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小形先生の「振動・波動」に収められたトピックスの一つ“和音とうなり”の中で「物理学調」が紹介されている。
音楽演奏で通常使われる音階がラ(a1)の音を周波数440Hzとするのに対し、ピアノの中央のド(c1)を 28 =256Hz として基準音とする音階だそうだ。
この場合のラ(a1)は 426+2/3Hz となる。大雑把な暗算で、ラとラ♭との周波数差の約1/3相当分、標準のラよりも低い。「物理学調」が音楽演奏用でないことは容易に察しられるが、では、何のための「物理学調」かとなると、見当もつかない。
基準数値が28 =256というのは、数字処理の上で便利だから選ばれたものに違いない。
実際、もう一つのトピックス“音階”の項で、純正調のド、レ、ミ、、、、を求める説明において、ソ=384、ミ=320、などのように、各音の周波数がきれいな整数になる。ただし、ファとラには、1/3、2/3という端数が付くが、十分に簡潔な形だ。
また、すべての半音まで勘定に入れてきれいな周波数比にしようとすれば、別の基準周波数を定める必要があるだろう。そのようにして数値を定めても、物理学調の28 =256Hzほど簡潔な形にはならないだろう。
音階については過去に何回も話題に取り上げた(純正相対音感〜半音27/25〜半音25/24 2010/6/24(木) など)が、いまひとつすっきりしない。思考が収束せず、発散してしまう感じだ。歌を楽しむだけなら何も悩む必要は無いのだが。
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2013年11月02日
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