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≪童謡の「ぶん ぶん ぶん はちがとぶ」はドイツの民謡という。ハチの羽音はドイツ語では「ズム」だそうだ。原詞では大きな羽音とともに、蜜や花粉を見つけにおいでと歌っているところをみると、このハチはマルハナバチだろう≫と毎日新聞2016年5月4日東京朝刊の「余禄」が教えてくれる。
当方、蜂の種類までは通じていないが、余禄子が昆虫に詳しいことは容易に察しられる。しかし、続けて≪リムスキーコルサコフ作曲の「熊蜂(くまばち)の飛行」の「熊蜂」も原題はバンブルビー、つまりマルハナバチのことだ。≫と言われて、首を傾げた。
リムスキーコルサコフは言うまでも無くロシアの作曲家だから、その作品に標題が付けられるとしたら、それは常識的にはロシア語であると思う。しかるに、余禄子が言う≪「熊蜂」も原題はバンブルビー、つまりマルハナバチのことだ。≫の「バンブルビー」は明らかに英語である。
ロシア人のリムスキーコルサコフが自作の題に英語を用いる可能性は否定できないから、一応ネット検索で確認することにした。ウィキペディアによれば、≪「熊蜂の飛行」(くまばちのひこう、ロシア語:Полет шмеля、英語: Flight of the Bumblebee)≫であり、英語の標題も付されたかのように取れる。
そこで、英語版Wikipediaを参照した。我が疑問にズバリ答える記述は見当たらなかったが、「熊蜂の飛行」の親元オペラ“The Tale of Tsar Saltan”の当該部分のロシア語テキストと英訳との対比表があり、ロシア語が原語であることが判る。
肝腎の「熊蜂の飛行」というタイトル自体はオペラの楽譜には無く、英語の“Flight of the Bumblebee”は、ロシア語で“Полёт шмеля”と通称されるのに倣ったものだそうだ。
という訳で、やはり≪「熊蜂」も原題はバンブルビー≫とは言えないと結論される。常識に従って、≪「熊蜂」も原題はパリョーt・シュミェリャー≫と言うのが穏当だろう。
ただし、余禄子の本旨は
≪昨今、世界で約250種が知られるマルハナバチは農薬や感染症などによって各地で減少し、〜〜〜日本在来種の事情はちょっと複雑である。かつてトマトの授粉のために欧州から輸入された外来種が野外に定着し、在来種の生息域を圧迫しているのだ〜〜〜≫
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こんにちは。「ぶん ぶん ぶん 蜂が飛ぶ」は、ドイツの歌ですが、民謡ではないですね。作詞者は分かっています。ドイツでも童謡として歌われていますが、元の歌はボヘミアの曲だと言う説もあります。(ドイツでは、とても有名な曲です。)
マルハナバチというのがどういう蜂か分かりませんが、原曲のドイツ語歌詞は、スズメバチのような大きな蜂でなく普通の蜂を指しているように思われます。
蜂に対し、とても親近感がある歌詞なので、ドイツでよく見られる蜂を歌った物でしょう。普通にミツバチかも知れません。
2016/5/6(金) 午前 0:23 [ yan_yan ]
お早うございます。注意喚起有難うございます。民謡と言う日本語はかなり広い意味に用いられていますね。ロシア民謡がその典型かと思われます。
2016/5/6(金) 午前 7:13 [ yha*rym* ]