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こんにちは。新宿三丁目です。
■注意が必要な著作物の取り扱い
検定を作るのは楽しいものですが、著作権の問題には注意が必要です。
たとえば、検定を作成する際に著作権者の許諾を得ないまま、ヒット曲の歌詞全文をそのまま掲載したり、マンガ書籍から画像をスキャンしてアップロードするなどの行為は、著作権者の権利を侵害する恐れがあります。
Yahoo! JAPANでは、サービス利用規約の中で、第三者の著作権を侵害するようなコンテンツをアップロードしたり掲示したりすることを禁じています(ちなみに、Yahoo!みんなの検定では、著作権を侵害していると思われる検定については、随時削除しています)。
いっぽう、日本の著作権法では、「私的使用のための複製」や「引用」に限定して著作権を制限する規定があることが知られています。
一般に、適切な引用と認められるためには、引用する必然性があること、質的にも量的にも引用先が主で、引用部分が従の関係にあること(引用を独立してそれだけの作品として使用することはNG)。 段落を変えるなどして本文と引用部分が明らかに区別できること。出所を明示することなどがあります。
しかし、実際に引用に当たるのかどうか判断するのは難しいものです。
■検討が進むフェアユースとは?
最近、フェアユースという言葉を耳にしたことはありませんか?
フェアユース(fair use)とは、アメリカ合衆国著作権法において、著作権者に無断で著作物を利用していても、その目的がフェアユースに該当すれば著作権の侵害とはならないというものです。
フェアユースでは、公正な利用という抽象的な表現で広く用途をカバーするのに対し、日本の場合は具体的に用途を列挙する形のため、環境変化に対応するのが難しいという法律面の違いがあるのですね。
日本でも、知的財産戦略本部が、著作権法を改正し他人の著作物を利用しやすくするために著作権法の改正を目指しているそうです。
検定を作りやすい環境になっていくといいですね。
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