愛唱会きらくジャーナル

♪小諸なる古城のほとり,鯉のぼり,雨,お盆が来るから,秋の山,浜千鳥♪次回2019年1月15日1400文京区・汐見地域活動センタ

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随時随所で頂戴する出版各社のPR誌は、それぞれに力を入れて作成しているようで、侮りがたい価値がある。当欄で今まで大いに利用させて貰ったところ、本年最後の書き込みは、講談社「本」December 2011 の高島俊男「璦琿条約・アイグン条約」から材料を頂いた。
 
歴史には詳しくないが、アイグン条約なるものがあったことは受験勉強のおかげで覚えている。漢字では愛琿条約のように書くらしいことも。
 
ところが、高島先生によれば、璦琿条約が正式の書き方で、日本語での読みは、アイキ条約が正しいとのことである(璦琿は、条約締結の場所)。
 
「琿」は揮、輝、と同じ系統の漢字で、中国語の発音を日本語表記に移すルールに従えば「キ」であることを理路整然と述べている。国文、漢文、中国語、中国文学などの専門家には常識なのだろう。
 
いつの頃からか「アイグン」の読みが普及したので、敢えて異を唱える人もいなかったものと思われる。
 
なぜ「アイグン」と読まれるようになったかは、考えるまでもない。旁が「軍」だからだ。
 
しかし、前期「揮、輝」もあり、「運」もあり、字の構成部品に「軍」があるから「グン」と読むとは限らないことを思うべきであった。むしろ、「グン」と読むケースは非常に少ないのではないか(数えたわけではない)。
 
漢字の偏や旁から類推して誤読するのを「百姓読み」ということも高島先生に教わった。言うまでも無く差別用語だが、現に使われているという。
 
ところで、「璦琿」の字は特殊で他に使い道が無いので、アイグン条約締結の町も、今は「愛輝」と表記されるとのこと、これならアイグンと読む人もいないだろう。
 
なお、ウィキペディアによれば
 
“黒河市は黒竜江省北部の黒竜江沿岸に位置し、358キロにわたる国境により下部行政区画である愛輝区、孫呉県城、遜克県城がそれぞれロシアと接する。
 愛輝区の対岸はロシア極東地区第3の町でアムール州州都のブラゴヴェシチェンスクで、その距離は僅か750メートルである。”
 
ブラゴヴェシチェンスク」は、懐かしくも石光真清の手記4部作に登場した ブラゴヴェヒチェンスク或いは ブラゴベシチェンスクである(2011/8/21() 午後 8:40)。
 
一寸先は闇と言うが、今夜は人並みに除夜の鐘を聴き、年越し蕎麦を食べて、無事新年を迎えて厳粛な気分を味わおう。
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