過去の投稿日別表示

[ リスト | 詳細 ]

全1ページ

[1]

 モレと新人研修

「ずっと、ついておいでよ」と、従弟は言った。

「ええ、どこまでも・・・(●^o^●)」と、わたしは答えた。

こうして、二人は早朝に待ち合わせ、バイクで闇の中へ消えて行った。

・・・・・・とまあ、これが従弟流新人研修。自分が黙々と配達して、新人にはひたすらその後を追っか

けさせるという・・・。

一週間たつ頃には、あら不思議、新人もそのバイクも、「体で」配達先や道順を覚えているというわけ。

「もう明日から大丈夫じゃな?一人で」と従弟が言うのへ、

「うん。いけると思う」と自信満々に答え、

いよいよ、モレと二人ぼっちの新聞配達が始まりました。


はじめはさすがに心細かった。

従弟についていって、覚えているつもりだったのに、いざ一人で配ってみると

「これでいいのかな?」不安になるのですね。

初日など、暗い中で、一軒ごと懐中電灯で表札を確かめながら配りました。



確実に覚えたころから季節は真冬。どんどん寒くなってきます。

防寒着に身を固め、家を出ます。でも、4〜5軒配る頃には暖かくなり、10軒目くらいには汗ばむほど

になり、ぽかぽかの快適でした。

そんなやこんなで一か月。もう大丈夫と楽しくなったある朝、私は電話の鳴る音で目が覚めました。

従弟からです。

「おはよ〜!(^^)!ごくろうさん。

00さんとこ、今朝新聞入ってない言う電話あったから、ごめん、持っていって、ひとことお断りしとい

てな」

時計を見ると、7時です。

どひゃ〜〜〜!!!

どないしょ(@_@;)

00さんもXXさんも、どっこも配ってない〜〜〜。

「ごめ〜〜〜ん。寝坊してしもた。どないしょ?」

受話器握りしめ、べそかく私を、庭のモレがあきれたように見ていました。       続く


 

全1ページ

[1]


.
愛媛
愛媛
女性 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

過去の記事一覧

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

標準グループ

Yahoo!からのお知らせ

よしもとブログランキング

もっと見る

プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事