愛唱会きらくジャーナル

♪美しく青きドナウ,モルダウ,Waltzing Matilda,ナブッコ,ダニー・ボーイ♪次回9月10日2pm アカデミー向丘

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石光 真清の「手記」第2巻「曠野の花」に、二葉亭四迷(1864〜1909)が、偽装写真店に出入りしていたことが書かれている。
 
その筆名の由来は、文学に理解のなかった父に、「くたばってしまえ」といわれたことからと自ら語ったと記されている(p.318)。
 
この由来説は確証が無く、俗説であるとの見方が強い(ウィキペディア)が、石光が事実を記したとすれば、二葉亭四迷自身のお墨付きということになる。彼は、あちこちで同じことを喋っているのかもしれない。
 
なお、「手記」では、四迷が身体を悪くしてウラジオストックで保養中に「くたばってしまった」と聞いたことになっているが、実際はベンガル湾上で客死した(ウィキペディア)ようである。
 
石光は、ロシア語資料の翻訳を四迷に頼んで断られたことから、好意を持っていなかった。
 
「手記」には、主に固有名詞だが、ロシア語、中国語が沢山出てくる。その中に、「慢々的 マンマンデー」というのがあり、とても懐かしかった。
 
自分が使っていた訳ではなく、二三十年前に年配の方々が時々使っていたものである。漢字で「慢々的」と書くとは知らなかった。意味も解っていなかった。
 
改めて検索すると、“マンマンデー 【慢慢的】(形動)〔中国語〕ゆっくりしているさま。ゆるやかであるさま。あくせくしないさま。「―な仕事ぶり」”とある(大辞林)。
 
日本が中国大陸に勢力を伸ばしていたころに齎された言葉の一つのようだ。
 
「没法子 メーファーズ」というのもあった。年配の方々は自明の言葉として使っていたが、若輩は解った振りをして聞き流していた。イメージ 1

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