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当時、四国から外へ出るのは乗り換えに次ぐ乗換えでした。
高知・徳島・愛媛・香川、どこからであろうと列車でひとまず高松へ集合(笑)して、連絡船で本州岡山宇野港へ、それから電車で岡山まで40分揺られ、やっと新幹線に乗り込むという。
乗り換えのたび、みなさん出口に並んで列を作り、到着すると先を争って次の乗り物に走りこむのです。
脚が達者でなければ(笑)、四国から出ることもできない時代でした。
幸い幼稚園への山道で鍛えた足腰。無事乗り換えをクリアし、岡山からさらに山奥への列車で、無事友人夫婦の家へたどりついたのはもう夜でした。
着いたとたん、友人に会った安心感から、ずいぶんいろんなことをしゃべってしまったような気がします。
ころあいでさえぎろうとする奥さんに、ご主人が、
「ひとりで暮らしているとね、とにかくしゃべりたいものなんだよ。
いいよ、いいよ、話してしまいなさい」
このご主人、独身でその土地に赴任、数年後、彼女と結婚したので、ひとり暮らしの孤独はよ〜く経験している方でした。
ご主人とか、奥さんとか書くのはどうも水臭い。二人とも学生時代からの親友なのですから。
ご主人を令ちゃん、奥さんを直ちゃんと呼ぶことにしましょう。
令ちゃんは見かけはちょっと暑苦しいおデブさんですが、江戸っ子で、すべてにちゃきちゃきしてます。しかも心のあったかい下町育ち。
直ちゃんは、九州女、小粒ですが気性は骨太、笑顔に潤いのある美人。紛れもなく(^^)/
時に思ったままを言ってくれてグサグサ刺しますが、彼女に笑顔で言われるとなるほどと納得。人柄というよりはスケールの大きさでしょうか。
まだハイハイしているお嬢ちゃんと、直ちゃんのお腹にいるもう一人(0.5人)と、転がり込んだ私、4.5人の生活が始まったのでした。
親友だけど、一緒に暮らしたのはそれがはじめて。
で、これがね、おもろい夫婦で(^0^) つづく
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うつ
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