|
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070715-00000074-jij-spo
さて、前日に元LAオリンピック選手のBさんに案内していただき、サンディエゴ近くの短大や大学へ行って、日本から学生アスリートを送るルートを作り、有名なエージェントまでを紹介して頂いたのだが、この日はプロバスケットボールチームのオーナーとヘッドコーチと食事をした。
正直、アメリカで留学生をしているときは貧乏学生だったし、高いレストランには行ったことがなかった。今回は本物のレストランに入った感じがした。オーナーのクルマをレストランに停める際には、バレットパーキングみたいに駐車場専門の人に鍵を渡してパーキングをしてもらうようなところだったし。
オーナー達との話し合いは、とても実りあるものだったが・・・アメリカのプロスポーツに携わる人たちがどのような目を持っているのか、改めて知ることが出来た。
今回の渡米では、本当にいろいろな立場のアメリカのプロスポーツ関係者とお話が出来た。オーナー、元選手、ヘッドコーチ、エージェント・・・彼らからの話を総合すると、厳しいが以下のような共通点があった。
★日本のプロ野球に関しては、選手のレベルにとてつもなく高い信頼がある。だが、それ以外のスポーツ(4大スポーツ)に関しては、日本人が想像する以上に評価が低い
1.そのため、野球以外のスポーツでは、日本で実績をつくってからアメリカに挑戦・・・というパターンをあまり好まない。アメリカに渡ってきて、アメリカで実績を作る選手を優先したいという傾向がある。ただし、話題作りのためだけに獲得をする場合はある。
2.バスケットボール等では、高卒でNBA入りし、即戦力になる選手もいるために、相当な実績があるか、とてつもない才能・能力を感じさせない限りは「外国人選手の23歳」という年齢は、(英語会話の能力のこともあり)すでに遅いとみなされる。つまりアメリカ人の23歳選手と比較すると、チャンスを与えられる可能性は低くなる。ということは・・・24歳以上はほとんど獲得意思がないということになる。高いレベルのリーグになればなるほど、その傾向がある。
3.体の小さい選手は、相当優れた身体能力がない以外は獲得しない。たとえばバスケットボールでは、小さい選手の場合、オフェンスの時はともかく、ディフェンスの時には1人、選手がいないのと同じで、特にプロチームでは致命傷だという。
4.チームに誘われた時が、自分の“旬”である。自分の実力に自信がないから今はプロに行かない、という言葉は絶対に言わないほうが良い。チーム側は、選手の能力を認めているのであって、プロレベルでプレーできるかどうかの判断は、選手自身がするべきことではないから。選手の未来に賭けて、即戦力だとは期待していない場合もある。それを、もっと実力がついてから・・・というような独りよがりな考えを持つと、特に外国人の場合は、チャンスが他の選手にまわってしまって、2度と自分のところへ来ない可能性が高くなる。同じ能力があるならば、外国人選手ではなく、アメリカ人選手を獲得するからだ。それも、毎年、才能ある(自分よりも)若い選手が現れる。チームが自分を待っていてくれる保証はまったくない。それで上記のように、23歳に近く、また、それ以上になってしまうと・・・
夢見る選手には、本当に申し訳ないのだが・・・やはり、巨額のドルが動くアメリカのスポーツ ビジネスなので、高いレベルになればなるほど、シビアなのは仕方がないのだろう
そんなアメリカのスポーツ界を考えると、やはり早い時期に英語を話せるようになり、アメリカのスポーツがどういうものであるかを知る必要があると思う。そして、なるべく若い年齢のうちに、プロチーム関係者に自分に賭ける価値がある、と感じさせるような能力をみせる必要があるのだと、改めて思った。彼らとは今でも連絡を取り続けているが・・・上記の条件をクリアする日本人選手が現れて、近い将来、そんな厳しい条件の中を成り上がっていったら・・・カッコいいな、と思った
http://www.sportstryout.info/2007summer/index.html
|