愛唱会きらくジャーナル

♪美しく青きドナウ,モルダウ,Waltzing Matilda,ナブッコ,ダニー・ボーイ♪次回9月10日2pm アカデミー向丘

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正高 信男(まさたか のぶお)氏は述べています。
”テナガザルのグレート・コール(great call)と呼ばれるもので、複雑な発声の組み合わせが数分間にわたり発せられ、そうした一連の歌が数十分にわたり、毎日ほぼ同時刻に反復される。歌のどのパートを、ペアのうちのオスとメスがそれぞれ時間軸にそって、非常に規則的に自分のパートを受けもつことによって、精妙なデュエットが形づくられている。互いのパートは重複しない。すなわちオスがまずAのパート歌う。歌い終わると、メスがBを歌う。そののち再びオスがCを歌う‥最初はいったん歌い始めるや、A→B→C‥とすべて順を踏んで続けるしか術を持たなかったのが、部分部分を切り離して発声できるようになった。しかも、全体のなかでの個々のパートのあるべき位置を、認識している。
 さらに、もう一段階の進化を遂げたテナガザルの種では、デュエットのパートを、ソロで発声する行動が見られるようになる。一連の流れでの発声から、切り離された形での表出は、かなり随意性の高いものとみなして差し支えないだろう。音の連続的な流れを、パートに分割して(すなわち分節化して)認識し、それを単独して再生してみせるようになった時、それは音声言語の流れからフレーズの単位を認め、一時的に情報を貯蔵するというヒト乳児の言語情報処理と、かなり近いものとなってくる。テナガザルの発声を分析した時、ヒトが言語を歴史的に獲得した際、それは音を組み合わせるようになったことを必ずしも意味せず、正反対に一連の流れを分かつ形で話すようになった可能性も無視できない。”
歌好きにとっては、とても興味深い仮説です。

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