古今亭日用工夫集

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V for vendetta

昨日(もう一昨日か)、観てきました。
独裁者サトラーに支配された第3次世界大戦後のイギリスにおいて、
「V」と名乗る謎の仮面の男が、国民を徹底的に管理する圧政に反発して、
ガイ・フォークスの意思を受け継ぐと称して革命を企てます。
「V」に助けられた女性エヴィーは、否応なく「V」の革命に巻き込まれていきます……

『マトリックス』のウェシャウスキー兄弟だけに、
映像と音楽、アクションは抜群に美しい。
ストーリーもサクサク進んで、観ていて楽しい。

丸坊主のナタリー・ポートマンの熱演もさることながら、
『オペラ座の怪人』と『厳窟王』を彷彿とさせる仮面の復讐鬼「V」を、
魅力たっぷりに演じたヒューゴ・ウィービングが素晴らしかったです。
その憎悪と狂気と悲哀を、声色と身振りだけで、仮面越しに表現していました。

ただ、いささか軽いノリで、メッセージ性は弱いですね。
原作のアメコミはどうだか知りませんが、
ストーリーが単純というかご都合主義というか。
何より設定が陳腐で穴だらけ。
独裁国家のはずなのに、管理体制がずいぶんと杜撰でお粗末。
サトラーをはじめとする悪役たちも、相当おバカさんです。
そのせいで、独裁国家の残酷さ、陰惨さが十分に伝わってきません。


ちなみに独裁国家批判と言えば、

ジョージ・オーウェルの『動物農場』と『1984』が白眉ですが、
最近の日本の漫画では、

『狂四郎2030』というものがあります。
これは下ネタ満載で決して万人向けとは言えませんが、
独裁国家批判としては大傑作だと思います。
興味を持たれた方はぜひ御一読を。

http://www.bk1.co.jp/product/1982594/p-yjisan
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4088590147/qid=1147396296/sr=8-4/ref=sr_8_xs_ap_i4_xgl14/249-8019400-0619521



それにしても、この映画から、
アメリカの拭いがたいイギリス・コンプレックスを感じたのは、
私の錯覚でしょうか?

メル・ブルックス監督による68年の傑作コメディを2001年にブロードウェイでミュージカル化し、トニー賞史上最多の12部門を獲得した話題の舞台を、今度は再び映画版として完全リメイクした痛快ミュージカル・コメディ。1959年、ニューヨーク。かつてはブロードウェイで栄光を極めたものの今やすっかり落ち目のプロデューサー、マックス・ビアリストック。製作費を集めるため、今日も有閑老婦人のご機嫌とりに悪戦苦闘。そんな彼のもとにやって来たのは、異常に神経質な小心者の会計士レオ・ブルーム。さっそく帳簿の整理を始めた彼は、ショウが失敗したほうがプロデューサーは儲かる場合もあるという不思議なカラクリを発見する。それを聞いたマックスは、大コケ確実のミュージカルを作り出資金を丸ごといただいてしまおうとレオに協力を持ちかける。一度は拒否したレオだったが、小さい頃からの夢だったブロードウェイのプロデューサーになるチャンスと思い直し、マックスのもとへと舞い戻る。かくしてレオとマックスは史上最低のミュージカルを作るべく、まずは史上最低の脚本選びに取り掛かるのだが…。(all-cinema onlineより)


ミュージカル映画というのは、元がミュージカルなだけに芝居が大げさになりがちで、
まあ、それはミュージカル映画の1つの魅力とも言えるのですが、
それにしても、この映画の場合は極端。
下ネタ・ブラックユーモア満載と、相当ドギツイので好き嫌いが分かれるかと。
私は最初ちょっとヒキ気味で苦笑していたが、隣はのっけから大爆笑していました。

何せ初っぱなから
脂ぎった主人公マックスがパトロンのバアさんに性的奉仕をするわ、

毛布を取りあげられたブルームがヒステリーを起こすわ

もうクレイジー全開です。


2人が見つけた「1晩で打ち切り間違いなし」の史上最低の脚本とは、
Spring for Hitlerというヒトラー賛美の話

さっそく脚本を買いに作者を訪れるが、
これが頭のネジが10本ぐらい抜けてる狂人♥

続いて史上最低の振付師のところへ行くと、
これがまた師匠から弟子に至るまで全員揃って、変態的なゲイ♥


出演希望のスウェーデン女性は金髪美人だけど、英語の訛りがひどすぎて、
何を言っているか分からない……


ともかく、マトモな登場人物が1人も出てこないという驚異の映画。
そんな最低の人々を結集して作った最低ミュージカル、Spring for Hitlerが劇中で上演されます。
マックスの思惑通り観客の反応は最悪かに見えましたが、事態は思わぬ展開を見せて……?



いやはや、何はともあれ、劇中劇のSpring for Hitlerは面白すぎ。
もっと見せてほしかった。


ブロードウェイ版のオリジナルキャスト、ネイサン・レインとマシュー・ブロデリックは、
さすがに歌が上手かったです。
ネットで結構叩かれているユマ・サーマンも健闘していたと私は思います。
お年を感じさせないほど、セクシーでキュートで頭が軽そうで;)
歌も結構良かったし。
ウイル・フェレルのおバカなネオナチぶりもナイス。
そして何より、ゲイ軍団の濃いことといったら……
これだけゲイをネタにできるところに、逆にアメリカの自由さが感じられます。
日本でやろうとしたら「差別だ」って抗議が来るでしょうからね。

第78回アカデミー賞

リース・ウィザースプーン、好きな女優だけに、
主演女優賞の大金星はたいへん喜ばしいです。
彼女はただの美人女優ではなく、
『クルーエル・インテンションズ』辺りから
既に抜群の演技力を示していました。
受賞作の『ウォーク・ザ・ライン』がもうすぐ終わってしまう。
急がなくては……

フィリップ・シーモア・ホフマンも実力から言って、妥当な受賞。

『ER』で遅咲きのブレイクを果たしたジョージ・クルーニー、
今まで映画での実績はさほどでなかっただけに、
今回の助演男優賞受賞は嬉しいでしょうね。
これで名実共にトップスターですね。



それにしても、あの「日本アカデミー賞」ってやつは、
やる意味あるんですかね?
本家のアカデミー賞はノミネートされるだけでも名誉ですけど、
日本アカデミー賞は、邦画の本数が少ないだけに、
大したことなくても数合わせ的にノミネートされちゃうわけで。
「三丁目の夕日」が賞総ナメというのも、
何か日本映画の裾野の狭さ、俳優の層の薄さを示しているようで、
素直に喜べませんね〜

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映画『NANA』

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観てきました。

宮崎あおいを鑑賞することだけが目的だった私は、
ストーリーには、まるで期待していなかったのですが(笑)、
結構面白かったです。

「え、これで終わり?」とは思いましたが。
続篇を作る気ですかね。

原作を読んでいるという連れの女の子に、
その後の原作の展開をざっと教えてもらいましたが、
ちょっとそれは無いんじゃないという感じでした。
その子も、原作の『NANA』は最初の頃の面白さはなくなってきている、
と言ってました。


まあ、役者陣もなかなか良かったんじゃないでしょうか。
中島美嘉は演技経験が乏しいだけに、ちょっと堅かったですけど、
役柄がぶっきらぼうというか、クールな雰囲気なんで、
結果オーライというか。

松田龍平は声がいいですね。
あと丸山智己、彼女によると「原作のヤスそのもの」だそうです。



ま、しかし、何と言っても、宮崎あおい。
この映画は、

宮崎あおい着せ替えショーと言っても過言ではないです。
シーンごとに、あおいちゃんの服装が違います。

どのファッションも、とてもとてもとてもとてもかわいかったです。
演技も素晴らしかったにゃ(オイ)。
子供っぽいところ、ラブリーなところ、困ったちゃんなところ、優しいところ、
全部をうまく表現していました。

あおいちゃんは、子供の頃からモデルやっていたそうで、
芸歴は長いらしいのですが、
私が知ったのは2年ほど前でしたかね。
どこかのファッション誌に載っていて、グッときました。
あと、ドリカムのプロモにも出ていたような。
最近ではコンタクトのアイシティのCMがグーです。


この前、研究室の後輩6人(♂)と飲んで、
「好きな女性芸能人は?」という話になり、
「宮崎あおい」と答えたところ、
分かったのは1人だけで、
あまりの知名度の低さに驚きました。
(うちの研究室の人間が芸能関係に疎いだけかもしれませんが)
「NANAの中島美嘉じゃない方」と言ったら、ようやく通じましたが、
『NANA』のヒット、そしてNHK朝ドラの主演で、1年以内に
大人気女優になることは間違いないでしょう。

まあ、有名になったらなったで、ちょっと淋しい気もしますが……( ..)



ところで、その連れの女の子との関係ですが、
この前の合コンの時、
友達の陰謀で、


メイドカフェ好きの
メガネっ娘萌え

と、勘違いされていることが、ネックになっている模様(-.-;)



だから、違うって!!

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もしかすると、「最新の記事」をまめにチェックする暇な方が結構いて、
そういう人がここを訪れているのでしょうか?

一昨日の話になりますが、『サマータイムマシン・ブルース』観てきました。
あらすじはhttp://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=322489を御参照下さい。


予告編とかテレビでの紹介とかを観て、面白そうだと思って観に行ったのですが、
なかなか良いです。
SF好き、ドタバタコメディ好き、もしくはどっちも好きな人にオススメです。
爆笑というよりは「くすっ」と苦笑する感じですが。
元が舞台ということもあってか、演技過剰に思えた部分も少しありました。
しかし、だいたい展開は読めましたけど、あのラストの一言は全く予想できませんでした。
あの落とし方は見事です。
「たとえ枠が決められていたとしても、その枠の中で精一杯生きようぜ」という主張が
けして押しつけがましくなく、軽やかに提示されていて心地よかったです。
脚本家、私と同い年とはねえ。凄いねえ。

この先、ややネタバレになるのでご注意。
本作の魅力を全く損なうものではないと分かりつつも、少々突っ込み。
あそこまでSFに興味がないSF研究会は実在するのか?
いくら何でも「SFが何の略なのかも分からない」というのは、あんまりでしょう。

あと部室広すぎでしょ。

ついでに、あんな美人が2人もいるSF研究会はない。(正確には2人は写真部だけど)

柴田春華(上野樹里)から、彼が生まれるというのも、面白いけど無理がある(^_^;)
というか、甲本君はあんな息子でいいのか?(笑)

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