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新聞配達始めた頃、うちでは「ルド」というネコを飼っていました。 優雅でかしこく、すぐにボーイフレンドができて、人間なら8歳になろうかなるまいかという頃、 お腹が大きくなりました。 2月の寒い日、 ルドは産気づいて、おしりから赤い風船のようなものを出しては引っ込めしながら苦しそうに泣きます。 心にかかりながらも時間が来て、私はいつものように配達へ。 「ルドは大丈夫かしらね、モレ。 まだまだ子猫なんだよ〜。 避妊手術連れて行ったら、『まだですよ』って、してくれなかったんだよ」 「大丈夫かもよ、あの子、賢そうだもの。 動物は・・・うまくやるよ。きっと」 といいつつ、モレはいつもよりスピード上げて突っ走り、 わたしは、ハラハラどきどき、いつもより気合いれ、済ませて帰って、ルドの名を呼びますが、 反応なし。姿も見えず・・・。 と、二階からなにかいつもと違う気配が・・・。 駆け上がって、こたつを覗き込むと、 ありゃりゃんりゃん!(^^)! ねこねこねこ。 親指くらいの黒・銀縞、金縞の三匹が、こたつ敷きの上をのたくっています。 黒はいっちょ前に丸顔で。 小さなムササビみたいに手足広げてよたよたと・・・。 そのそばで目を光らせ見守るのは、ひとりこたつにもぐりこみ、産み上げた偉大な母、ルドです。 息子たちもおしり持ち上げて顔をこたつに入れ、ちょこちょこ指で子猫をつっつく・・・。 二人とも、保育園は、おやすみしました。 私が寝坊してから二ヶ月ほどたったある日のこと、ですから、いまから13年ほど前のことですね。
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