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迷惑メール対策を、最小限ながら施したので、結果的には当ブログを休止せず続けることになった。
「もっとも美しい対称性」の続き。ユークリッドらギリシャの数学者は、定規とコンパスで正多角形を作
図することに長けていた。それは、辺の数が3.4.5.6.8.10.12.15.16.20の場合
であった。ここで抜けている7,9,11,13,14,18,19の場合には作図できないことが、今
では分かっているそうだ。更にここからも抜けている17については、別扱いで詳しく説明している。
意外なことに、正17角形は作図できるのだ。発見したのは、これも以前「対称性」の話題で登場した大
数学者ガウスである。弱冠19歳の時だそうだ。この発見によって彼は、数学か言語学かの進路選択の悩み
から解放されたと言う。
ところで、17が特別の数であるとの記述に遭遇して、必然的に想起するのは、十七年ゼミである。今で
は日本でもかなり知られるようになったが、アメリカの東部で十七年周期で大発生するセミだ。地域によ
って発生年がずれているので、全体としては毎年のように発生はしている。
関連して思い出されるのが、13年ゼミで、これも北米大陸だ。そして、日本のセミ(アブラゼミ?)は
7年周期で世代交代する。ただし、特定の年に偏ることなく、毎年平均的に発生するところがアメリカの
17,13年組とは異なる。いずれにしても、17,13,7、すべて素数である。上の正17角形の作
図法においては、17が、2の累乗+1 の形をしていることに重要な意味があるらしい。
話がここまでであれば、サイエンス小話に留まる。当ブログにあっては、音楽との関連が重要な評価基準
である。そこで血の巡りの悪くなった頭をひねったところ、あった。音楽との関連性があった。十七弦琴
なる楽器がある。十三弦琴も、七弦琴もある。もっとも、それらの間を埋める数の弦を有する琴があれ
ば、ここでの17,13,7の特別の地位は消失する。ちょっとコジツケが過ぎるかな。
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