愛唱会きらくジャーナル

♪美しく青きドナウ,モルダウ,Waltzing Matilda,ナブッコ,ダニー・ボーイ♪次回9月10日2pm アカデミー向丘

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第九合唱でのもう一つの問題点は発音である。ドイツ語の発音は決して易しくはないが、我が国ではドイツ語教育の長い伝統があり、独特の発音慣習が根付いている。
 
語尾の –er は、普通はいわゆる曖昧母音の「アー」だが、我が国では「エル」派が優勢だ。有名音楽家でも二派に分かれる。
 
実際にドイツで修行した声楽家は「アー」派のようだ。ドイツでも半世紀前には既に「アー」と発音するのが普通だったと断言する有名な先生もいらっしゃる。
 
第九のオーケストラと合唱にそれぞれの指導者がつく場合、衝突する危険がある。一般にはオーケストラ指揮者が上位のようで、「エル」派だと面倒なことになる。
 
幸か不幸か、今年の某副都心臨時第九合唱団の指導者(たち)は「エル」派だ。当管理人は、いまさら「エル」に戻って歌うのも面倒なので、どさくさに紛れて「アー」で通すつもりだ。
 
次に、母音の前の r だが、「巻き舌で」と言われる。しかし、実際の発音を聴くと、「嗽のR」に近いことが多い。フランス語のRに近いとも言える。巻き舌らしく聞こえるのは、re- の語順のときぐらいだ。
 
これは勿論話者の個人的な癖もあるだろうし、会話と歌とでは発音が異なることも珍しくないから、素人があまり断定的に述べるのは控えよう。
 
母音も厄介だ。難物は、「ö」と「ü」だろうか。面倒だと思ったら、「ö」は「エ(−)」と、「ü」は「イ(−)」と発音すればよい、と割り切るものの、お手本を聞くと、迷ってしまう。
 
その点、イタリア語の「ナブッコ」は楽だなあ。イメージ 1

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