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http://www.vesta.dti.ne.jp/npo-tomo/syomei/

鞆港の埋立て反対署名


署名活動について
署名の活動趣旨

 鞆の浦は、万葉の時代より潮待ち・風待ちの港として人々が行き交い、独特の文化を 育み継承し栄えてきました。中世には朝鮮通信使も「日東第一形勝」とその美しさを絶 賛しました。また鞆港は世界に三ヵ所しか現存しない自然円形港湾の一つで、近代港湾施設である波止、雁木、焚場、常夜燈、船番所の規模は類例を見ず、国内唯一すべてが揃って現存する港です。さらに町には43の史跡・文化財、港を中心にして栄えた江戸期の町家が180軒余り、鞆の浦の文化的伝統を今に伝えております。

 2007年には「美しい日本の歴史的風土100選」にも選ばれ、国内外の評価は高まるば かりです。
 ところが今、広島県と福山市は、風土に根ざした文化・生活・景観を台無しにする埋立架橋計画を強行しようとしています。行政は強行理由に車輛渋滞解消を掲げていますが、2007年11月に市民が行った交通量調査では渋滞の実態はありませんでした。

 鞆の浦は、鞆港埋立架橋計画が強行されれば公害道路に囲まれ、世界遺産価値を失ってしまいます。
 鞆の浦の貴重な歴史遺産は、福山城へと続く文化の連なりの中にあります。私たちは、これらを共に活用してゆくことによって、市民のみならず日本国民が世界に誇れる福山 市になると確信いたしております。


私たちが要望すること

* 鞆港埋立架橋計画を中止すること
* 鞆の浦を世界遺産登録物件として推薦すること
* それらを前提として、住民参加でまちづくりの構想全体を練り直し、実施についても、多くの市民が関われるよう工夫すること



問合せ先

NPO法人 鞆まちづくり工房

〒720−0201

広島県福山市鞆町鞆5番地

電話 084−982−0535

メール npo-tomo@vesta.drt.ne.jp







もちろん日本中世史を専攻する身としては、鞆の浦の景観が失われることは断固反対なわけですが、地元には埋め立て架橋を望む声もあるらしいんですよね(ゼネコン関係だけではなく)。

どうも我々研究者のやる事は後手に回りがちでして、計画が出てきてから反対運動を始めるわけです。本来なら、普段から市民に対して歴史遺産の貴重さをきちんと伝えておかなければならないのに。そうすれば、計画が立ち上がった時に、地元の人たちが自然と反対してくれるはずです。

日頃の啓蒙活動を怠って、非常事態になって初めて「歴史遺産の大切さ」を語り始めても、「地元住民の生活を無視した歴史研究者のエゴ」と受け取られてしまう可能性が大。その点、真摯に反省する必要があるでしょう。


私も署名しましたが、決め手になるのは研究者たちの署名ではなく市民団体の動きになると思いますので、地元の方々には頑張って戴きたいです。

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最近、本業が忙しくて、自分のブログを全然チェックしていなかったもので、ゲストブックで拙稿に対する質問が来ていることに気がつきませんでした。申し訳ございませんでした。遅ればせながらお答えします(それにしても、何故、私の書いた論文が分かったんでしょうね?)


以下はゲストブックに書かれていた「歴史さん」さんの御質問です。

>はじめまして。
>管理人様の論文を読みました。奉納型一揆契状と「一味神水」との関係からの御指摘が非常に興味深
>かったです。
>「一味神水」という行為を、一種のパフォーマンスという意味合いも持ったものであった、
>とする御指摘は従来なされていたものなのかな、と感じます。
>私は一揆に関しては不勉強なので、この点に関する先行研究を知らないので
>教えて頂ければ嬉しいです。
>続きです。新しい指摘であれば、一揆に関する研究がまた一歩前進したものと言えます。
>いずれにせよ、管理人様の研究に対する真摯な態度がブログや論文から伝わってきました。
>今後も論文を発表なさることと思います。
>ブログでは、そうした論文からだけでは窺い知ることの出来ない
>舞台裏的な情報も伝えて頂ければファンとして嬉しく思う次第です。




「一味神水」という行為が、一種のパフォーマンスという意味合いも持ったものであった、という指摘は、少なくとも私の知る範囲では、今までの先行研究ではなされていなかったと思います。指導教官に「本当にそこまで言えるのか!?」と突っ込まれたので、通説になっていないのは確実でしょう。御高覧・御質問、誠にありがとうございました。これからもよろしくお願い申し上げます。


ところで、舞台裏的な情報も教えてほしいとのことですので、
一言だけ述べておきますと、
そもそも〈「一味神水」という行為が、一種のパフォーマンスという意味合いも持ったものであった〉という着想は、パフォーマンスの天才たる小泉首相(当時)の靖国参拝をめぐる騒動から得たものです。つまり、宗教的行為も時として政治的な意味合いを持つということです。


私は日本中世史を専攻しておりますが、現代社会への関心と無関係なところで研究をしているわけではございません。

旧日本軍将校ら、吉田首相暗殺を計画…CIA文書
 【ニューヨーク=大塚隆一】旧日本軍の参謀本部作戦課長を務め、戦後は連合国軍総司令部(GHQ)の秘密工作に関与した服部卓四郎氏らが1952年7月、当時の吉田茂首相の暗殺を企てていたとする報告が解禁された米中央情報局(CIA)の文書から見つかった。

 同年10月31日付のCIA文書によると、服部氏ら旧日本軍将校を中心とする6人のグループは、吉田首相が公職から追放された者や国家主義者に敵対的だとして不満を募らせ、暗殺によって首相を鳩山一郎氏にすげ替える計画を立てた。

 しかし、戦時中からの盟友で、グループの表向きの代表になっていた元陸軍参謀の辻政信氏が「クーデターを起こす時ではない」「敵は保守の吉田ではなく、社会党だ」と説得し、思いとどまらせたという。

 CIA文書には、計画の具体的な内容は記されていない。

 一方、同年に衆議院議員に当選した辻氏は61年、ラオスで消息を絶つが、CIA文書は北ベトナムからラオスを経て中国に入り、63年、共産党当局に拘束された可能性を指摘している。中国で処刑されたとする未確認情報もあるという。

(2007年2月26日22時1分 読売新聞)




ついにCIA資料も公開され始めたんですね。
機密資料の公開によって、今後は昭和史、
特に戦後史は確実に塗り変わっていくでしょうね。
関係ないですが、私は早くケネディ暗殺関係の資料が見たいです。
公開は当分先ですけど……

源頼朝の素顔

イメージ 1

NHKで源頼朝のデッサンが紹介されたようですね。



http://d.hatena.ne.jp/sanraku2/20070107

このデッサンは、日本史が専門の立正大学の黒田日出男教授らの研究グループが、彫刻家の岡田靖さんに依頼して制作しました。源頼朝像は、京都・神護寺に伝わる国宝の肖像画が有名ですが、頼朝とは別の人物を描いた後世の作品だとする意見が出され、研究者の間で論争が続いています。研究グループでは、甲府市の甲斐善光寺に伝わる頼朝像とされる彫刻が、死後間もない13世紀前半に作られた可能性が高いことを突き止め、この顔だちが、53歳で亡くなった頼朝の晩年の実像に最も近いとして、モデルにしました。できあがったデッサンは、下がった目尻や大きな鼻、それに張り出したほおが特徴で、神護寺の肖像画の丸みを帯びた顔だちとはまったく違う個性的な表情をしています。黒田教授は「これまでのイメージとはまったく違う、迫力ある武将の顔だ。頼朝の人間性に迫る新たな材料になり、日本史の研究にインパクトを与えることができると思う」と話しています。




美術史の米倉迪夫氏による『源頼朝像 沈黙の肖像画』のセンセーショナルな登場で、一挙に話題の高まった神護寺蔵・伝源頼朝像。美術史界では依然として「これは頼朝像だ」という意見が多いようですが、日本史学では米倉迪夫氏の意見に従い「足利直義」(足利尊氏の弟)と見る研究者が多いようです。黒田日出男先生は米倉支持の代表的研究者ですね。

お稚児さん100人斬り!


本郷和人氏の『人物を読む日本中世史』(講談社メチエ)に、
宗性という偉い坊主(当時36歳)の誓状が引用されている。

この史料は『鎌倉遺文』にも収録されていたので内容は知っていたが、
改めて読み返してみると、やはり物凄く面白い。


この誓状で宗性は
「100人のお稚児さん(=美少年)とヤったら打ち止めにします(現在は95人)」、
「亀王丸の他には愛人を作りません」
などと大まじめに誓っているのである。
往生するために「稚児断ち」するというわけで、一種の願掛けなのだが、
これで御本人は「禁欲」のつもりなのだから、開いた口が塞がらない。
まさに生臭坊主である。


こういうの見ると、仏教って何なのよ?という気になりますね。

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