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12月23日(水・祝)大阪、12月28日(月)東京でソロライブ【HIROKO SHIMABUKURO LIVE 2015 Kiss & Hug(ハートマーク)Coco d’Or】を開催する島袋寛子が、同公演に関して、また30代になった今だからこそ語れる音楽への思い。「エンタミ!」島袋寛子ロングインタビュー<後編>をお届けします!


――今回の公演で披露するCoco d’Orは、寛さんがジャズを歌うプロジェクトとして20代前半に始動させたものでしたよね?

「そうですね」

――その後にいろんな歌を歌い込み、今回の公演では30代になった今、寛さんがジャズをどう歌うのかが聴き所。

「だと思います。もともと私は沖縄のスクールでTLCやマイケル、ジャネットやマライヤなどの洋楽を聴いてダンスと歌をやってきてたんですけど、12歳のときにSPEEDとしてデビューして伊秩(弘将・SPEEDの音楽プロデューサー)さんの楽曲は前に食い気味で歌うスタイルがあるんですけど。それをハイトーンを使って歌うという私の歌い方が、まずそこで一度出来上がったと思うんです。それを(SPEED)解散と同時に壊したくて、NYにトレーニングに行ってそれまで使えなかったファルセットを覚えたり。解散後は色んなジャンルを歌っていったんですね」

――そこで、SPEED時代の歌のスタイルでは歌えないジャズにもチャレンジしてみた、と。

「ええ。そうやって一つ形を作っては壊し、作っては壊しを繰り返しやってきて。自分と闘ってきた感はありますね」

――自分で自分に挑戦状叩きつけて。

「そんな気持ちだったんだと思います。何も分からず、その瞬間瞬間を必死にやるしかなかった10代。SPEEDが解散してからは、周りが求めること、SPEEDとは違う何か新しいことを自分で作り上げなきゃという思いで作っては壊しを繰り返していったので、20代の頃の記憶はほとんどないです(笑)。歌っていうものは、精神的なものがエネルギーとなり、声となり、表情となって伝わるものなので、そこをいつもフラットでいられるように整えるため、自分の精神面とも向き合った20代でもありました。そこは、経験を積んでいく中で自分なりに組み立てていくしかなかったんで、30代になるまで時間が必要だったんだなと今は思いますね」

――結果、10〜20代の頃と今では精神面でどのような変化があったんでしょうか?

「やっと私は何が好きで何が大事か、自分が直感的に感じたものを大事にする術を覚えた気がします。私はこれは大事ですというものを、闘わず、周りのことも受け入れつつやっていく。今は、それができるようになったんじゃないですかね。10代の頃はそれが分からなくて“ウワァー!”ってなることもあったし、20代は“もう辞める!”って突っぱねたこともあった。ようやく今は、口では“ヤダヤダ”と言いつつ、自分の中で悲観せず、嘆かず、穏やかに受け止められるようになった。いろんなことを観て知った上で、執着を持たないということを保てているんじゃないでしょうか」

――執着を持たない自分をフラットな気持ちで保てるようになったからこそ、新ユニット・ERIHIRO(今井絵理子とのユニット)をやってみようと思ったんですかね。

「これは奇跡みたいなことなんです。音楽性が元々違うので、2人でやるなんていうのは10年前には考えられなかったことなんです。でも、ERIちゃんと一緒に出た番組があって。そこでキャッキャ言いながら“一緒に何か作れたらいいね”“やるならEDMとかどうかな?”って話をしてたら、それをスタッフさんが汲み取ってくれて実現したんです」

「3〜4年前に描いていたことがどんどん現実になって、今はとても幸せです」


――では今、30代の寛さんがライブにおいて幸せを感じるのはどんな瞬間ですか?

「会場でエネルギーが回って、お互いが一つになったなとその空間で感じたときは本当に幸せだなって思います。あとは、みんなが歌ってくれたときの声を聴いたとき。泣けるぐらい幸せを感じますね。気がついたら、そういうことを感じられる自分になってたんですよ、いつの間にか(微笑)。舞台もそうなんです。年に1回出来たらいいなと願っていたら、それがいつの間にか現実になっていて。今回のソロライブもそう。3〜4年前にX’masシーズンに毎年ライブができたらいいなと思ってたことが、今こうして現実になってるんですよ(笑顔)」

――30代になって、描いていた夢が次々に叶っていっていると。

「ええ(笑顔)。作品に関してもそうなんです。私はこれまで周りから望まれるもの、自分がやりたいものをいろいろやっていく中で“お前のジャンルは何なんだ? 何がやりたいんだ?”って言われ続けてきて、あるときに思ったんです。“いろいろありますけど、どれが聴きたいですか?”という状況を作ろうと」

――音楽も一つのジャンルに執着を持たないことが自分のスタイルでいいじゃないかと。

「そう。だから、今後私はピアノと歌だけのアルバムも作ってみたいですし、もちろんCoco d’Orの次作、沖縄の楽曲ならこれが歌いたい、あのアーティストさんとコラボしたい、ライブをやるならあそこで、というアイデアまであります。島袋寛子ではJ-POP というジャンルになるであろう素敵な楽曲がすでにあり、ライブだけで披露しているものが何曲もあります。もちろんERIHIROもあって。さあ、どうしましょうという感じの状態が今できているので、とても幸せですね(笑顔)」

(取材・文/東條祥恵)

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■TICKET INFORMATION
Yahoo!チケット先着先行:11月10日(火)18:00 〜 11月15日(日)23:59
http://tickets.yahoo.co.jp/tour/00000751/
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■LIVE INFORMATION■
「HIROKO SHIMABUKURO LIVE 2015 Kiss & Hug(ハートマーク)Coco d’Or」

【大阪公演】
大阪:松下IMPホール(大阪府大阪市中央区城見1-3-7)
12月23日(水・祝)14:00開場/15:00開演
12月23日(水・祝)17:30開場/18:30開演

【東京公演】
東京:ニューピアホール(東京都港区海岸1-11-1 ニューピア竹芝ノースタワー)
12月28日(月)14:00開場/15:00開演
12月28日(月)18:00開場/19:00開演

【チケット料金】全席指定6,500円(税込)
※3歳未満入場不可・3歳以上のお子様はチケット必要

【先行予約受付期間】
Yahoo!プレミアム会員先着先行:受付は終了いたしました
Yahoo!チケット先着先行:11月10日(火)18:00 〜 11月15日(日)23:59

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