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3月1日は、二男の卒業式でした。
卒業生と在校生、総勢900人が、
黒髪に黒い制服、号令で一糸乱れず立って座って礼をして。
ささやき声さえ一つも聞こえず、お辞儀する時の手の位置までみな同じという、
すごい。就職率100パーセントの高校。
じつはこの高校は、去年、長男も卒業。しかも、私の母校 ♡ でもあります。
式の最中、左上の窓ごしに見上げると、校舎の屋上が見えます。
昔むかし、そこには、地学部の部室がありました。
地学部の活動といえば、
特殊な望遠鏡を使っての太陽黒点観測とスケッチ、
夜ごと、ラヂオの気象庁発表を聴きながら、天気図記入、
夏休みには合宿して夜もすがら流星観測、と、
地味度からいうと、体育部の卓球部といい勝負ですけど、
それは表向きのこと。
女子部員は、面倒なことは当番や先輩にかわいらしく押しつけて、
おしゃべりとバドミントンに明け暮れておりました(^^♪
屋上でのバドミントンは気持よくて最高、です。
余談になりますが、今は屋上は鍵がかけられ、生徒は出られなくなっています。
飛び降り防止のためだと思いますが、なんだかな〜。
嫌なことがあったとき、休み時間に屋上で海山を見晴らしたり、風に吹かれたりするうちに、
なんとか次の時間も耐えられる・・・そんな力を与えられたりすること、あると思うんです。
生徒たちを、あの気持ちいい屋上から締め出さないでほしいなぁ・・・と、いつも思う。
というより、参観日なんかに、こっそり屋上に出たかったのに・・・というのもあるんですけどね。
さてさて、屋上のバドミントンの難点は、羽が手すりを越えて四階下の地面まで落ちていくことです。
拾いに行くのはいつも男子部員の役目でした。
彼らが四階を駆け下り駆け上り、
息を切らしながら羽を渡してくれる頃には、次の羽がひらひら落ちていくのです。
すべての羽が落ちて、男子部員がまだ来てないときはどうするかといいますと、
バドミントン部・・・ならぬ、地学部女子全員、屋上の手すりから顔をのぞかせて待ちます。
そのうち、はるか下を、知り合いの一人(もちろん、男子)くらいは通りかかるので、
「OOく〜〜〜ん、」
「な〜〜〜、おねが〜〜〜〜い」
「そこの羽、ひろて〜〜」
「持ってきてなぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
一斉に、手を振ってお願いする。98%くらいは成功しました(^^♪
顧問は「岩田」という先生でした。真冬でも半そでカッター一枚、毎日素足に下駄という格好で、
2時間以上かけて自転車で通ってきていました。
髪はハリネズミのように涼しく立っていて、白い歯をむき出して笑う先生。
私たちは「がんた」と呼んでいまして。
奥さまは、超美人との噂。
いい先生で、私たちはその変わり種のところが好きでした。
部長は「ぶっちょ」
メタボで、部室までの階段をあがってくるとき、いつも汗をふきふき、ふうふういって。
バドミントンの羽根もよく拾いに行ってくれました。
と、私が高校時代にかえり、何十年か前の屋上に遊んでいるうちに、
式は粛々と進み、校歌斉唱までたどりついて。
長男の入学式のとき、一番感動したのがこの校歌です。
だって、歌えるんです(*^^)v 全部。
母校だから。
二男の卒業式なのに、自分の思い出ばっかり。
だって、男の子は、写真も撮らせてくれないし。
女の子は母親と群れて、にぎやかに、何枚でも撮っているのに。
私もこっそりと撮りました。二男の背中ばかり何枚か。
だって、撮らせてくれないんですから。
あ〜〜、読み返すと、暗い(;一_一)
それに、おもしろくない。
このままアップするのはいかがなものか・・・。
ちょっと滅入っています。もう母校へ行く口実がなくなってしまったから。
自分ももう本当に母校を卒業してしまったような気分。
高校時代、楽しかったな〜。
式が終わって、
二男のクラス、最後のホームルームの、いよいよ最後、
担任の先生おふたりが歌ってくださった「サライ」。
感動しました。
先生方、ありがとうございます。
ほんとにお世話になりました<(_ _)>。
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