制作プロダクションの男からの奇妙な依頼、
クワガタを飼育する小説家、
訳あり男女三人ずつの合コン・・・
全く関係性を持たないそれぞれの話しなのに「へ〜そういうことか〜!」
という気持ちのまま、もう一度読み返したくなる小説です♪
その中で最も印象に残った言葉がありました。
いじめにあっている中学生の話しなのですが
彼がいじめられている時、助けてくれた謎の男に向って
「大人になっても、人生はつらいわけ?」
と言う。
すると謎の男は
「大人のほうが楽ちんだ。椅子に座って、何十分も授業受けることはないし、好きなだけゲームもできる。つらいことは多いけど、少なくとも、中学生よりはマシだよ」
と。
この答えにメチャクチャ共感できる!!
私は幸いにもいじめにあったことはありませんが、それでも中学生の頃は勉強、テスト、部活などなど、強制的にやらなくてはならないことばかりでイヤだな〜という気持ちは常にあったし
今でも時々、テスト中に消しゴムがなくてオロオロしているとか、時間が迫っているのに答えが書けなくて焦っている夢をよく見ますから(笑)
今となれば懐かしい思い出ですが、不思議とあの頃に戻りたいとは思わないんですよね。
確かに大人になるとつらいことの方が断然多いのに、それとどううまく付き合っていくかの術を自然と身についてしまったような・・・
解消法とでも言いましょうかね?
好きなだけゲームができるみたいに、あの頃に比べたらある意味自由ですからね。
やつぱり伊坂幸太郎の小説は好きだな〜と今更ながら思いました♪
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台風8号で沖縄、長野など大変な被害にあわれた地域もあれば
予想外に殆ど影響がなかった地域もあり(私の住んでいる所がそうでした)
まるで何もなかったかのように昨日から晴天続きの今日この頃(しかも暑い)
ところで梅雨は明けたの?明けるの?
そう、梅雨といえばこの本!
伊坂幸太郎 『死神の浮力』
『死神の精度』の続編なのですが、今回は長編です。
何故、梅雨といえばこの本なのかというと
死神の“千葉”が仕事をする時は決まって雨が降るという
ただそれだけなんですけどね(笑)
読んでいると雨雲のグレーを感じるのです。
山之辺夫婦の娘が近所に住む男に殺されたが、証拠不十分により一審で無罪判決を受ける。
山之辺夫婦は彼が犯人だと確信し娘の仇を討つ決心をした時、死神の”千葉”が現れる・・・
・・・という重い話なのですが、死神の”千葉”の人とずれた言動や行動が山之辺夫婦の緊迫した状況を緩和させ、”千葉”と一緒に行動することで随分助けられたのですが(ま〜人間じゃないからね)
加害者に対する被害者の怒りや憤りは計り知れないもの・・・
法で裁けないなら自らの手で罰したい・・・
それはただひと思いに殺してしまうのではなく、もっと屈辱と苦痛を味あわせることで罪を犯したことを心から後悔させてやりたい・・・
そう思うのが当然でしょう。
でも、実際にはできない・・・
しかし、この”屈辱と苦痛”よりももっと残酷なことが犯人に降りかかるとは
・・・
その発想は思いつかなかったな〜
ま〜そんなことは絶対ありえないんですけどね。
非現実な死神の存在だけど
実はすぐ側にいてもおかしくないかも?
雨の日が続くと「もしかしたら死神が仕事している?」
な〜んて想像しちゃいます(笑)
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伊坂幸太郎 『バイバイ、ブラックバード』
借金のため「あるバス」に乗らなければならなくなった主人公・星野。
5人の女性と同時進行で付き合っていた星野はそれぞれに別れを告げに行く。
星野をバスに乗せるまでの監視役の繭美は、体格も性格もデカく、ものすごい威圧感と存在感を醸し出している。
星野と繭美と5人の女性の厄介で奇妙なエピソード。
・・・というあらすじです。
作者は、太宰治の未完の絶筆『グッド・バイ』から想像を膨らませて書いたとか。
この小説でまず強烈なインパクトを醸し出しているのが、繭美。
外見も中身はもちろん、行動や言動全てにおいて連想されるのが・・・マツコ・デラックス
それよりもって言ったら失礼なんですけどね
これ、もし映画化するなら絶対マツコねぇーさんにやってもらいたい
星野の「5人の女性と付き合う」ていうのも普通じゃないですけど、でも、ただ女性にだらしない男じゃなくって、目の前に困っている人がいたら手を差し伸べてしまうような「優しい人間」なのです。
だからどの女性も彼のことを悪く思わない、たとえ5股掛けられていたとわかってもね。
で、星野はバスに乗ってどこへ行くのでしょうか
因みにこの小説のタイトル「バイバイ、ブラックバード」は、古いジャズの曲らしいです。
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