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暫くぶりに宮崎滋氏主宰の“おしゃべりコンサート”を聴いてきた。
第89回 ソプラノ・林田さつき
第1部 大好きな歌曲とアリアから
花占い(マスカーニ)
すみれ(スカルラッティ)
アヴェ・マリア(マスカーニ)
Chitchiritchit (チッチリチ) (フィリピン民謡)
Pobreng (ポブレン) Alindahaw (アリンダハウ )(フィリピン民謡)
Minamahal (ミナマハル) Kita (キタ )(エドガー)
ドレッタの素晴らしい夢(プッチーニ:つばめ)
第2部 日本の響き 心の歌
スタンド・アローン(久石譲)
里の秋(海沼実)
いつまでもいつまでも(宮崎滋)
あんたがたどこさ(熊本民謡)
おてもやん(熊本民謡)
旅愁(作詞 犬童球渓)
故郷の廃家(作詞 犬童球渓)
島原地方の子守唄(長崎民謡)
五木の子守唄(熊本民謡)
いい日旅立ち(谷村新司)
瑠璃色の地球(平井夏美)
アンコール 恋人よ(五輪真弓)
コンサート案内状に“将来有望な若手”歌手と紹介されていた林田は、若いにも拘らず、随分場数を踏んでいるらしい。
声は、どちらかと言うと、“古風なソプラノ”の印象だった。変な表現だが、高音域が、古い音源で聴く昔のソプラノを髣髴させるのだ。けなしているわけではなく、正直な印象だ。ちょっと珍しい声質?
高音をピアニッシモで長く引きながら消えていく収め方は一流だ。特技なのだろう。確かに実力派と思われる。
“おしゃべり”はお上手とは言えないが、歌手の評価には関係無い。五木の子守唄を説明する際に、“まもりこうた”と表現したようだが、「守子唄(もりこうた)」のことではないか。「いつまでもいつまでも」は、立原道造の詩に宮崎氏が作曲したものだと説明があったが、初め、“立原道造”とは聞こえなかった。聴神経異常かな。
フィリピン歌曲は珍しい。彼女がフィリピンとどの程度深く係わっているのか、おしゃべりは無かった。タガログの歌詞をしっかり暗記しているのは、さすが、プロだ。
彼の地を三十年前後の昔、4回訪れたことがある当管理人には結構なプレゼントだった。その頃、現地の歌を収めたカセットテープを買って帰ったのだが、一度も聴かずじまいだ。捨てた覚えは無いから、今でもゴミ(となる運命の段ボール箱)の山に埋もれている筈だ。
お客さんは4,50人もいたのではないか。このコンサート・シリーズとしては上出来、ほっとした。
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