私的な考古学

丹沢山麓で考古学を学ぶ学生諸君との対話

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返信: 1371件

[ aka**da0*7 ]

2014/3/8(土) 午後 10:13

金田明大です。相方が仲間の皆さんとやっている店に来店いただいたとのこと、早速北條先生御家族来訪で、夫婦で話題でした。NAOTの靴、立ち仕事の知り合いに大人気で私も狙っています。お店から我が家まで徒歩30秒ほどです。近所の話題がでたので、思わず書き込みしました。

[ flyingman ]

2014/3/1(土) 午前 9:56

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那の津さま、今ネットで調べ、鈴木公雄先生の著作を思い出しました『出土銭貨の研究』1999,東京大学出版会でした。それと先に紹介した黒田氏の著作に関連してですが、三上喜孝氏の『日本古代の貨幣と社会』2005,吉川弘文館も参考になります。若い方のようですが、黒田氏の見解と響き合っています。

[ flyingman ]

2014/3/1(土) 午前 9:43

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なお現在の日本考古学における威信財交換概念(私が「交換」を入れていることの含意をお汲み取りください)の適用に関わる議論については、もちろん承知しております。しかしごく限定的で表層的な受け止めが目立つ点に大きな問題を感じているところです。たとえば首長間の関係や三角縁神獣鏡などに適用を限るべきだなどという議論は、その最たるものでしょう。
そのような硬直化を防ぎ、より実態に即した歴史像を構築する方向を目指すという意味でも、稲束は貨幣であったと理解できる以上威信財でもあった、という主張を展開したいのです。

[ flyingman ]

2014/3/1(土) 午前 9:39

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次に稲束は貨幣だという理解に対し理論的整理が必要か否かについてですが、日本古代史・中世史と日本考古学との間で理解に大きな断絶がある、という不可思議な現象を説明することで足りる、という側面があるようです。つまりコメは貨幣であるという認識は、古代史以降の研究者間では通説というより常識的な見解で、コメの前に脱穀前の頴稲がそれを担っていたであろうとの理解や、頴稲が稲束であろうとの理解についても同様です。なぜ貨幣なのかといえば、交易や交換にあたっての換算基準になったと同時に、つねに優位な立場にあって、租税でもあったからです。だとしたら、私の主張は弥生時代に遡って稲束が交易対象品であったこと、社会のなかで特段に重要視される農産物であったことを明示できれば済む、ということに理屈上はなるのです。いいかえるとすでに解答は用意されていて、見方を少し変えてみるだけで大方のところは整理できるのです。その基礎認識に立った上での理論の整理、というより用語法の点検はご指摘のように少し必要でしょう。

[ flyingman ]

2014/3/1(土) 午前 9:18

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ポランニーにつきましては、ご指摘の文献にあたった記憶があります。今村仁司氏の文献についても2著あたっています。前者についての受け止めについては先にコメントしたとおりですが、後者については多くの刺激を受けました。なお黒田明伸氏の議論については『貨幣システムの世界史』2003,岩波書店、『中華帝国の構造と世界経済』1994,名古屋大学出版会が代表的かと思います。故鈴木公雄先生の著作については「手のひらの中の国家」『考古学はどんな学問か』(慶応大学出版)を今回の議論では引用しました。銭貨論については、今手元になく著作名を思い出せませんが、かなり有名な著作がありますよね。

[ nan*ts*2002 ]

2014/3/1(土) 午前 8:01

市場経済以前の貨幣については、カール・ポランニー『人間の経済?』所収「原始貨幣に関するノート」をご参考に。
またブログ主様が引用される、黒田氏、鈴木氏の文献についてもご教示ください。

[ nan*ts*2002 ]

2014/3/1(土) 午前 1:27

またポランニーに関しては、栗本慎一郎による学説全体の概説的整理がいくつかあり、そこから著作(『制度化された過程としての経済』など)の該当関連箇所をたどるのがよろしいかと思います。
貨幣の起源論や意味論に関しては、今村仁司によるの著作論考が参考になるでしょう。今村氏の議論を参考にすると、稲束を「貨幣」とした場合、「威信財」よりも「象徴財」としての「聖なる貨幣」とした方が要らぬ誤解(?)が少ないと思います。

[ nan*ts*2002 ]

2014/3/1(土) 午前 1:26

ちょっと待ってくださいよ?
「威信財経済」「威信財交換」という概念や議論自体、欧米の文化人類学からの概念ではないですか?
また貨幣の起源と意味に関して、東アジアにとどまらない通文化的考察は意味があるし必要と思いますが。
また、稲束が貨幣であり、かつ威信財であるとするなら、理論的整理は必要だろうと申しいるだけでで、実際のところ今回の議論を否定しようとしているわけではありませんので(むしろ大変な関心を寄せています)、誤解なきようにお願いします。
また「威信財」という概念、用語については、最近はI村氏やS垣氏のような批判的言辞があることにも留意する必要があります。その上でも理論的整理が必要と考えます。

[ flyingman ]

2014/3/1(土) 午前 0:48

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完全な的外れかどうかについては異論があります。それとポランニーの議論を那の津さまはどう評価されますか?今出先であるために特定の著作を思い出せないのですが、私には評価不能でした。今回の議論に深く関わる部分があるのでしたらご教示いただければ助かります。それとコメントの主題は、私の議論の展開に(ヨーロッパ発の、と私が限定した)経済人類学の学史への目配せがなぜ必要なのか、ではなかったですか。おそらく威信財交換の問題ではなかったかと思うのですが。この点について、貨幣経済との対置において威信財交換が注目されたとの私の見解を示したところ、学史への無理解を那の津さまは指摘されたものと認識しております。そのような学史はないと。では黒田氏や鈴木先生の貨幣論をどう位置づけるのか、私自身の議論の基礎は、こちらに重きを置いていることを再三述べました。そしてそここそが問題の核心であろうと思うのです。いかがでしょうか。

[ nan*ts*2002 ]

2014/2/28(金) 午後 11:29

>彼らが理論を構築する際に依拠した原資料はヨーロッパでしょうか。
>そうではなく南太平洋島嶼部やアメリカ大陸ですね。
ポランニーについては、古代ギリシアから、中世および近代ヨーロッパ、大航海時代のヨーロッパが接触したアフリカ諸王国、古代オリエントなど、分析対象範囲はきわめて広く通文化的、全歴史的であり、上記の指摘は見当外れですよ?


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