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「山旅歌集」には全部で155曲収められている。掉尾を飾る歌は何かと見ると、「さあ太陽を呼んでこい」という勇ましいタイトルである。作曲の山本直純はよいとして、作詞の石原慎太郎にはびっくりだ。
歌詞は3番まである。読んでも全く興趣が湧かない。これといった内容が無い。慎太郎より裕次郎を彷彿させる言葉遣いだ。“この世に夜はいらないぜ”と“のぞみの鐘を鳴らそうよ”とがチグハグな印象を与える。
同書の解説には、“NHKのみんなの歌のために作られた歌です。”とある。ネット検索で次のような解説も見つけた:
“さあ太陽を呼んでこい 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/04/03 11:11 UTC 版) 概要 1963年12月、NHKの『みんなのうた』で紹介。石原慎太郎作詞で、「夜明け」に例えて人生を豪快に歌った楽曲。 当初は東京放送児童合唱団が歌ったが、1965年12月に西六郷少年少女合唱団と立川澄登に歌手を変えたリメイク版が放送された。その後、双方とも全く再放送されなかったが、2011年8月にリメイク版がラジオのみで放送され、実に45年半振りの再放送となった。”
好意的な説明であるが、“「夜明け」に例えて人生を豪快に歌った”と解釈する根拠はどこにあるのか不明だ。“2011年8月にリメイク版がラジオのみで放送”されたそうだが、同年4月の都知事選挙で石原が4選されたことに刺激されたものか。
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