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地球周航の旅から帰った有力メンバーから、「波便り」続編の再送を受けた。旅の途中で発信されたにもかかわらず、当方には着信しなかったものである。折角の労作であり、勿体無いので、この際、無断で掲
載することにした。
QUOTE (NO.2 Oct. 09)
気がつけば1ヶ月があっという間に過ぎ去りました。
このぶんでは「あっ、あっ、ぁっ」と叫べは旅も終わりになるのでは..と心細くなります。
第1報の後、シンガポールで船籍変更による検査、修理の繰り返しのためなんと1週間足止めを喰らい、その後スピードアップして5日遅れで明日はいよいよスエズ運河を通過します。
スエズ運河は最期待事項の1つですので本当に楽しみです。乗客の中に25年前に運河拡張工事に携わった方がおられ、これからその方のレクチャーを聴きに行くところです。その後に通過すれば感慨もひとしおでしょう。
飛行機なら成田からカイロまで13時間余で来られる今日日、1ヶ月かけるとさすがに「遥遥来つる旅をしぞ想ふ」の感しきりです。
船ならではのトピックといえば、アラビア海通行中に船長のアナウンスで「アデン湾に海賊出没との警報により進路をイエメン沿いに変更」というのがありましたが、さいわい無事でした。(マラッカ海峡では何の通報もなかったのでみな海賊のことは忘れていました。)
一つ前の寄港地はMassawa,Eritoreaという1991年エチオピアから独立したばかりの、まだ産業もなく独立後の混乱も収まっていない国で、子供たちに本やサッカーボールなどを届けるプログラムがありまし
た。昼間は駱駝の背にまたがり「月の砂漠」を鼻歌い(?)ました。
きのうはルクソールを訪ね、歴史の勉強を楽しみました。
さて、「KIRAKU」メンバーとしてはコーラスのこともお知らせしなくてはなりません。
最初は「童謡と唱歌を歌う会」なるものができて顔を出してみたのですが、とても気持ちが悪くて参加せず様子を見ていたらこんどは「コーラスしましょう」が出てきた。前者よりちょっとはマシなようですが
指導者がいない。
言いだしっぺは80歳のおじいさんで自分はピアノは弾くが誰か指揮を取ってほしいという。様子を見ていていたたまれなくなり口を出したら結局私が船頭になってしまったという顛末です。
久しぶりに歌ったという人がほとんどのグループですが、そして中には気持ちの悪い声を出す人もいますが、みな喜んでくれているので当分続けるつもりです。小さな木の実」希望のささやき」花のまわりで」をうたっています。
バリトンのいい声のおじさんがいますので、それとなく住まいを訊ねてみようと思っています。(意外と東京の人が少ない)
因みに25人位集まります。(なんと羨ましい!)
こんなところが1ヶ月の経過報告です。長くても送信できることが分かりましたので安心しました。それではごきげんよう。
紅海を航海中のk***maからでした。
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