私的な考古学

丹沢山麓で考古学を学ぶ学生諸君との対話

調査

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9月3日の網取遺跡

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昨日に引き続き秋らしく晴れ上がった本日は、カイメーヤ地区の2箇所のトレンチ、フールを対象に調査を実施しました。

2箇所のトレンチは、どちらも攪乱層の直下に4層(ベースとなる砂丘の堆積)が検出されるという状況で、残念ながら先史時代の遺物包含層や近世以降の遺物包含層などは残っていないことが確認されました。明日はY口君とO見さんにK森君のお手伝い、という面々で完掘状況までもってゆきたいと思います。

フールの調査は床面を全面検出し終えた他、屎尿や残飯類の汚物溜め(集水枡)の堆積物にフルイをかけました。その結果は予想以上で、微細な骨が出ること出ること。さまざま種の骨が検出され、豚の飼料用に供された肉類の多彩さを見せつけられた思いです。こちらは石井君の指導のもと、1年生の3名の諸君(S袋、M井、K宮)が担当してくれました。

ブシヌヤシキ探索チームは、本日2時40分にようやく目的地へ到達。予想外に繁茂した竹林や、かつて水田でもあった湿地帯に阻まれ、なによりもハチの巣との遭遇におびえながらの探索でしたので、非常に難航しました。それだけ到達時の感慨もひとしおでした。
なお到達したのは、ブシヌヤシキの上方の崖の先端で、ブシヌヤシキを眼下に見下ろせる場所。ブシヌヤシキ本体も葦類が鬱蒼と茂っており、見通しはいっさい効かない状態でした。ですから本日の到達地点からの写真撮影となります。M田君、E藤君、K島さん、お疲れ様。

ヤンデーヤの杭打ちや1/100の全体図の作成も小林君のリードのもと、K森君とK藤君が終えてくれました。その後はMりの指示のもと、トレンチ予定地内に散在する瓦を集め、ピックアップ作業をおこないました。こうして明日から発掘調査を開始できる状況になりました。

本日から2日間、網取には教養学部の海洋実習隊が日帰りで入っています。随行してきたj野君と院生1名が宿泊し、久しぶりにj野君の魚料理を堪能しました。気がついたら夜中の2時となり、慌てて就寝。彼がもってきてくれた「泡波」を堪能し、ここちよく酔いました。

9月2日の網取遺跡

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早朝から快晴の天候でしたが、空気が比較的乾燥して涼しいことに気がついた本日、カイメイヤ地区(Iトレンチの地区)の調査前の写真撮影を実施し、発掘調査を開始しました。

この地区では南北に長い6m×1.2mと5m×1.2mの2本のトレンチを設定し、居住地が廃絶したのち農学部が実験農場とした際の攪乱層の除去に入りました。両トレンチを本日担当してくれたのは4年のM田君、3年のY口・K玉君にO見さん、2年のO本・Y崎・E藤君の7名で、院生のMりさんが指導役でした。このほか本地区に遺存する豚の飼育施設(フール)の清掃作業にも入り、こちらは石井君の指導のもと2年のK島さん、1年のK保宮君・S袋・M井さんが担当しました。

昨日に引き続き、杭打ち作業は小林・K森・K藤君が担当してくれました。

なお本日午前中には、ブシヌヤシキを目指して伐採を進めてもらっていた小林君がアシナガバチに刺されてしまい、本日の到達は断念しました。幸い腫れもたいしたことがなく大事には至りませんでしたが、気の毒でした。

明日はM田・E藤・K島の3名にハチ用のスプレー缶にアンモニア水を持たせ、雨合羽に顔覆い着用のもとで再突入を試みてもらいます。

本日、水準点移動は2年生の3人組が担当し、誤差3�で収めてくれましたが、なぜか一昨年の数値より10�低い値となりました(明日再確認しなければなりません)。

昼前に池田米蔵さんが船浮小中学校の先生を連れて来訪。9月2日の本日は、盆の最終日。夕方にも秋風を感じる網取でした。

9月1日の網取遺跡

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昨日よりは蒸し暑さを感じる朝を迎え、夏の網取らしさを覚えた本日。午前中は全員でヤンデーヤ地区の伐採・清掃作業を昨日に引き続き実施しました。

昼前に調査前の全体写真を、と皆をせっつきながら頑張ってもらいましたが、もうあと10分で撮影にこぎ着けるかと思った11時30分頃、突然のスコールに洗われ、午前中の撮影を断念せざるをえなくなりした。
午後を期すことにして宿舎に帰ってみると、遅れていた荷物等を運んできてくださった崎原さんが艇庫で雨宿りをしていると知らされました。

慌てて行ってみると、崎原さんだけでなく明後日から始まる教養学部の「海洋実習」の準備のために、6人乗りのアウトリガーで河野先生の一団も現在網取に向けて航海中だとのこと。さすが海の男たちです。

午後も不安定な天候でしたが、かろうじてスコール前に写真撮影を終えることができました。その後はカイメーヤ地区の伐採をはじめてもらいましたが、午後2時前には再びスコールに見舞われることに。全員が再度ずぶ濡れになりました。

しかし今度は誰一人として仕事を上がりたくないとのことで、作業はそのまま継続することにし、結局午後4時過ぎには、カイメーヤ地区の伐採と清掃も終えることになりました。

いっぽう、午後から別働隊を組織して、ブシヌヤシキを目指しひたすら伐採を進めてもらった3名は、午後4時までにカジヤ地区を過ぎ、目的地直下の沢筋まで到達するに至りました。数年ぶりにご対面できそうです。

8月31日、網取入り

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穏やかな天候の朝8時35分の船浮行き定期便に乗り、船浮からはチャーター船として網取に向かっていただき、9時10分には網取に入りました。

今年は長期利用者として網取施設に常駐する学生さんが不在のため、施設閉鎖中でしたので、誰もいない桟橋に降り立つことになりました。

午前中は宿舎の整理や搬入した荷物の整理、庭の掃除を全員でおこないました。

なお、この間のちょっとした発見がありましたので紹介します。宿舎の裏庭に生ゴミ用のコンポストを設けるための伐採に入ってみると、そこに生えたバナナの木に実が成っていることに気がつきました。通称島バナナです。10年目にして初めての発見。それというのも、おそらくは長期利用の学生が不在だったことが主たる理由。もがれることなく私たちの目にとまった、ということのようです。ともかくもう少し黄色くなるのを待って、カラスよりは早めに収穫し、皆で味わおうと思います。

そして午後からは今年の調査地であるヤンデーヤ地区の伐採に入りました。院生のMリの仕切り初年度ですので、緊張気味に後輩の皆に指示を出していました。今回は東大の石井龍太君や慶応の小林竜太君にも助言者として手伝ってもらっていますので、よけいプレッシャーがかかったようです。

なお私は別働隊としてK森とY口を連れて導水パイプの漏水箇所を修繕するための別の伐採に向かいましたので、現場の作業風景写真を撮り損ねました。

夕方のミーティング後の情景を代わりに撮しアップします。明日の午前中には伐採を終えられそうです。
(写真のアップはもう少し後になりそうです)。

夜に崎原さんから電話が入り、津波注意報発令だとの情報を受け、11時消灯予定を繰り下げて、食堂に皆が集まり晩酌を進めながらテレビに見入っていました。

8月30日、西表島入り

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台風14号に悩まされた学生諸君もいましたが、本日無事17名全員が西表島に入り、浦内施設で河野裕美先生へのご挨拶を経て、白浜の金城旅館に入りました。今年で私が西表島の調査を開始した年から10年目になります。思えば短いようにも感じられ、長いようにも感じられますが、最近はここに来るとなぜか安心感を覚えるようになりました。

写真は金城旅館の女将さんの美味しい料理を堪能する学生の面々です。

(が、しかし、故あってMacが現在こちらへ移動中ですので、使い勝手の悪いウィンドウズ機を使用せざるをえず、写真がアップできない状態。そのためテキストのみ先行アップしておきます。あしからず)。


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