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前記事の会社で、まっちゃんと私はいろいろ特典を受けられました。
運送会社から、ひそかにお中元お歳暮がひとつずつ届くし。
年末には、手帳を一冊ずつ。今も書店に並んでいる能率手帳をプレゼントされました。
私の手帳遍歴のはじまり〜^^
その運送会社から派遣されている現場のおじさんたちが宴会を開くときには招待されてごちそうになり、慰安旅行まで連れて行ってくれました。
おじさんたちの控室は工場の外壁にトタンで建て増しされた小屋のようなものでしたが、そこはまっちゃんや私のオアシス。疲れた時とか職場で意地悪された時とか逃げ込むと、コーヒーにお茶、おやつが差し出され、おじさんたちの荒っぽいおしゃべり(時には18歳未満ご遠慮くださいの)で笑っているうちにいやされました。
極めつけは、大型トラックで長距離を運んでくれたこと。これはもう、極秘の極秘だったけど^^
そんなことできるなんて知らない私が、「近々有給休みとって大阪の親戚の家へへ行くのよ」と職場で話していたら、運送会社の営業のおじさんに手招きされ
「もし差支えなければ、トラックで行かれたらどうでしょうか」
びっくりしてまっちゃんに尋ねると、
「代々のうちの部署の女の子はみんな乗せてもらって旅行しとるよ。私も東京も大阪も行った」
とのお返事。
誤解のないように言っておきますが、いわば私たちは大口の取引先の社員、
壊れ物につきお取り扱い注意ですから、運んでくれる運転手さんもあ〜だこ〜だと厳正に選ばれ、くれぐれも危険のないように(何の?(笑))神経を使ってくれました。
夜、打ち合わせ場所で待っていると、大型トレーラーが静かに停まり、
「お嬢さま、ようこそ。あ、お手をどうぞ」
座席まで乗るだけで高いのなんのって。そこは運転手さんふたりがかりで紳士的にエスコートしていただいて乗りました。
大型トラックの助手席って見晴らしい抜群ですね。まるでVIP(笑)その上、おやつにジュースの豊富なこと。当時はコンビニなんてなかったので、車内にどっさり、眠気覚ましに、いえ、ひょっとしたら私のために準備していてくれた?
缶ジュースも、開けるとプルタブが外れるタイプで、当時はそれがゴミとなって道路などに散らばり問題になっていました。運転手さんによってはプルタブを長〜くつなげてトラックの中に這わせデコレーションしてる方もいました。
「眠たかったらここで寝なな」(眠くなったらここで眠るといいですよ)
運転席の後ろのカーテンをめくるとベッドがあって、その日は私専用に清潔なものに敷きかえられていてふかふか^^お言葉に甘えて眠らせていただきました。
途中一度だけ起こされました。
「ラーメン、食べましょう」
まだ暗い中目的地に着きましたが、わざわざトラック下りて私が叔父の家の中へ消えるまで見届けてくれた、
素晴らしきトラック野郎紳士でした^^
残念ながら、勤めていたその会社は間もなく不況で閉鎖となりまして。
もっといろいろなところトラックでエスコートされながら行きたかったのに(笑)
勤務年数でいくと退職金はいただけないはずが、依願退職で結構たくさん手に入りました^^
とりあえずアルバイトしながら考えました。
さて、これを無駄には使えない。どうしましょ。
そうだ!あこがれの大学へ行こう!
この際お嫁に、ともくろむ親祖父母には申し訳なかったけど、東京へ飛び出してしまいました^^
もしあのまま会社が続いていたら、今ごろはお局の大前媛子さま(笑)だったかも。
ほんま、チャンスはいつ飛び込んでくるかわかりません。
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