愛唱会きらくジャーナル

♪美しく青きドナウ,モルダウ,Waltzing Matilda,ナブッコ,ダニー・ボーイ♪次回9月10日2pm アカデミー向丘

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山田正紀神々の埋葬」(昭和54.6.10初版 角川文庫)を読んだ。巻末解説によれば、第4回(昭和52年)角川小説賞受賞作である。第3回が森村誠一だそうだから、それなりの権威ある賞と思われる。
 
本書を図書館に申し込んだのは、同著者の「神狩り」を新聞の書評欄で知り、借り出して読んだところ、解説に「弥勒戦争」と共に「神」三部作と紹介されていたからと記憶する。「弥勒戦争」も読んだのだが、内容は全く思い出せない。
 
本書は、インド神話を踏まえて、遺跡都市モヘンジョ・ダロ(著者はモヘンジョーダロと表記)の滅亡に絡む神々の末裔が現代日本で暗闘を繰り広げるという舞台設定で、話の筋は面白いが、壮大な構想を持て余して、筆力不足を感じさせる。時間を掛けて長編小説にしていたらと惜しまれる。イメージ 1
 
さて、本作が世に出たのは、恐らく昭和52年、すなわち1977年だろうから、ちょうど40年前だ。その前の数年間は(年表を参照すると)いわゆる過激派が国内だけでなく世界各地で事件を起こしており、ロッキード事件も発覚し(当方にもトバッチリがあった)、世の中が騒がしかったようだ。
 
著者がインド神話や古代遺跡に詳しいのには感心する。それなりに勉強していなければ書けない小説だ。中で印象に残るのは、神話用語の数々で、特に「プルシャ」「タントラ」「マントラ」などである。と言うのは、それらがオウム真理教を思い出させるのだ。
 
オウム真理教と言えば、今ではサリン事件(1994−95年)など反社会的活動により法的に抹殺され、過去の歴史となったが、当方もそれと知らず事件前に、駅頭などで教団の布教活動や選挙運動を目撃していた。警察の公然たる捜査が報道されるようになってから、上記用語を頻繁に目にし、とうとう頭に刷り込まれたという次第だ。
 
オウム真理教には、自然科学系のエリート知識人の信者がいて、重要な役割を果していたことは、いまだに不思議でならないことだが、当方の職場でも入信していた同僚がいて、事件後一般人事に紛れるように退職したことを伝え聞いた。後で、思い当たることがあった。
 
ウィキペディアによれば、教祖浅原は、≪1977年頃から仙道ヨーガの修行を始め≫たそうである。その前に「神々の埋葬」を読んだだろうか。
 

なお、本書において、かつてインド亜大陸を分割統治していた藩王国藩主国と表記している。ウィキペディアでは≪藩王国(はんおうこく、英語princelystate, native state, Indian state]。「土侯国」とも訳される≫と解説している。

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