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既に御存知の方も多いでしょうが、クリント・イーストウッド監督が、太平洋戦争最大の激戦の1つ「硫黄島の戦い」を日米双方の視点から描いた2本の映画を制作しました。硫黄島に星条旗を立てたアメリカ海兵隊員の視点から描いた『父親たちの星条旗』は今月28日公開です。硫黄島を守備した日本人指揮官・栗林忠道中将の視点から描いた『硫黄島からの手紙』は12月9日、本国アメリカに先駆けて公開されます。
イーストウッドの硫黄島2部作、日本先行で予告編公開!
「硫黄島からの手紙」撮影中のクリント・イーストウッドと渡辺謙
クリント・イーストウッド監督による硫黄島2部作「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」の予告編が、世界に先駆けて日本で先行公開された。
「父親たちの星条旗」(10月28日公開)と「硫黄島からの手紙」(12月9日公開)は、日米双方からの視点で太平洋戦争最大の激戦となった硫黄島での戦いを描く映画史上初の試み。また、「硫黄島からの手紙」はハリウッドメジャーの映画としては異例の日本先行公開となる。
終戦記念日の8月15日には、大手新聞各紙に「この2本の映画は戦没者に対する私のトリビュートです。日米双方の側の物語を伝えるこれらの映画を通して、両国が共有する、あの深く心に刻まれた時代を新たな視点で見ることができれば幸いです」というイースト ウッド監督のメッセージとともに全面広告が掲載された。
イーストウッド監督の手により硫黄島2部作の映像が同時に編集された予告編は、「スーパーマン・リターンズ」の初日となる8月19日より全国松竹・東急系500以上のスクリーンで上映されるという。
http://wwws.warnerbros.co.jp/iwojima-movies/
(eiga.com) - 8月21日11時34分更新
イーストウッドが超異例メッセージ
米ハリウッド映画「硫黄島からの手紙」(12月9日公開)の監督を務める米俳優のクリント・イーストウッド(76)が13日、日本のファンに向けたメッセージを発表した。俳優・渡辺謙が主演し、太平洋戦争で日米合わせ4万人以上が戦死した激戦を描く同作品。「日本人に硫黄島を忘れてほしくない」とイーストウッド監督が、配給のワーナー・ブラザーズ映画の要請で超異例の形で応じた。
15日の終戦の日を前にして、イーストウッド監督は硫黄島での戦死者に鎮魂の思いを込めた。
「昨年4月、私は硫黄島を訪れる機会を得た。あの戦いで、両国の多くの母親が息子を失いました。戦争で命を落とした人々は敬意を受けるに余りある存在です。この映画は彼らに対するトリビュートなのです」
同監督は硫黄島の戦いを、日本側から描いた「硫黄島からの手紙」、米国側からの「父親たちの星条旗」と2本の作品に分けて描いた。1つのテーマでの2作品を連続公開するのは史上初。「私が見て育った戦争映画はどちらが正義で、どちらが悪と描いてきた。しかし、人生も戦争もそうではない」と、両国の側面から描く意義をつづった。
普段はインタビューなどにも応じず、非協力的な“宣伝泣かせ”の監督が、異例となるメッセージを発表した。ワーナーは「硫黄島は日本人にとって特別な場所であり、この作品が特別な映画となってほしいという思いからだ」と説明する。
さらにイーストウッド監督は「硫黄島から-」を12月9日に、全世界に先駆けて日本公開することを決めた(米公開は未定)。ハリウッド大作が日本で先行公開するのは極めて異例。2作品の予告編も8月19日から世界最初に日本で劇場上映される。
「父親たちの-」は10月28日、日本公開。
(デイリースポーツ) - 8月14日11時18分更新
「硫黄島上で戦った人の間で、類稀な勇気は共通の美徳だった」
チェスター・ウィリアム・ニミッツ海軍大将(当時、米太平洋艦隊司令長官)
(※2006年12月追補)
↑と、ウィキペディアには書いてあったが、どうもこれは誤訳のようです。
原文は、
Among the Americans who served on IWO JIMA,uncommon valor was a common virtue.
(硫黄島で戦ったアメリカ兵の間では、並はずれた勇気がごく普通の美徳であった)
で、アメリカ兵のことしか褒めていません。
ただし海兵隊を指揮したホーランド・M・スミス中将は、
「太平洋で相手とした敵指揮官中、栗林は最も勇敢だった」と絶賛しています。
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