古今亭日用工夫集

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中世史部会では、明日、例会(大会準備報告)及び合宿、
明後日、援助報告及び運営委員会を予定しておりましたが、
大会担当委員と協議し、
本日発生した地震により交通が混乱していることなどを踏まえ、
中止することにいたしました。
延期した日程などは近日中に改めてご連絡いたします。


2011年3月11日



↓中止

【例会・合宿】
★1日目:3月12日(土)13:00〜
場所:東京大学福武ホールB1 史料編纂所大会議室
内容:第2回大会準備報告
報告者:坂本亮太氏・長谷川裕子氏

※例会終了後、合宿を行います。
宿泊をご希望の方は下記下村までメールでご連絡ください。
宿泊場所:ふたき旅館
     東京都文京区本郷6-6-3 

★2日目:3月13日(日)10:00〜
場所:東京大学福武ホールB1 史料編纂所大会議室
内容:大会援助報告(長谷川氏分)
報告者:小酒井大悟氏

茂木健一郎氏、カンニング事件で「クズ新聞、クズ大学」と批判

サーチナ 3月4日(金)10時50分配信
 京都大の入試問題を試験時間中にインターネットの掲示板「ヤフー知恵袋」に投稿したとして仙台市の男子予備校生(19)が3日、偽計業務妨害容疑で逮捕された。この件で、脳科学者の茂木健一郎氏(48)が同日、自身のTwitterとブログで、京都大学や日本のメディアの対応を批判している。

 茂木氏のカンニング事件に対するつぶやきは、男子予備校生の逮捕前から始まっていたが、3日の午前には「拝啓京都大学の自由な学風にはいつも尊敬の念を抱いてきました。今回の受験生に対する貴学の対応は、その伝統を踏みにじるものと考えます。特定できた段階で、警察への被害届けをただちに取り下げるべきであると考えます。これからも自由な学風を保ってくださいますよう。脳科学者 茂木健一郎」と発言。

 夕方以降、「逮捕だとさ。ナチス。世界の笑い者」「クズ新聞、クズテレビ、クズ大学、これで満足したか?」「オレはさ、日本の新聞、テレビには、ほとほとあきれているが、それでもつき合いつづける。なぜか。現場の『人』が好きだからだ。つながりたいからだ。しかし、組織としては、終わっているね」と徐々にヒートアップ。

 その後、「クズ朝日新聞が、逮捕されたとオレの携帯にニュース速報を送った。ジャーナリストは、日本にいないね。アタマの中に、本当に誰かいるのか? お前らが、日本を沈ませている。オレは、本当に日本のことを愛して行動する」「クズ朝日、オレのツイートを読め」「京都大学、お前は死んだ! お前は、もはや、世界的水準の、academic insutitutionではない!」と、その怒りは頂点に達した。

 インターネット上では、茂木さんの一連のつぶやきに対して「若い子の出来心での失敗をこんなにバカみたいに騒ぎ立てることないよね」「カンニングは駄目だけど、今回のメディア報道はやり過ぎ」といった声が上がっていた。

 また、茂木氏は4日午前に自身のブログを更新。冒頭で「今回の京都大学をはじめとする入試における『カンニング事件』は、いろいろな意味で心が痛む。」と述べ、前日のTwitterとは異なり、冷静にコメントしている。

 「京都大学が被害届けを出し、『偽計業務妨害罪』でカンニングをした学生が逮捕されるに至ったことに、強い違和感を覚えるものである」として、その違和感の理由について語っている。

 「第一は『大学の自治』『学問の自由』」「今回の事件において、京都大学の関係者が『被害届け』を出してしまったことは、『大学の自治』の点から疑問である。日本の大学が、大きく変質してしまったことを感じる」「第二に、教育者の立場からの配慮に欠けているという点である」と指摘。

 また「京都大学にあこがれ、志願をしてきた学生が、心の弱さから「カンニング」をしてしまった。その時に大学側がとるべき対応は、入試で不合格にすると同時に、前途ある若者が未来に向き合えるような配慮をすることではないか。『偽計業務妨害罪』という罪名の下に、『警察に突き出す』ことが、大学人のやるべきことだとは私は思わない。」と述べている。

 最後に「今回のカンニング事件を通して、日本の大学入試のあり方、そこで問われている学力の質、さらには事件を一斉に報道したメディアの体質などについても様々な問題が提起されていると考える」と結んでいる。(編集担当:李信恵・山口幸治)

(引用終わり)


京大の「自由の学風」とは、ゆるゆるの試験監督によって受験生に「カンニングする自由」を与えることを意味するのか? 何が「監視は万全」だ。「過去には八百長は一切なかった」と強弁する相撲協会と同じくらい厚かましいぞ。自分たちの管理監督責任を棚に上げて、未成年者をスケープゴートにしやがって。

確かに犯人の特定は警察に捜査してもらわなければ無理だっただろうが、それが目的だったら特定された段階で被害届を撤回すべきだろう。不合格にすればいいだけの話なのだから。未成年が逮捕、拘束までされているんだぞ!?

メディアも騒ぎすぎ。刑事犯罪に問えるかどうかすら微妙な事件で、未成年をよってたかって袋叩きか?
下手したら、予備校生は自殺してたぞ?? 他に取り上げるべきニュースはいっぱいあるだろ。

時々、私の不注意に基づく洩れがございますので、「抜き刷りをあげたのに、記載されていない」という方は、私まで御連絡下さい。


(五十音順・敬称略)

○石田文一「戦国期の加賀国白山本宮惣長吏について」『國學院雑誌』112-3
○石原比伊呂「『鹿苑院殿佳例』と二条持基」『史友』43
○同上「室町殿行幸にみる足利義教の位置づけ」『青山史学』29
○伊藤拓也「戦国期鉢形領成立過程における『一乱』」『埼玉史談』58-1
○上野麻彩子ほか「『神木御動座度々大乱類聚』の翻刻と紹介」『早稲田大学高等研究所紀要』3
(西尾知己氏より拝受)
○内田力「歴史の必要ない可能性」(岡本充弘編『歴史のトランスナショナル化とその問題点』)
○榎本渉「入元日本僧椿庭海壽と元末明初の日中交流」『東洋史研究』70-2
○海老澤衷「荘園景観の保存と活用」『日本歴史』752
○同上「田染荘小崎への招待」『史学雑誌』120-1
○遠藤ゆり子「『山科家礼記』の商人札」藤木久志編『京郊圏の中世社会』高志書院
○大井教寛「熊谷氏の系譜と西遷について」『熊谷市史研究』3
○大藪海「興福寺東門院の相承」『史学』80-4
○垣内和孝「天正一四年の二本松『惣和』と伊達政宗」『中央史学』34
○亀田俊和「清廉潔白な奉行人」『ぶい&ぶい』18
○同上「陸奥将軍府恩賞充行システムの研究」『兵庫大学論集』16
○川本慎自「江西龍派の農業知識」『アジア遊学』142
○神田千里「科学学士院図書館蔵一五六五年四月二十七日ルイス・フロイス書翰写本」『東洋大学文学部紀要』第64集史学科篇第36号
○喜多泰史「保元元年新制の古文書学的検討」『古文書研究』72
○千々和到・北爪寛之・熊谷博史「國學院大學図書館所蔵『森田清太郎旧蔵醍醐寺地蔵院等文書』」『國學院大學 校史・学術資産研究』3
(北爪寛之氏より拝受)
○木下聡「室町幕府外様衆の基礎的研究」『東京大学日本史学研究室紀要』15
○同上「武家における『下野守』」『栃木県立文書館研究紀要』15
○同上「織田権力と織田信忠」(戦国史研究会編『織田権力の領域支配』岩田書院)
○久保健一郎「中世東国における『兵粮』の展開」『早稲田大学大学院文学研究科紀要』57
○小林善帆「たて花と連歌」『文学』第12巻第4号
○近藤剛「高麗前期の官僚李文鐸の墓誌を通じてみた高麗・金関係について」『中央大学付属中学校・高等学校 教育・研究』24
○同上「高麗における対日本外交案件の処理過程について」(中央大学人文科学研究所編『情報の歴史学』中央大学出版部)
○同上「『朝野群載』所収高麗国礼賓省牒状について」『中央大学』34
○酒井紀美「在地社会と訴訟沙汰」『日本歴史』755
○同上「声と身体―日本中世の史料を手がかりに―」『民衆史研究』81
○佐藤雄基「日本中世前期における起請文の機能論的研究」『史学雑誌』120-11
○同上「中世前期の勘状と裁許」『日本史研究』592
○佐藤博信「安房妙本寺日我と蔵書」千葉大学『人文研究』40
○佐藤博信・坂井法曄「安房妙本寺文書の古文書学的研究」『千葉大学人文社会科学研究』23
(佐藤博信氏より拝受)
○清水克行「『儺房』考」『日本歴史』754
○同上「『言継卿記』―庶民派貴族の視線」(元木泰雄・松薗斉編『日記で読む日本中世史』)
○同上「室町期畿内における町場の構造―『経覚私要鈔』に描かれた大和国古市郷―」『比較都市史研究』30-2
○下村周太郎「鎌倉幕府と天人相関説」『史観』164
○関周一「アジアから見た日本の境界」竹田和夫編『古代中世の境界意識と文化交流』勉誠出版
○同上「唐物に関する近年の研究」『貿易陶磁研究』31
○高木徳郎「紀の川流域荘園の領域形成と在地領主」(高橋慎一朗編『列島の鎌倉時代』高志書院)
○高橋典幸「肥前の武士と鎌倉幕府―長嶋荘を中心に」(高橋慎一朗編『列島の鎌倉時代』高志書院)
○高良倉吉「今帰仁掟および北谷掟宛の古琉球辞令書について」『日本東洋文化論集』17
○竹井英文「岩付太田氏と難波田城」『一橋研究』35-3
○同上「織豊政権の東国統一過程」『日本史研究』585
○同上「房総の城郭と戦国大名系城郭論」『千葉城郭研究』10
○田中大喜「『三浦深堀』氏の誕生」『三浦一族研究』15
○田中宏志「古河公方と曹洞宗」『曹洞宗総合研究センター 学術大会紀要』12
○田中誠「初期室町幕府における恩賞方」『古文書研究』72
○外山信司「戦国の房総を訪れた連歌師宗長」『城西国際大学 日本研究センター紀要』6
○橋本雄「北条得宗家の禅宗信仰をめぐって」『アジア遊学』142
○同上「日本と中国の〈境界〉」(竹田和夫編『古代・中世の境界意識と文化交流』勉誠出版)
○辰田芳雄「応仁の乱後の東寺領備中国新見荘の再興」『岡山朝日研究紀要』32
○徳永健太郎「小寺家本『石清水八幡宮略補任』について」〔下〕(『早稲田大学高等学院研究年誌』55)
○同上「鎌倉期の地方寺社と幕府」『年報中世史研究』36
○戸谷穂高「織田権力の取次」(戦国史研究会編『織田権力の領域支配』岩田書院)
○長村祥知「源行家の軌跡」『季刊iichiko』110
○同上「木曾義仲の畿内近国支配と王朝権威」『古代文化』63-1
○西田友広「石見益田氏の系譜と地域社会」(高橋慎一朗編『列島の鎌倉時代』高志書院)
○長谷川裕子「太閤検地・兵農分離と中近世移行期研究」『歴史評論』734
○林晃平「西岡虎之助所蔵の荘園絵図影写本の行方」『和歌山地方史研究』60
○早島大祐「戦国期研究の位相」『日本史研究』585
○藤井崇「教弘期大内氏分国における東寺勧進聖性栄の勧進活動」『一橋経済学』4-1
○同「戦国初期大内氏領国における公銭貸付」『戦国史研究』61
○丸山裕之「中世後期公家家政の変容」『三田中世史研究』18
○柳田快明「13〜15世紀の肥後国野原八幡宮祭礼と小代氏」『熊本史学』第93・94号
○八巻孝夫「練馬城の研究史と遺構の活用・変遷」『中世城郭研究』25
○山田雄司「伊勢神宮の中世的意義」(伊藤聡編『中世神話と神祇・神道世界』竹林舎)
○山本隆志「東国における武士と法会・祭礼との関係」『歴史人類』39
○湯浅治久「『葬式仏教』と中世の日蓮宗」(現代宗教研究・別冊『「葬式仏教」を考える』)
○同上「蔵と有徳人」(小野正敏・五味文彦・萩原三雄編『中世人のたからもの』高志書院)
○渡邊大門「戦国期美作国における中小領主の特質」『佛教大学大学院紀要・文学研究科篇』39



○菊地大樹『鎌倉仏教への道』(講談社選書メチエ)
○久留島典子『一揆の世界と法』(山川出版社)
○酒井紀美『応仁の乱と在地社会』(同成社)
○桜井英治『贈与の歴史学』(中公新書)
○佐藤博信編『中世東国史の総合的研究』(千葉大学大学院人文科学研究科)
○瀬野精一郎『鎌倉遺文の研究』(東京堂出版)
○同上『鎌倉幕府と鎮西』(吉川弘文館)
○田中大喜『中世武士団構造の研究』(校倉書房)
○細川重男『鎌倉幕府の滅亡』(歴史文化ライブラリー316、吉川弘文館)
○同上『北条氏と鎌倉幕府』(講談社選書メチエ)

○東寺文書研究会編『東寺文書と中世の諸相』思文閣出版
(山田徹氏より拝受)


久留島氏、柳田氏、佐藤雄基氏におかれましては、わざわざ拙稿を引用して下さり、誠にありがとうございます。



2010年分はこちら↓
http://blogs.yahoo.co.jp/yjisan/61282722.html

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2011統一地方選@東京

河村氏と連携の動き

2011年02月25日

河村たかし名古屋市長の写真が組み込まれたポスターが商店街に貼られていた=練馬区内

◆「トリプル投票」圧勝の名古屋市長

 4月の統一地方選の立候補予定者に、地域政党「減税日本」代表の河村たかし名古屋市長と連携する動きが目立ち始めた。名古屋市長選や愛知県知事選など、2月の「トリプル投票」で河村氏らが圧勝した記憶が新しいだけに、対立陣営には緊張が走る。民主党の小沢一郎元代表も河村氏との連携を加速させており、動きが広がる可能性もある。(中川文如、長谷文、黒川和久)

◇対立陣営は危機感
区長・区議選の立候補予定者

 練馬区の練馬駅近くの商店街。河村氏の顔が写ったポスターに「ねりま維新の会」の文字。その上は、練馬区長選に無所属で立候補する意向を固めた同区議の菅田誠氏(42)だ。

◇「減税」公約に

 菅田氏は1999年以来、民主公認で区議選に3期連続当選。党総支部の公募に応じる形で昨年12月、4月の区長選の党推薦候補に内定した。ところが今月14日付で離党。推薦は立ち消えになった。

 菅田氏は1月半ば、数年前から食事をともにする仲という河村氏と東京で会い「目標は同じ。地域を元気にすることだ。おれもがんばる。応援に行くぞ」と言われたという。区長選立候補を表明する27日の記者会見は河村氏も同席予定で、河村氏が掲げる「減税」を公約に訴えるつもりだ。菅田氏は「河村さんに便乗したと思われても構わない。大事なのは彼と連携して何をやるか。減税は、民間の活力を行政に吹き込む手段になる」と語る。

 民主の一部は応援に回りそうだ。区議の一人は「できるだけ民主党色を消して戦うが、実際は党関係者が仕切って選挙戦に臨むことになるのではないか」。菅田氏自身も「民主の支援がなければ勝てない。袂(たもと)を分かったわけではなく、各党と等間隔で距離を置く」と話す。

 他陣営は危機感を募らせる。3選をめざす現職の志村豊志郎氏(78)=自民推薦=の陣営幹部は「河村氏のインパクトは大きい。無党派層が取り込まれるかもしれない。劇薬が持ち込まれた感じだ」。前嘉悦大学長の新顔古賀義弘氏(68)=共産推薦=の陣営幹部は「『劇場型選挙』にはそれなりの影響力がある」と話す。

(朝日新聞)



本日、石神井公園駅の駅前で菅田氏の街頭演説が行われ、河村たかし名古屋市長も応援に駆けつけました。応援にやってきた他のメンバーは、民主党の小沢系の都議・区議で、「小沢系と河村市長が急接近」という説はどうやら本当らしいですね。応援演説で「足の引っ張り合いをしたり、他人を貶めることで自分の人気を挙げたり、という政治はもうやめましょう」と菅政権批判を行う民主党所属都議もいました。


今、最も話題の政治家である河村市長が来るとあって、駅前には多くの聴衆が集まりました。
河村さんの到着が遅れ、主催者側はやきもき。「今こちらに向かっておられますので、もう少々お待ち下さい」というアナウンスがしばしば。

候補者の菅さんは、住民からの特別区民税は殆ど区の職員の人件費に充てられており、国や都からの補助金に依存している区財政の現状を指摘しました。地方分権が進めば、練馬区も財政的自立を迫られる可能性があるのだから、今から行財政改革を進めていく必要がある。だから区役所出身の高齢の区長ではなく、役所とのしがらみのない若い自分に任せてほしい(とまでは言っていなかったが、そう言いたかったんだと思います)。


ようやく到着した河村さんの演説は応援演説というより独演会で、自らの政治理念と名古屋市での改革の成果をアピールするものでした。たださすがに演説は分かりやすく面白かったですね。庶民の心をつかむのが上手い。名古屋弁でユーモアを交えつつ「減税」の重要性について熱弁をふるっていました。


河村さんの主な演説内容(実際には、もっとくだけた表現を使っていました)

☆諸外国では政治家はボランティアでやっている。シュワちゃんは無給でカリフォルニアの知事を務めた。政治家が高給をもらい、退職金まで出るのは日本だけ。

☆日本で政治家に高給を出すようになったのは、戦後の焼け野原の状況では手弁当で政治をやってくれる人などいなかったから。いわば特別措置。それがずっと続いているのは異常。政治で生活している、食うために政治をしている人間ばかりになってしまった。

☆無給でやれとは言わないが、税金でメシを食っている人が、税金を支払っている人たちよりもお金をもらうのはおかしい。一般市民と同じ給料で良い。だからまず自分の給料を800万円にした。

☆税金で生活している政治家にとっては、税金は多い方が自分の取り分も増えて好都合。だから増税したがる。民間の人たちは不況で苦しんでいるのだから、増税を訴える前に、自分たちの身を切る努力をすべき。

☆名古屋市の減税の財源は、人件費削減など無駄の排除によって捻出された。

☆「財政難の状況で減税を唱えるのは、人気取りしか考えていない無責任な政治」という批判があるが、民間なら良いものを1円でも安くお客様に提供するよう努力するのが当たり前。減税しないということは、行財政改革の努力をしないということ。政治にも価格競争が必要。減税を掲げた政治こそが責任のある政治だ。減税しない政治は、税金で食っている人たちで馴れ合い庇い合っている八百長政治だ。



河村市政に対しては、市議会を説得しようとせず不毛な対決(政治ショー)を繰り返している、パフォーマンス先行で実質的な行財政改革が行われていない、などとそのポピュリズム的性格を批判する声も少なくありません。
http://satsuki-katayama.livedoor.biz/archives/4076751.html

ただ、その発信力は抜群であり、問題提起としては意味のあるものだったと思います。「名古屋の乱」をきっかけに住民の関心が地方行政へと向かい、積極的に政治参加していくことに期待したいですね。
「改革」が掛け声だけでなかなか進まないというのは、確かに困りものですが、「改革する」という意志を示している分だけマシとも言えます。民主党政権に至っては「脱官僚」はどこに行ったのか?という惨状ですからね。

「国民が基本的な勉強もせず、民主党に政権担当能力がないと感情的に決めつけるのは困ったものだというのが、ある政治家の嘆きだ」「国民が便宜供与や利益誘導、そして権利拡大を無責任に求め続ければ、政治家の『信頼』を失う。そして、政治家に信頼されない国民の行動は、究極的に民主主義社会を破壊してしまうだろう」(2010 年12月28日:上久保誠人「再び敢えて問う、実は国民こそ政治家から『信頼』されていないのではないか」http://diamond.jp /articles/-/10598)


 小選挙区制の導入による55年体制の崩壊は、政権交代の可能性を生み出した。その結果、以後の政権運営においては世論の方向を見極め、国民から幅広い支持を得ることが何よりも重要になった。しかし小泉以後の政権は世論を味方につけることに失敗し、迷走を続けている。そのことを端的に示すのが、国政選挙における与党の大敗や世論調査における内閣支持率の乱高下である。政治家や報道関係者、政治評論家は政権への支持が安定しない状況を「移り気な世論」と解釈し、政策をきちんと吟味せずにその時々の雰囲気で政権への支持・不支持や投票行動を決めていると有権者を批判する(テレポリティクス批判)。冒頭で紹介したような嘆き節はその典型で、愚民観の表明とすら言える。

 しかし本当に国民は政策を理解しないまま、感覚的・感情的な判断によって“何となく”政権への支持・不支持を決定しているのだろうか。現在では、新聞・テレビ・ネットなどで頻繁に世論調査が行われているし、国政選挙が行われれば、その結果の詳細が新聞に載る。世論を知るためのデータは豊富にあるわけだが、果たして政治家や番記者たちは、そのデータを正確に読み解いているだろうか? 
 著者はそんな疑問に基づき、世論調査や選挙結果に対し、印象論を排した計量分析を試みる。選挙結果のどの部分に注目すれば、得票構造を正しく把握できるのか(著者は「農村度」という指標を重視する)。質問文の表現や選択肢の作り方、調査対象の抽出方法といった世論調査の手法の違いが、調査結果にどのような影響を与えるのか。膨大な情報を的確に処理する著者の手際は鮮やかだ。そして、異なる定義・条件で調査した数値を比較する(面接方式とRDD方式の結果を単純比較etc.)といった従来の杜撰な分析結果の誤謬を白日の下にさらけ出す。


 曰く、
☆2005年の郵政選挙における自民党の圧勝は、テレビ受けの良い国民的人気のある小泉純一郎が総理総裁であったからでも、「刺客候補」などの自民党のメディア戦略が奏功したからでもなく、「構造改革」という小泉の政治路線が都市部の若・中年層に支持されたからである。
☆2007年の参院選で自民党が惨敗したのは、「構造改革」で傷ついた地方・農村部が自民党から離反したことが原因ではなく、1人区で野党が選挙協力を行ったことと、安倍政権が「構造改革」の継続に不熱心であるのを見た都市部の若・中年層が離反したことが真の要因である。
☆2007年自民党総裁選の最中にメディアで報じられた「麻生人気」は、実態を伴わない虚構でしかなかった。ネットにおける極少数の熱烈な麻生支持者の声を大マスコミが「国民の声」と誤解したことにその淵源を持つ。
☆2007 年総裁選以後に何度と無く行われた世論調査において、麻生への支持率が上昇していったのは、「麻生人気」によるものではなく、競争者が次々と脱落する中で麻生1人が「総裁候補」としてマスコミに注目され続けたからにすぎない。“現実的な選択肢が麻生以外にない”という国民の消極的支持を「麻生人気」と誤認し、麻生を「選挙の顔」として総裁に選んだことで自民党の下野は運命づけられた。
☆2009年の総選挙での自民党の惨敗は、「小泉構造改革への反発」によるものではなく、「地方の衰退」を口実に小泉構造改革を放棄して「古い自民党」に戻り、政権の針路を世論とは逆方向に取って突き進んだ結果、自民党が都市部(改革派)の有権者の支持を失ったことに起因する。

 要するに「国民は政治のことなど分からないから、ワイドショー受けする人気者を党首に据えれば選挙に勝てる」という有権者をバカにした態度が、自民党の完敗を生んだというわけだ。自民党は世論を曲解したことで、世論からしっぺ返しを受けたのである。現在の菅政権も、「国民が政策を理解してくれない」などと言い訳を始め、バラマキ政策やイメージ戦略で支持率浮揚を図るという愚策に走っている。そういう浅知恵は、既に国民に見透かされているということに気づいた方がいいだろう。上辺のイメージに騙されて投票するほど選挙民はバカではない。むしろ政治家こそが世論を上っ面でしか理解できていないのだ。


 あらゆる政党は、大多数の政治家は、選挙区に戻ったりネットを見ることで、有権者の熱のこもった“生の声”を懸命に拾おうとする。だが、その努力こそが落とし穴なのだと筆者は説く。政治家に陳情してくる支持者の声やネットに氾濫する政治的意見も、世論の一部でしかない。この一部の偏った意見を「国民の声」と錯覚することで、政治家は世論を見失ってしまうのだ。
 2009年の衆院選において自民党は民主党の日の丸切り貼り問題や日教組との関係を批判し、麻生太郎総裁(当時)は応援演説で「われわれは保守党だ。郷土、家族、日本、日の丸を守るのは自民党だ」と絶叫した。
http://blog.goo.ne.jp/05a21/e/14e7331388ffb3061d7d9710ea1bc610
http://unkar.org/r/newsplus/1250799147
演説会は大いに盛り上がり、ネットでも麻生に対し賞賛の声が挙がったが、こういうイデオロギー的主張に拍手喝采するのは、旧来からの熱心な自民党支持者とネット世論だけであるということを自民党は完全に見落としていた。この誤断こそが自民党の敗因だったのである。

 実際に選挙の趨勢を決めるのは、政治活動はおろか政治的意見を声高に語ることもない、日常的には政治との接点が乏しい“普通の”有権者である。この大多数の“声なき声”を聞くために最も有効な手段は、街頭に立つことでもなく、2ちゃんねるをチェックすることでもなく、世論調査や選挙結果の無機質で冷たい “数字”と真摯に向かい合うことだ。この冷厳な事実を、若干の皮肉を込めて淡々と語る本書は、政治活動や政治評論を生業とする専門家にとって必読の本と言えよう。そして「大手マスコミの世論調査は偏向で、ネット世論こそが真の世論」と勘違いしているネット中毒者たちにとっても。


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