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先月末、某施設での歌う会で紹介された「白薔薇の匂う夕べは」(高橋信夫詞、ネーゲリ 曲)なる歌は初聴きであった。親しみ易いメロディーなので、ネット検索したところ、次のような情報が得られた(国会図書館のレファレンス事例): ≪『白バラの匂う夕べは』(あるいは『白バラは雨にぬれて』)という曲について
資料1『賛美歌・聖歌ものがたり』(大塚野百合 創元社 1995)
些か錯綜した記述だが、要するに、原曲はドイツ民謡扱いの「楽しめよ(Freut euch des Lebens)」であり、それは門馬直衛編『世界民謡全集』ドイツ篇第五巻(音楽之友社)に収録されているが、英語圏では讃美歌に利用され、それが日本にも明治時代には導入されていたということらしい。
高橋作詞の「白薔薇の匂う夕べは」がドイツ語曲からの翻案か、讃美歌系統かは、後者の資料未見なので不明だが、前者の歌詞に含まれる「バラ」や「友愛」がヒントになっているように思われる。
門馬の解説によれば、もともとはスイスの歌曲であって、作詞は Martin Usteri(1763-1815)、作曲は Hans GeorgNaegeri(1773-1836)、いずれもチューリッヒの人とのこと。 また、メロディーは、ロッシーニの“Semiramide”序曲や、ドヴォルザークの作品などにも使われているとも。
結構メイジャーな“ドイツ民謡”らしい。
Freut euch des Lebens
Solo Manschafft so gern sich Sorg’und Mueh’, Sucht Dornen auf und findet sie,
Und Laesst das Veilchen unbemerkt, Das uns am Wege Bluet.
Chor Freut euch des Lebens, Weil noch das Laempchen gluet; Pfluecket die Rose,
Eh’sie verbluet !
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